ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》 作:JINISH
妖精学校に異変が起こった。
その異変の正体は、ソウラに助けられ、世話になっていたチビの本当の姿、凶悪怪獣・ギャビッシュだった。
ギャビッシュは校舎の扉にある影水晶を吸収し、更にプリキュア教科書を吸収した事でプリキュアとの戦闘の対策をしていた。
それによってふたりはプリキュアSPLASH STARからハピネスチャージプリキュアまでのプリキュア達が水晶化されてしまった。
同じようにエクセル達を水晶化しようとしたが、エクセルの咄嗟の判断で水晶化を免れるも、水晶の牢獄と化して閉じ込められる。
その状況を救い出したのは、G.F所属のキュアウーコンことウォン・シャンティだった。
その後にエブラーナ王国の王女のキュアコアトルことラインハルト・ジェラルダイン(ライハ)がGo!プリンセスプリキュアからひろがるスカイプリキュアと共に合流する。
彼女達は反撃開始と言わんばかりに変身アイテムを構える。
「プリキュア・プリンセスエンゲージ!」
「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」
「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」
「キュア・ラ・モード・デコレーション!」
「ミライクリスタル!ハート、キラッと!」
「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」
「プリキュア・オペレーション!」
「プリキュア・トロピカルチェンジ!」
「プリキュア・デリシャスタンバイ!パーティ・ゴー!」
「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!」
「ファンタジック・ダウンロード!」
はるか達はプリキュアに変身する。
「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」
「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
「強く!」
「優しく!」
「美しく!」
「Go!」
「プリンセスプリキュア!」
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
「魔法つかいプリキュア!」
「キュアホイップ!出来上がり!」
「キュアカスタード!出来上がり!」
「キュアジェラート!出来上がり!」
「キュアマカロン!出来上がり!」
「キュアショコラ!出来上がり!」
「キュアパルフェ!出来上がり!」
「キラキラ☆プリキュアアラモード!」
「輝く未来を抱きしめて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」
「輝く未来を抱きしめて!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」
「輝く未来を抱きしめて!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」
「輝く未来を抱きしめて!みんな大好き!愛のプリキュア!」
「キュアマシェリ!」
「キュアアムール!」
「HUGっと!プリキュア!」
「宇宙の輝くキラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
「スター☆トゥインクルプリキュア!」
「重なる二つの花!キュアグレース!」
「ラビ!」
「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「溶け合う二つの光!キュアスパークル!」
「ニャ!」
「時を経て繋がる二つの風!キュアアース!」
「ワン!」
「地球をお手当!ヒーリングっどプリキュア!」
「ときめく常夏!キュアサマー!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!」
「ひらめく果実!キュアパパイヤ!」
「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
「ゆらめく大海原!キュアラメール!」
「はぁーっ!5人そろって!トロピカル~ジュ!プリキュア!」
