ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》 作:JINISH
リメイク前のウルトラリリカルキュアファイトに登場したオリキャラが違う形で登場します。
トランプ共和国でクリシスと雑談していたシン。
その時、空間の歪みから溶岩怪獣グランゴンと冷凍怪獣ラゴラスが現れた。
シンはウルトラマンゼロになって、グランゴンとラゴラスを対峙する。
しかし、その最中、風ノ魔王獣マガバッサーが乱入してきた。
マガバッサーの猛攻に苦戦するゼロ。
その時、空間の歪みによって漂流されたなのはとユーノがゼロのピンチに駆け付け、それを助ける。
一方、キュアエレメントとキラキラ☆プリキュアアラモードは空間の歪みから現れたディゴンの群れに悪戦苦闘するが、その最中ヴィヴィオ、アインハルト、トーマ、リリィが介入し、共に戦うことにした。
「アクセルスマッシュ!」
「覇王断空拳!」
ヴィヴィオとアインハルトは得意の格闘技で次々とディゴンの群れを蹴散らしていく。
「吹き荒ぶ風よ、舞い踊って!プリキュア・ハリケーンダンス!」
エレメントはプリキュア・ハリケーンダンスを繰り出し、周囲に囲まれたディゴンの群れを竜巻の中に吸い込まれる。
「パルフェ!」
「ウィ!」
エレメントは技を中断し、パルフェは竜巻で一ヵ所に集まったディゴンの群れの方に飛翔する。
「行くよ!アン・ドゥ・トレビアン!」
パルフェはパフェの器を作り、ディゴンの群れを閉じ込める。
「キラクル・レインボー!」
パルフェはそのままパフェに盛り付けた後、ディゴンの群れを圧縮する。
「ボナペティッ☆」
ディゴンの群れは虹色の爆風によって消滅する。
『銀十字!あの魚人たちを捕捉!』
『敵性存在補足。数、100。』
『トーマ!捉えたよ!』
「了解!」
トーマは一冊の本から次々と本のページを拡散させ、本のページと剣先の間にエネルギーを集約する。
「シルバー・スターズ・ハンドレッドミリオン!」
トーマは本のページからエネルギー弾を発射させる。
ディゴンの群れは無数のエネルギー弾により駆逐される。
「キラキラキラルン、フルチャージ!」
ホイップ達はディゴンの群れを中心にキャンディロッドで5段ケーキを作り、それをディゴンの群れに包み込む。
「スイー・ツー・ワンダフル・アラモード!」
ホイップ達はキャンディロッドのポットを回し、ディゴンの群れを消滅する。
エレメント達は周囲を見渡すが、もうディゴンの姿はない。
「ありがとうございます。」
「どういたしまして。」
エレメントはヴィヴィオ、アインハルト、トーマに礼を言うと、ヴィヴィオが3人を代表してそう返事する。
「あっ!?マヤさんは!?」
エレメントはマヤが去って行った方向に振り向く。
「イージス・ソードトルネード!」
突然、光剣の竜巻がマガバッサーを襲う。
マガバッサーの翼は今の竜巻で羽根が散り散りになっている。
貢献の竜巻を発生させたのは、マヤが変身するキュアイージスだった。
「こいつは私が倒す!」
イージスはラブプリブレスのダイヤルを回す。
「イージス・サウザンドソード!」
イージスは1000本の光剣を召喚し、それをマガバッサーに放つ。
マガバッサーはイージスの攻撃に怯む。
「イージス!」
「無茶だ!ヴィヴィオ!アインハルト!ここを頼む!」
「うん!」
「はい!」
トーマはヴィヴィオとアインハルトにそう言って、イージスの元へ向かう。
「私達も!」
キラキラ☆プリキュアアラモードもイージスの元に向かう。
イージスは再びマガバッサーに攻撃を繰り出そうとするが、背後から熱気と冷気を感じ取り、すぐさま回避する。
イージスは振り返ると、グランゴンとラゴラスが火炎弾と冷凍光線でイージスを狙っている。
グランゴンとラゴラスはイージスを目掛けて火炎弾と冷凍光線を放つ。
「イージス・ソードシールド!」
イージスは6つの光剣の盾でグランゴンとラゴラスの攻撃を防ぐ。
しかし、イージスが展開した盾に罅が生じ始める。
「ディバインバスター!」
「ディバイド・ゼロ!」
なのははディバインバスターを、トーマはディバイド・ゼロをグランゴンとラゴラスに向けて放つ。
グランゴンとラゴラスはなのはとトーマの攻撃に怯む。
「キラキラキラルン!キラキラル!」
ホイップ、カスタード、ジェラート、マカロン、ショコラはクリームエネルギーでマガバッサーの動きを封じる。
「ゼロ!」
「おぉっ!」
