ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》 作:JINISH
登校日の日にクラスメートの早乙女ミコトと雑談する真理奈。
まのんからのメールでキュアエレメントの事、ウルトラマンの事、ユグドラシルの事を伝わったミコトは真理奈の無事に安堵する。
その頃、行く当てのないエクセルの前にオシマイダー、ノットリガー、メガビョーゲンが現れる。
セットアップして、立ち向かうも、返り討ちに会われるエクセル。
そんな時、エクセルを助けてくれた14人の少女が現れた。
その少女たちは・・・
「ミライクリスタル!ハート、キラッと!」
5人の少女は楕円型のアイテムにクリスタルのようなアイテムをセットし、楕円型のアイテムをスライド回転し、ハート型にする。
「は~ぎゅ~!」
その後、ハートの部分を押して温める。
それによってピンク、水色、黄色、赤、紫を基調としたコスチュームを身に纏う。
「輝く未来を抱き締めて!!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」
「輝く未来を抱き締めて!!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」
「輝く未来を抱き締めて!!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」
「輝く未来を抱き締めて!!みんな大好き!愛のプリキュア!」
「キュアマシェリ!」
「キュアアムール!」
「HUGっと!プリキュア!」
5人の少女はキュアエール、キュアアンジュ、キュアエトワール、キュアマシェリ、キュアアムールに変身する。
「スターカラーペンダント!」
もう一方の5人の少女は羽根付きのペンをインクボトルのようなアイテムに差し込む。
「カラーチャージ!」
5人の少女は羽根付きのペンで星、ハート、太陽、月、三角をそれぞれ描く。
「煌く星の力で憧れの私描くよ♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪スター、トゥインクル♪スター、トゥインクルプリキュア♪あぁ~♪」
5人の少女は歌い、踊りながら、ピンク、青緑、黄色、紫、虹色を基調としたコスチュームを身に纏う。
「宇宙に輝くキラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
「スタートゥインクルプリキュア!」
5人の少女はキュアスター、キュアミルキー、キュアソレイユ、キュアセレーネ、キュアコスモに変身する。
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
3人の少女はステッキ型のアイテムにもう1人は子犬の首輪中央にボトル型のアイテムをセットする。
「エレメントレベル上昇ラビ「ぺエ」「ニャ」「ラテ」!」
ステッキ型のアイテムにくっついている小動物と子犬のような妖精がそう言い、
「キュアタッチ!」
少女と小動物が互いにそう言って少女たちは肉球をタッチする。
よって4人の少女は白衣を纏い、それがピンク、水色、黄色、紫のコスチュームに変化する。
「重なる二つの花!キュアグレース!」
「ラビ!」
「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ!」
「ぺエ!」
「溶け合う二つの光!キュアスパークル!」
「ニャ!」
「時を経て繋がる二つの風!キュアアース!」
「ワン!」
「地球をお手当!ヒーリングっどプリキュア!」
4人の少女はキュアグレース、キュアフォンテーヌ、キュアスパークル、キュアアースに変身する。
「えぇ~っ!?へ、変身した~っ!!?」
『バリアジャケットとは違いますが、あの服が彼女達の戦闘服のようです。』
エクセルは彼女達が変身した事に驚きを隠せなかった。
そう彼女達がHUGっと!プリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュアである。
まず、HUGっと!プリキュアはキュアエールこと野乃はな、キュアアンジュこと薬師寺さあや、キュアエトワールこと輝木ほまれ、キュアマシェリこと愛崎えみる、キュアアムールことルールー・アムールの5人が結成したプリキュア達である。
はぐくみ市でクライアス社と対峙していたことがある。