「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!美味しい笑顔で満たしてあげる!」
「フワフワサンドde心にスパイス!キュアスパイシー!分け合う美味しさ、焼き付けるわ!」
「きらめくヌードル・エモーション!キュアヤムヤム!美味しいの独り占め、許さないよ!」
「ジェントルにゴージャスに、咲き誇るスウィートネス!キュアフィナーレ!食卓の最後を、この私が飾ろう!」
「デリシャスパーティプリキュア!」
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
「Ready・・・」
「Go!ひろがるスカイ!プリキュア!」
「明るく輝く乙女の星!キュアスピカ!」
「月夜に駆ける聖なる妖狐!キュアナインテイル!」
「雲を切り裂く魔除けの雷!キュアコアトル!」
「岩をも砕く功夫魂!キュアウーコン!」
フローラ達は変身完了後、至急妖精学校へ向かう。
ソウラもスピカの肩に乗せてもらって同行する。
ちょうどその頃、妖精学校の方では・・・
「シュート!」
ギャビッシュが妖精学校に現れた事で、影水晶の影が妖精学校の生徒達を襲い掛かってきた。
ギャビッシュの相手はなのは、スバル、ティアナ、エリオ、キャロに任せ、タルトとハミィと共に妖精学校の守備及びその学校の生徒達の避難誘導はユミナを入れた10人の女の子達に任された。
高町ヴィヴィオ、アインハルト・ストラトス、リオ・ウェズリー、コロナ・ティミル、ミウラ・リナルディ、ジークリンデ・エレミア、ヴィクトーリア・ダールグリュン、ハリー・トライベッカ、エルス・タスミン。
その内の7人はG.Fに保護されたミッドチルダからの漂流者である。
彼女達はインターミドルチャンピオンシップに参加した経験がある競技選手達。
リオ、コロナ、ミウラはヴィヴィオとアインハルトとフーカと同じナカジマジムの選手で、ジーク、ヴィクター、ハリー、エルスはインターミドルで知り合った先輩選手である。
「ユミナ、手伝ってくれてありがとうニャ♪」
「ううん、気にしないで。」
「せやけど、あの時みたいにほとんどのプリキュアはん達が固まってまうとは・・・」
タルトは今の光景を見て、以前にこの妖精学校で起こった出来事を思い出す。
「ガンフレイム!」
「紅蓮拳!」
「百式!神雷!」
「ドリルクラッシャーパンチ!」
リオ達は向かってくる影達をそれぞれの技で対抗する。
その最中、スピカ達はただ今到着した。
「なのはさん!みんな!」
「スピカ!」
「話には聞いてたけど、本当にエクセルがプリキュアになったんだ・・・」
「スバル、話は後よ。今はこいつを止めるわよ!」
「はい!」
「学校の方は任せて!」
スピカ、ナインテイル、コアトル、ウーコン、そしてひろがるスカイプリキュアは妖精学校の防衛に回り、Go!プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア、キラキラ☆プリキュアアラモード、HUGっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュア、トロピカル~ジュプリキュア、デリシャスパーティプリキュアはなのは達と一緒にギャビッシュと影水晶の影と対峙する。
ギャビッシュは自身の影から額のダイヤ状のマークに金色の目が特徴の黒い影が様々な姿形に変貌し、無数に溢れ出す。
「また増えたよ・・・!」
「呆れるほどたくさんいるね・・・」
「でも、シュプリームに比べれば知れてるニャン!」
ギャビッシュが放った影が一斉に襲い掛かる。
「みんな!行くよ!」
フローラの号令でプリキュア達が影に立ち向かう。
なのは達はギャビッシュを攪乱しつつ、キャロの補助魔法によるサポートを受けながら、魔力弾で対抗する。
『ちょこまかと・・・!』
ギャビッシュはなのは達の撹乱作戦に苛立つ。
その時、少し離れた所に土が盛り上がってきた。
そこから、毛の生えていない表皮の剝がれたネズミのような怪獣が現れた。
その怪獣の名はフィンディッシュタイプビースト・ノスフェル。
殺害した人間をビーストヒューマンにして傀儡にし、山邑理子を体内に取り込ませたスペースビーストである。
口腔内の再生器官で何度も蘇り、ネクサスとナイトレイダーを苦しめた。
「怪獣がもう一体!?」
『スペースビーストか・・・ちょうどいいや。』
なのは達はノスフェルの登場に戸惑う。