ゼロはホイップ達に動きを封じられているマガバッサーにワイドゼロショットを放つ。
マガバッサーはゼロの攻撃により、爆散される。
マガバッサーが倒された後、ゼロはグランゴンとラゴラスの方に目を向ける。
「キラキラキラリン!パルフェ・エトワール!」
パルフェは虹色の3つのリングを作り、ラゴラスの胴体に縛りつける。
その後、ラゴラスの胴体の3つのリングが爆発を起こす。
ラゴラスはその衝撃により倒れる。
グランゴンは尻尾でなのはを叩き落そうとする。
「なのは!」
ユーノはなのはを庇うように、ラウンドシールドでグランゴンの攻撃を防ぐ。
なのははレイジングハートのカートリッジをロードし、杖先をグランゴンに向ける。
レイジングハートの杖先にピンクの光が膨張する。
「エクセリオンバスター!」
なのははグランゴンにエクセリオンバスターを放つ。
グランゴンはなのはの砲撃により、そのままラゴラスの方に吹き飛ばされる。
よって、グランゴンはラゴラスを下敷きに落下する。
「後は任せとけ!」
ゼロはなのは達の前に降り立ち、起き上がったグランゴンとラゴラスに対して身構える。
ラゴラスは冷凍光線を、グランゴンは火炎弾をゼロに放つ。
ゼロはラゴラスとグランゴンの攻撃に対し、ゼロスラッガーを飛ばす。
よって冷凍光線と火炎弾はゼロスラッガーにより弾かれ、片方はグランゴンの背中の突起を、片方はラゴラスの角を斬られる。
グランゴンとラゴラスは怒りが頂点に達し、ゼロを襲い掛かる。
ゼロはワイドゼロショットでグランゴンを爆散させ、その次にラゴラスを撃滅する。
ゼロはマガバッサー、グランゴン、ラゴラスを倒し、変身を解いて、モロボシ・シンとなる。
その後、ウルトラ戦士達とプリキュア達の殆どを集め、なのは達はこのプリキュアの世界に迷い込んだ経緯を話す。
なのはは聖王教会からの要請で、管理世界デントで鉱山奥に神殿が発見されたと言う報告を受け、ユーノと一緒にその神殿の調査に向かった。
その神殿は、バラージ王国の地下で見た巨人の石像、つまりノアの石像が確認された神殿であった。
その神殿にロストロギアがないのか、入念に調査を行なった。
だが突然、目の前の景色がオーロラのように歪みはじめ、その時まで神殿にいたはずが、バラージ王国上空にいた。
その時に、なのはとユーノは管理世界デントにいた時までは大人の姿だったが、今は子供の姿になっていたのである。
時空管理局本局に連絡を取ろうとしていたが、エラーが発生し、通信不可能になっていた為、報告どころか救援も望めない状況になっていたのだった。
しかも、ヴィヴィオとアインハルトの話によると、空間の歪みによる行方不明者が続出していたとの事。
すでに格闘技選手の数名がその影響で消え去ったそうだ。
ナカジマジムにもその影響を受けている。
よって、来年のDSAA公式魔法戦競技会インターミドル・チャンピオンシップの開催が難航される始末だった。
トーマとリリィも旅の途中でその話を聞き、もう一人の旅仲間であるアイシスも実家に帰って寛いでいる所を空間の歪みによって姿を消したそうだ。
なのは達からこれまでの経緯を話した後、このプリキュアの世界で起こったこと、ウルトラ戦士がなのは達のようにプリキュアの世界に迷い込んだことをシン達が説明した。
もちろん、自己紹介をした後にである。
「まさかウルトラマンの他にこの世界に来た者がいるなんてミポ。」
「怪獣が出てきただけでも大変だったのにメポ。」
「しかもシンはん達や怪獣達が出てきたっちゅう空間の歪みの正体が全然掴んでへんからな・・・」
タルト達はなのは達の話を聞いて、今後の事をどうするのか困惑する一方である。
「お姉ちゃんが当てにしていたプロノーン・カラモスの方からも収穫なかったし・・・」
「ユグドラシルにもそれらしい情報が入っていなかったわ。まぁ、革命を狙っていたデニーズさんがそんなことを興味を持つわけないでしょうけど・・・」
まのんとマヤも空間の歪みに関する情報がないと言う。
「フゥ・・・フェイトちゃんとはやてちゃんも空間の歪みに巻き込まれたのかな・・・」
「あんまりそんなことは考えたくないけどね・・・」
なのはとユーノはミッドチルダにいる友達の事を考える。
その夜、ハート型のオブジェが並び、高台にハートをモチーフにした展望台が建っている公園で小さいものだが、空間の歪みが発生していた。
その空間の歪みから、ピンクのポニーテールの少女が現れる。