次にスタートゥインクルプリキュアはキュアスターこと星奈ひかる、キュアミルキーこと羽衣ララ、キュアソレイユこと天宮えれな、キュアセレーネこと香久矢まどか、キュアコスモことユニの5人が結成したプリキュア達である。
観星町を舞台にノットレイダーと戦った。
最後にヒーリングっどプリキュアはキュアグレースこと花寺のどか、キュアフォンテーヌこと沢泉ちゆ、キュアスパークルこと平光ひなた、キュアアースこと風鈴あすみの4人が結成したプリキュア達である。
すこやか市でビョーゲンズによる地球の病気からお手当をしていた。
オシマイダー達はグレース達を襲い掛かる。
「ぷにシールド!」
グレースとフォンテーヌとスパークルはヒーリングステッキを前に出し、肉球型のバリアを展開し、襲い掛かってくるオシマイダー達を弾き飛ばす。
「雷のエレメント!」
スパークルは雷のエレメントボトルをヒーリングステッキにセットし、蛾メガビョーゲンの動きを止める。
「キュアスキャン!」
フォンテーヌはヒーリングステッキの肉球をタッチし、蛾メガビョーゲンの中を調べ、中に取り込まれたエレメントさんを捜す。
しかし、蛾メガビョーゲンにはエレメントさんも人間もいない。
つまり取り込まれていないという事になる。
「このメガビョーゲン、何も取り込まれていない!?」
「どういうことなのでしょう?!」
フォンテーヌ達にとって、こんなことは今までになかったことなので、信じられないと言いたげな表情を浮かべる。
「プリキュア・コスモ・シャイニング!」
コスモは魔女ノットリガーにプリキュア・コスモ・シャイニングを繰り出す。
魔女ノットリガーはコスモの技に怯む。
「ノットレイダーとは分かり合えたのに、どうしてノットリガーが!?」
「ありえないルン!」
スターとミルキーは魔女ノットリガーの存在に疑問を感じ取る。
怯んだ魔女ノットリガーはほうきでスターとミルキーに振り下ろす。
「プリキュア・ソレイユ・シュート!」
「プリキュア・セレーネ・アロー!」
ソレイユとセレーネはスターとミルキーの前に立ち、振り下ろしてきた魔女ノットリガーのほうきに向けて技を放つ。
魔女ノットリガーのほうきは使い物にならなくなり、この隙にスターとミルキーは魔女ノットリガーにパンチを繰り出し、魔女ノットリガーを吹き飛ばす。
「フレフレ!ハート・フェザー!」
アンジュは扇風機オシマイダーの強風をハート・フェザーで防ぐ。
「スタースラッシュ!」
エトワールはスタースラッシュで扇風機オシマイダーの背後を取り、そのまま突進する。
扇風機オシマイダーはエトワールの技により、前に倒れる。
「解析不能!正体不明の干渉エネルギーによって解析を阻んでいる・・・!」
「アムールでも分からないなんて!どうなってるのですか!?」
アムールは先程の蛾メガビョーゲンや魔女ノットリガーを含めて、扇風機オシマイダーの解析を行ったが、解析できないと言い、マシェリはそれを聞いて混乱する。
扇風機オシマイダーは起き上がって、マシェリとアムールを襲い掛かるが、エールは扇風機オシマイダーの腹部に飛び蹴りを繰り出す。
扇風機オシマイダーは魔女ノットリガーや蛾メガビョーゲンを巻き込む形で吹き飛ばされる。
「仕方ない!一気に決めよう!」
「エール・・・うん!行くよ!」
エールはオシマイダー達を一気に浄化するように提案する。
グレース達はエールの提案を乗る。
「メモリアルキュアクロック!マザーハート!」
ミライクリスタル・マザーハートをメモリアルキュアクロックにセットし、エール達が「ミライパッド・オープン!」と言った後、マザーハートスタイルにフォームチェンジし、プリキュアミライブレスを装着する。
「HUGっとプリキュア!今ここに!」
エール達はメモリアルキュアクロックを囲み、手を翳す。
「ワン・フォー・オール!」
「オール・フォー・ワン!」
「ウィー・アー!」
「プリーキュアー!」
「明日にエールを!」
「ゴーファイ!みんなでトゥモロー!」
エール達はエネルギーを集約し、オシマイダー達を目掛けて光線を放つ。
「皆の思い!重ねるフワ~!」
「シャイニートゥインクルペン!」
フワはピンクの星の付いた黄色い球を作り、スターはそれをシャイニートゥインクルペンを差し込む。
「声を重ねるフワ!キラキラ~!」
「トゥインクル!」
「キラキラ~!」
「トゥインクル!」
「フ~ワ~!」
5色の星がティアラとなり、スター達の頭に装着する。
「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」