ギャビッシュはなのは達がノスフェルに気を取られている内に妖精学校へ向かう。
「あっ!?待て!」
「スバル!」
「え?うわっ!?」
スバルはギャビッシュを追おうとするが、ティアナの声に反応して振り向くと、ノスフェルが舌を伸ばして襲う。
スバルは間一髪で避け、捕食されずに済んだが、ギャビッシュの進行を許してしまった。
そのギャビッシュに気付いたヒーリングっどプリキュアとデリシャスパーティプリキュアは阻止しようと追いかける。
『邪魔だ!』
ギャビッシュは尻尾から電撃を放つ。
2組はギャビッシュの攻撃に怯む。
否、ギャビッシュの攻撃から免れていたのは、スパークルとスパイシーだった。
「行かせないっての!」
「待ちなさい!」
『うるせぇ!』
ギャビッシュはスパークルとスパイシーに対し、尻尾で薙ぎ払う。
「キャアァァァァァッ!!!」
「スパークル!」
「スパイシー!」
グレースとプレシャスは吹き飛ばされたスパークルとスパイシーを助けに行こうとするが、影に妨害される。
スパークルとスパイシーはそのまま森の方へと吹き飛ばされていく。
その時、スパークルとスパイシーは木々にぶつかる寸前に急に止められた。
その時の痛みも感じず、何が起こったのか分からず、後ろに振り向く。
スパークルとスパイシーの背後にイケメンと言えるほどの青年がいた。
「お前ら、大丈夫か?」
「へっ?!う、うん!平気平気!(え、えぇ~!?あたし、このお兄さんに抱きかかえられてんの~!?)(////)」
「あ、ありがとう・・・ございます・・・(か、かっこいい・・・)(////)」
スパークルとスパイシーは青年の顔を見て顔を赤らめる。
「シンさん!」
「やっと来たね!」
「シンさんがここにいるという事は!」
スパークルとスパイシーを助けたのは、シンだった。
「うわぁ~~~~~!!!」
ギャビッシュから逃げる生徒達がいた。
ギャビッシュは尻尾で生徒達を叩き潰そうとした。
「やあぁぁぁぁぁっ!!」
「ハアァァァァァッ!!」
その時、ギャビッシュの尻尾に強烈な打撃を与え、ギャビッシュを退ける。
ギャビッシュを退けた者の正体は、ネッシーとランスロットだ。
「ネッシー!ランスロット!」
スピカは「やっと来た!」と言わんばかりの表情で心の中でガッツポーズする。
「あなた達は!?」
「新しいプリキュアクク!?」
「大丈夫?」
「危ない所だったわね。」
ネッシーとランスロットはウミンとリック達の無事を見て安心する。
その瞬間、影がネッシーとランスロットを襲い掛かる。
「アクセラレイター!」
近付いてくる影が青とピンクの光によって次々と薙ぎ払った。
ネッシーとランスロットの前に現れたのは、アミタとキリエだった。
「大丈夫ですか?」
「プリキュアじゃないけど、助けに来たわよ。」
アミタとキリエはウミンとリックに挨拶する。
ギャビッシュは口から赤黒い光線を放つ。
「エキストリーム!」
「ルミナリオ!」
その時、ギャビッシュの光線を相殺するように黄金の光線がぶつかり合う。
その光線は、キュアブラック、キュアホワイト、シャイニールミナスのエキストリーム・ルミナリオだった。
「光の使者!キュアブラック!」
「光の使者!キュアホワイト!」
「ふたりはプリキュア!」
「闇の世界のしもべたちよ!」
「とっととお家に帰りなさい!」
「輝く命!シャイニールミナス!光の心と光の意思!全てを一つにするために!」
ブラック達はスピカ達の元に駆けつける。
「ブラック!ホワイト!ルミナス!」
「お待たせ!スピカ!」
「遅くなりました。」
「ブラックが寝坊するからメポ!」
「ちょっと何よ!?私のせいだっての!?」
ブラックはいつものようにメップルと口喧嘩する。
その後、ホワイトが「まあまあ・・・」と宥める。
「3人共!危ないポポ!」
ポルンの呼び掛けに反応するブラック達。
ブラックの背後に影が迫ってきている。
「うおぉぉぉぉぉっ!!!」
「やあぁぁぁぁぁっ!!!」
その影を横槍入れるように殴り飛ばす二人の少女がいた。
フーカとリンネである。
「フーカ!」
「リンネ!」
「ハルさん!お待たせしました!」
「ヴィクターさん!無事だったんですね!」
フーカとリンネはヴィクター達との再会に喜ぶ。
「スパークル!スパイシー!」
「大丈夫?」
「うん!」
「大丈夫よ!」
グレース達とプレシャス達はスパークルとスパイシーの元に駆けつける。