「な、なんなのよ、一体・・・」
『大丈夫ですか、エクセル?』
「えぇ、大丈夫よ、ブレイブハート。」
エクセルと呼ばれた少女は首に掛けている青い宝玉・ブレイブハートに自身の無事を伝える。
「休暇で実家に帰る途中、急に目の前がぐにゃぐにゃして・・・ていうか、ここどこ?」
『分かりませんが、文字からして、第97管理外世界地球にいるようですが・・・』
エクセルは看板をよく見る。
すこやか市という文字を見て、エクセルは確信を得る。
「うそでしょ!?じゃあ、私、なのはさん達の世界に来たって事!?」
エクセルは看板に書かれてあるすこやか市という文字を見て、なのは達が暮らしていた地球に飛ばされたことに驚く。
尤も、エクセルが知る地球ではないことを知らずに。
ちょうどその頃、小泉学園のとある珈琲店で・・・
「ミコトちゃん、お疲れ様。ありがとうね。」
「いえ、マスターもお疲れ様です。」
ミコトと呼ばれる水色のショートヘアーの少女は珈琲店のマスターに労いの言葉を言う。
「明日、登校日だったわよね?最近真理奈ちゃんと会ってないから心配だったでしょう?」
「えぇ。最近怪獣が現れてから会っていませんので、流石に心配ですね・・・でも、まのんちゃんから真理奈さんの事で毎日メール送って来てくれるので、安心しました。」
「そう。じゃ、明日の登校日、今まで真理奈ちゃんと会わなかった分、ゆっくり話しなさい。こっちの心配はいらないわ。」
「はい。ありがとうございます。」
ミコトはマスターの言葉に甘える。
同時刻、バラージ王国で不穏な動きが蠢いている。
「くそっ!デニーズさんが拘束され、ヤマザキ博士が喪い、マヤが裏切って、イヴィルアイも使い物にならなくなった・・・」
「残されているのは、このモンスターズルーラーとこの城に残った兵だけだ・・・」
城門前で悔しそうに言う軽装備の鎧の人達。
「ウルトラマンやスーパーGUTSがこの世界に来て、我々の革命を阻むとは・・・」
「このままでは我々ユグドラシルの大願が果たせぬ!」
軽装備の鎧の人はユグドラシルの名を口にしたと同時にウルトラマンやスーパーGUTSの事で悪態をつく。
ユグドラシル、トランプ共和国にクーデターを起こし、その国を古く良く強い国を作り変えようと目論む革命組織。
エボリュウ細胞やクローン怪獣を用いてトランプ共和国や人間界に恐怖に陥れようとしていたが失敗に終わった。
マヤもそのユグドラシルの仲間だった。
そう、城門前にいた軽装備の鎧の人達は今説明したユグドラシルの兵士達である
「こうなったらヤマザキ博士のクローン技術を利用して新たな怪獣を生み出すしかない。だが今度は単純なクローン怪獣ではなく、別々の怪獣の細胞を融合した新しいのをな。」
「あぁ。それがいいな。ナケワメーケダイヤもホシイナーボールも残ってる。あとは・・・」
ユグドラシル兵は視線を城門の方に向ける。
その城の中には・・・
「フンッ!フンッ!」
「ウッ!グゥッ!」
ユグドラシル兵が囚人服を纏う金髪の少女の腹に何度も思いっきり蹴りを入れる。
その少女とユグドラシル兵が今いるのは地下牢で、少女は両手首に鎖でぶら下げられて、足のつま先が地面に付く程度の為動けないでいる。
「トランプ王国の未来を踏み躙る者はこうなるのだ!」
「伝説の戦士プリキュアも堕ちたものだな。今のトランプの国ではいずれ滅びへ道になると言うのに。」
ユグドラシル兵はプリキュア達の事を嘲笑うかのように言う。
「関係のない者達を巻き込むお前達ほどではありません・・・」
「なんだと、セレナ!?」
ユグドラシル兵はセレナと呼ばれた少女の胸倉を掴む。
「お前達、ホープキングダムにイビロンが手懐けた怪獣やクローン怪獣を送り出しただけに飽き足らず、人間界にエボリュウ細胞を投入したミサイルを撃ったそうですね?」
「黙れ!」
ユグドラシル兵は再びセレナの腹に蹴りを入れる。
セレナは力なく頭を垂れる。
「チッ、減らず口を・・・!」
「隊長、例の物を持って来ました。」
地下牢のドアを開けて入って来た兵士は人の頭に嵌めれるほどの大きさがある輪っかを持ってくる。
「よし、そいつに嵌めろ。今度こそトランプの国の未来を掴み取るのだ。」
ユグドラシル兵の隊長はセレナにその輪っかを嵌めるように部下に命令する。
ユグドラシル兵は隊長の命令通り、今持っている輪っかをセレナの頭に嵌める。
その後、ユグドラシル兵はセレナの両手首の鎖を外した後、部屋から出る。