スター達はトゥインクルスタイルにフォームチェンジする。
「星の力、輝くフ~ワ~!」
「プリキュア・スタートゥインクル・イマジネーション!」
スター達は虹色の星を作り出し、それを発射する。
「ヒーリングっどアロー!」
グレース達はヒーリングっどアローを手に入れ、スペシャルヒーリングっどボトルをヒーリングっどアローにセットする。
「ヒーリングアニマルパワー!全開!」
ヒーリングっどアローのダイヤルが回ると、グレース達がスペシャルヒーリングっどスタイルにフォームチェンジする。
「アメイジングお手当!準備OK!」
グレース達はヒーリングっどアローのレバーを引くと、虹色のパワーが溜まる。
「OK!」
「プリキュア・ファイナル・ヒーリングっどシャワー!」
グレース達はヒーリングっどアローに溜まったパワーを解放させ、螺旋状の光線を放つ。
「ヤメサセテモライマ~ス・・・」
「ヒーリングッバーイ・・・」
オシマイダー達はエール達の合体技により浄化される。
「す、凄い・・・」
エクセルはエール達の戦いぶりを見て驚嘆させられる。
その頃・・・
「じゃ、また来月ね。」
「真理奈、最近怪獣だけじゃなく、プリキュア達が今まで倒した怪物も空間の歪みから出現している。気を付けてくれよ。」
「了解。」
真理奈は学校の帰りに昼食を摂った後、大貝町にあるプロノーン・カラモスに立ち寄った。
すでに用件は済ましたので、そのまま帰ることになった。
「昨日は大変だったわね・・・高町達の住まいの事は、ノルンに建ててあるログハウスの1軒を貸してやったから問題なかったけど、服や生活用品を持って来なきゃなんないからさ・・・」
真理奈は昨日の出来事を思い出す。
トランプ共和国での祝勝会の後、空間の歪みの影響でプリキュアの世界に迷い込んだなのは達は時空管理局との連絡が今も取れず、救助も期待できない今、行く当てがなかった。
その為、真理奈は人間の世界と妖精の世界に通じるディメンジョンゲートが配置されている開拓島・ノルンに建ててあるログハウスを1軒拝借させることになった。
父と母の手伝いも兼ねて、魔法の練習を欠かせずにやるには十分との事。
あとは洋服や生活用品を、まだ開店している内に必要なものを買った。
食事については人間の世界の側の真理奈の家で食べることにした。
「あ、ゲートと言えば、バラージに通じる方はどうなんだろ?一応様子見に行くかな?」
真理奈は大貝町の外れに、ユグドラシルが使っていたもう一つのディメンジョンゲートについて考えていた。
帰りの事はせつなのアカルンの力でそれぞれの町に戻ったので、ディメンジョンゲートは使っていなかったのだ。
そこで、真理奈はバラージ王国に通じるディメンジョンゲートを調べる為に大貝町の外れにある小屋の方へ向かった。
一方、すこやか市でオシマイダー達を浄化したグレース達は変身を解き、エクセルの元に合流した。
最初は彼女の無事を確認したが、大丈夫だと告げる。
その後、互いに情報交換をしていた。
プリキュアの事、妖精の世界の事、魔導師の事、ミッドチルダの事等を教えた。
それだけではなく、このプリキュアの世界で起きていた空間の歪みの事も話した。
「最近話題になったウルトラマンだけじゃなく、あなたの世界にも・・・」
「えぇ。ミッドチルダにいる先輩たちが心配だわ・・・」
エクセルはミッドチルダにいるなのはの仲間達の事を心配している。
「心配しないで。私達もあなたを元の世界に戻るのに協力するよ。えーっと・・・」
「あぁ。まだ名前言ってなかったわね?私はエクセル・ロータス。エクセルって呼んで。」
「わたし、花寺のどか。よろしくね、エクセルちゃん。」
その後、はな達やひかる達も自己紹介する。
「ん?」
「どうし・・・うぅぐぅっ!?」
エクセルはのどかの反応が気になり、聞こうとすると、強烈な臭気を感じ、無意識に鼻を抑える。
他の皆も同様である。
「な、なんや、この臭いは!?」
「臭いでプルンス~!?」
余りの強烈な臭気に悶絶する一同。
『ララ様、ここから5km先の山奥に臭気の起源を確認されました。』
「臭気の起源!?」
ララはグローブに内蔵されている端末からAIの情報を聞く。
エクセルとのどか達はAIの情報通りの場所に向かう。
次回は『ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ』には登場していなかったあるウルトラマンを出したいと思います。