「ギャビッシュにスペースビーストのノスフェルか・・・随分と派手なパーティだな?俺が盛り上がらせてやるぜ!」
シンはウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを出し、それを目に装着する。
よってシンはウルトラマンゼロに変身した。
『ウルトラマン!?』
ギャビッシュはゼロの登場に驚く。
「うおぉぉぉぉぉ~っ!!!!あれが噂のウルトラマンですか!?この目で見られるなんて感激です~!!」
スカイは目がキラキラしながらゼロを見て興奮する。
「あれが・・・ウルトラマン・・・」
「ひゃあ~・・・圧巻物だぜ・・・」
ウルトラマンを初めてみるウーコンとコアトルは驚嘆する。
「学校の方は私達に任せてください!」
「プリキュアの皆はゼロをサポートしてあげて。生徒達にかっこいいトコ見せてあげなさいよ。」
「はい!」
スピカ達はアミタとキリエに妖精学校の事を任せ、他のプリキュア達と合流する。
「タルト王子!ハミィ!水晶化されたプリキュアの皆を元に戻してあげて!」
「合点ニャ!」
「勿論そのつもりやで!」
スピカはブラック達より遅れて合流する。
「皆、授業で習った事、覚えてるニャ?プリキュアがピンチの時も最後まで諦めなかったニャ。」
「プリキュアの皆には、たくさんの人達を助けてきはった。今度はワイらがプリキュアはん達を助ける番やで!」
タルトは息を吸い込む。
「気合や!気合や!気合や~!!」
タルトは気合を入れるとミラクルライトがタルトの手元に現れる。
「さあ!みんなでプリキュアを応援するんや!」
生徒達の手元にもミラクルライトが現れる。
「プリキュア~!がんばれ~!」
タルト達はミラクルライトを振って、学校中に優しい光を注がせる。
その影響で影との戦闘で傷だらけになったプリキュア達や、体の一部が水晶化されたプリキュア達の傷が消え、体の一部の水晶化が解かれ、その上で力が漲り始めた。
勿論、すでに水晶化されたプリキュア達も復活する。
「デュアル・スピリチュアル・パワー!」
「プリキュア・メタモルフォーゼ!」
「スカイローズ・トランスレイト!」
「チェインジ!プリキュア・ビートアップ!」
「プリキュア・オープンマイハート!」
「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」
「プリキュア・スマイルチャージ!」
「プリキュア・ラブリンク!」
「プリキュア・ドレスアップ!」
「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」
「プリキュア・きらりんスターシンフォニー!」
妖精学校から離れた数ヵ所から虹色の光が上昇し、そのまま校舎に降り立ち、その光から水晶化から解放されたプリキュア達が現れる。
「輝く金の花!キュアブルーム!」
「煌めく銀の翼!キュアイーグレット!」
「ふたりはプリキュア!」
「聖なる泉を汚す者よ!」
「阿漕な真似はおやめなさい!」
「大いなる希望の力!キュアドリーム!」
「情熱の赤い炎!キュアルージュ!」
「はじけるレモンの香り!キュアレモネード!」
「安らぎの緑の大地!キュアミント!」
「知性の青き泉!キュアアクア!」
「希望の力と未来の光!華麗に羽ばたく5つの心!YES!プリキュア5!」
「青いバラは秘密の印!ミルキィローズ!」
「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ!キュアピーチ!」
「ブルーのハートは希望の印!つみたてフレッシュ!キュアベリー!」
「イエローハートは祈りの印!とれたてフレッシュ!キュアパイン!」
「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ!キュアパッション!」
「レッツ、プリキュア!」
「大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!」
「海風に揺れる一輪の花!キュアマリン!」
「陽の光浴びる一輪の花!キュアサンシャイン!」
「月光に冴える一輪の花!キュアムーンライト!」
「ハートキャッチ!プリキュア!」
「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」
「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」
「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」
「爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ!」
「届け、4人の組曲!スイートプリキュア!」
「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
「ピカピカぴかりん、じゃんけんポン!キュアピース!」
「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」
「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」
「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」
「みなぎる愛!キュアハート!」
「英知の光!キュアダイヤモンド!」
「ひだまりポカポカ!キュアロゼッタ!」
「勇気の刃!キュアソード!」
「愛の切り札!キュアエース!」
「響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!」
「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」
「天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!」
「大地に実る命の光!キュアハニー!」
「夜空に煌めく希望の星!キュアフォーチュン!」
「ハピネス注入!幸せチャージ!ハピネスチャージプリキュア!」
たった今、プリキュアオールスターズが揃った。
「やった~!」
「復活だ~!」
「プリキュア~!」
妖精学校の生徒達はプリキュア達の復活に大喜びする。
「みんな!ありがとう!」
ラブリーとプリンセスが代表して生徒達に礼を言う。
「くぅ~!この声援・・・いい!プリキュアやっててよかったっしゅ♪」
「喜んでる場合じゃないよ、マリン・・・」
「前もこんな事、ありましたね・・・」
マリンはドヤ顔で余韻に浸っている。
ブロッサムとサンシャインはそんなマリンにツッコむ。
サンシャインの言う通り、余韻に浸っている場合ではない。
影水晶の影が押し寄せてきた。
「みんな!行くよ!」
ブラックの掛け声で影水晶に立ち向かう。
プリキュアオールスターズが勢揃いし、ゼロが加担した今、ギャビッシュとノスフェル、そして影水晶の影の群れに対し、反撃を開始する。
『G.F(ガーディアン・フォース)ショートドラマ』
第七話 ユグドラシル
ジーク達がG.F本部に招待された後、ジークとハリーとの組手をするため、訓練場に連れて行ったシャンティ。
そこでハリーとの組手を終えた後、ジークとの組手を始めるが、その最中にG.Fの隊員が慌てた様子でシャンティに伝えた。
その内容は、ユグドラシルのトランプ共和国に対する宣戦布告である。
ユグドラシルの総帥であるデニーズ・ポーカーがバラージ王国で声明を上げた。
その様子をスパイとして紛れ込んだロック・コールとセリス・シェールが映像を録ってあり、それをG.Fの隊員全員に見せた。
デニーズ「トランプの行く末を憂い、栄光の未来を奪還すべく集まった誇りある同志諸君!我々はついに3人の王女を見つけ、黄金の冠も取り戻すことができた!これにより明日、神聖なる王宮の奪還作戦を決行する!そして、新たなる国王の戴冠の儀を執り行うのだ!1万年の歴史を誇る偉大な、トランプ王家の統治の下、古き良き強きトランプ王国を復活させるのだ!明日こそがトランプの夜明けだ!暗黒の2年に終わりを告げ、このトランプの聖なる地に正義と世界樹の名の下に、光を齎すのだ!」
映像に移っている老齢の男がデニーズ・ポーカーである。
彼はかつて、トランプ共和国がまだトランプ王国だった頃、暁の騎士団を束ねる騎士団長を務め、国を守ってきたが、ジコチューの襲撃により、一度国から逃げ延びていた。
トランプの国の国政が変わってから、その国政が気に食わなかった事を理由にユグドラシルの総帥として支持を集めていた。
デニーズ「過日、トランプの地は強大なる怪物共の侵略を受け、抵抗も虚しく一度は滅ぼされてしまった・・・その恐怖と絶望は脳裏から消え去りはしない。だが人は、そして国は、強くなることができる!自らが強くなってこそ平和は保たれる!伝説の戦士という幻に縋る必要はなくなるのだ!国民一人一人が名実共に戦士となって国を守り、一人一人が国を守る主人公となるのだ!そして、王家は常に国民と共にあるだろう!国民と共に国を守り、国を作る・・・それが新たなトランプ王国なのだ!!!」
デニーズの声明に甲高い歓声を上げるユグドラシルの戦士達。
その歓声は映像越しに響き渡った。
ハリー「ユグドラシル・・・ついに動き出したってわけか・・・」
エルス「エリアさんからユグドラシルの事を聞きましたけど、ここまで支持を集めていたなんて・・・」
シャンティ「あの人が、テッコウやカゲミツと共謀したデニーズ・ポーカー騎士団長・・・」
デニーズの声明を目にし、耳にしたシャンティ達は唖然とする。
バナン「情報によると、ユグドラシルはガストラ帝国が使用された操りの輪でエスタで起こった月の涙現象で地上に降ってきたモンスター共を配下にしたらしい。」
シャンティ「それじゃあ、あの事件の目的はエスタを攻め落とす為じゃなく、戦力を補給する為にルナティック・パンドラを動かしたと!?」
ライオンのような立派な髭を生やした威厳のある老人・バナンはユグドラシルの動向を伝えた。
テッコウが起こした月の涙現象はモンスターを戦力として集める為にやった行為だそうだ。
ハリー「そういや、カゲミツって野郎が幻獣の書を欲しがってたっけ?」
ヴィクター「えぇ。その力をトランプ共和国に攻め入る為に手に入れようとしていたわ。」
ジーク「そっちは何とか阻止できとったから利用されずに済んでよかったけど・・・」
セリス「それだけじゃないわ。プロノーン・カラモスとの通信で得た情報だと、トランプ共和国に保管されているエターナルゴールデンクラウンが盗まれたらしい。」
黄色いパフスリーブのボレロとズボンの女性・セリス・シェールはトランプ共和国で集めた情報を伝えた。
エターナルゴールデンクラウンはプロトジコチューのジャネジーを封印する為に保管されたトランプ王国の家宝のような王冠である。
今はプロトジコチューが完全に浄化された事で、本当の家宝として保管されていた。
その王冠がユグドラシルに奪われたのだ。
ロック「まだあるぜ。ユグドラシルの連中がエボリュウ細胞を現在開発中のミサイルにぶち込んでたらしい。そいつであっちの世界に放って、トランプ共和国との信頼を失わせようって魂胆だろうな。」
バンダナを頭に巻いた銀髪の男・ロック・コールはセリスの後を続くように情報を伝える。
エボリュウ細胞は地球に落下した隕石に付着した正体不明の生体組織である。
素手てちょっと触っただけで能力を飛躍的に向上する事ができるが、大量の出来エネルギーを摂取しなければ命に関わり、場合によっては怪獣になってしまう事もある。
ユミナ「今のトランプは人間界と友好関係が築かれて、将来国連加盟に尽力を尽くしてる。それを台無しにしようとしてるんですね・・・」
ミウラ「酷いお話です・・・」
プリキュアの世界の事をよく知らないリオ達はデニーズの行いを悲観的に見ている。
シャンティ「それで、人間界での状況は?」
バナン「ココ殿とナッツ殿から連絡が入った。プリキュアとウルトラマン達が手分けしてバラージ王国の攻略とトランプ共和国の防衛に来られるようだ。スーパーGUTSと呼ばれる防衛機構が出撃する予定になっている。」
ユミナ「!それは心強いですね!」
ユグドラシルの暴挙に対し、ウルトラマンやプリキュア、そしてスーパーGUTSにも協力を仰いでいるらしい。
バナン「問題は月の涙現象で現れたモンスター達の方だが、バラージ王国とは別にアジトを構えているヘネ魔石鉱で滞在させているらしい。ユグドラシルの戦士達もいるはず。そこでだ。G.F隊員達はその攻略に向かってほしい。」
G.F隊員達「はい!」
セリス「ジャック、アルベルト、エディス、アビドス、バステトが戻り次第、作戦を決行するわ。」
G.Fの任務はヘネ魔石鉱の攻略。
そこに駐屯しているユグドラシルとの戦闘の為に準備を進める。
ハリー「俺達も行きてぇけどな~・・・」
シャンティ「ごめんね、ハリー。戦争規模の事件だし、一般人を危険に巻き込むわけにはいかない。それに、本部を手薄になるわけにもいかないんだ。」
シャンティは空間の歪みによる現象で出現する怪獣の事を予測して、ジーク達をG.F本部に残るように促す。
ユミナ「気を付けてね、シャンティちゃん。」
シャンティ「勿論だよ。リオちゃん達を頼む。」
シャンティはヘネ魔石鉱攻略の準備に向かう。
~~~~~完~~~~~