ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》   作:JINISH

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今回はあるウルトラマンだけでなく、リメイク前にエクセルが変身したオリジナルプリキュアが出ます。


地底の戦士と星の乙女

すこやか市に現れたオシマイダーとノットリガーとメガビョーゲン。

エクセル・ロータスはバリアジャケットにセットアップして立ち向かうが、返り討ちに遭わされる。

その時、HUGっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュアが現れ、オシマイダー達を浄化する。

その後、エクセル達の周りに謎の悪臭が漂わせる。

その原因を突き止める為、AIの情報を元に山奥に向かう。

山の麓にある湖にタツノオトシゴのような顔をした怪獣が浸かっていた。

その怪獣の名前は水ノ魔王獣マガジャッパ。

奥奈良湖に出現して以来、銭湯の水等を臭くさせた異臭の塊のような怪獣である。

ウルトラマンオーブのスペリオン光輪をも弾く程の強固な鱗を持つ。

恐らくエクセル達がいた公園に漂う悪臭の正体はマガジャッパだったのだろう。

フワの力でテレポートさせたことで、現場に着いたエクセル達。

 

「うぅえぇ・・・臭いが強くなった・・・」

「しばらく掃除していなかった小学校のウサギ小屋の臭いなのです・・・!」

「強力吸引車のホースで下水道管を清掃した時の臭いです・・・!」

「長い間シャンプーしていなかった捨てられたワンちゃんの臭いだよ・・・!」

「いや、これはね、洗濯しないで放置したジャージを詰め込んだカバンを開けた時の臭いよ・・・!」

『ララ様、どうやらあの巨大生物が原因のようです。』

「うぅ・・・存在するだけでも生活に支障が出るルン・・・!」

 

エクセルはマガジャッパを発見するが、近くにいるだけでも漂う悪臭に悶絶する。

 

「ブレイブハート、周囲の臭いを消すことができない?」

『残念ですが、あの怪獣から発する臭気を消す手段がありません。しかし、あの怪獣が発する臭気から身を守ることは。』

「それしかないみたいね・・・」

 

エクセルはブレイブハートにマガジャッパから発する悪臭を何とかできないか聞くと、臭いを消すことはできないが、臭いを防ぐことはできると言い出す。

 

「とにかく、あの怪獣を何とかしよう!」

 

のどか達は悪臭に耐えつつ、変身アイテムを手にする。

 

「ミライクリスタル!ハート、キラッと!は~ぎゅ~!」

「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」

「スタート!」

「プリキュア・オペレーション!」

「エレメントレベル上昇ラビ「ぺエ」「ニャ」「ラテ」!」

「キュアタッチ!」

「煌く星の力で憧れの私描くよ♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪トゥインクル、トゥインクルプリキュア♪スター、トゥインクル♪スター、トゥインクルプリキュア♪あぁ~♪」

「輝く未来を抱き締めて!!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

「輝く未来を抱き締めて!!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

「輝く未来を抱き締めて!!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

「輝く未来を抱き締めて!!みんな大好き!愛のプリキュア!」

「キュアマシェリ!」

「キュアアムール!」

「HUGっとプリキュア!」

「宇宙に輝くキラキラ星!キュアスター!」

「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

「銀河に輝く!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

「スタートゥインクルプリキュア!」

「重なる二つの花!キュアグレース!」

「ラビ!」

「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ!」

「ぺエ!」

「溶け合う二つの光!キュアスパークル!」

「ニャ!」

「時を経て繋がる二つの風!キュアアース!」

「ワン!」

「地球をお手当!ヒーリングっどプリキュア!」

 

グレース達は変身完了する。

 

「間に入りにくいんですけど・・・」

 

エクセルはグレース達が変身した時の流れにツッコミを入れる。

 

「ってそんなこと言ってる場合じゃない!ブレイブハート!セーットアーップ!」

 

エクセルはバリアジャケットにセットアップし、変身完了する。

 

「なんか、私だけ浮いちゃうわね・・・」

 

エクセルはプリキュアの変身と比較して、自分だけが浮いていると感じ取る。

だがそうは言っていられない。

マガジャッパは浸かっていた湖から上がって、別の湖を求めるかのように移動を始める。

 

「・・・といけない。ブレイブハート、お願い!」

『デオドライズベール。』

 

エクセルはブレイブハートに命令を出し、自身とHUGっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュアを囲むように青い魔法陣を展開する。

グレース達は青い光に包まれる。

 

「おぉ!臭いがしなくなった!」

「効力は長く続かないわ。あいつを倒すのもそうだけど、臭くした湖を浄化しないと。」

「それじゃ、グレース達は湖をお願い!」

「うん!」

「私も行くわ!」

 

エクセルとヒーリングっどプリキュアはマガジャッパが浸かっていた湖の臭いを消す役割を担い、HUGっとプリキュアとスタートゥインクルプリキュアはマガジャッパの撃破に向かった。

 

 

 

 

 

 

その頃・・・

 

『ネイメア~!待ってたよ~!』

『ヴィヴィオ!リオ!コロナ!お待たせ~!』

 

暗い部屋の中でモニターを見続けていた黒いコートの人物。

モニターでは学生服を身に纏ったヴィヴィオ達。

その中の1人は髪の色は金髪だが、真理奈にそっくりな少女である。

 

「ねぇ、アンタ、ホントに悪いことしないの?」

「リンディとの約束でな。」

 

シャンテは黒いコートの人物を疑わしい目で聞くと、そう答える。

 

(リンディさんの事を知っている?それに約束って・・・)

 

ルーテシアは黒いコートの人物の言葉に引っ掛かりを感じた。

 

「あちらの世界では、もうすぐ大会。MHCP・Ⅸに急がせるか。」

 

黒いコートの人物はモニターを見た後、別のウィンドウを出す。

 

 

 

 

 

 

その頃・・・

 

「あの怪獣、どこへ行くつもりなの!?」

「あの怪獣の進行ルートや、先程発見した湖の広さと深さを計算して、小河内貯水池に行く確率が高いです。」

 

エールはマガジャッパが向かう所が気になり、アムールはマガジャッパの向かう所を計算し、その場所は小河内貯水池だと推測する。

 

「大変なのです!あの怪獣がそこに着いたら、東京や神奈川の生活に必要な水がダメになってしまうのです!」

「東京や神奈川だけじゃありません!あの怪獣をこのまま放っておいてしまっては、いずれは世界中の水が!」

 

マシェリとセレーネはマガジャッパを野放しにした場合の事を予想する。

マガジャッパが浸かっていた湖が臭くなってしまった。

その張本人であるマガジャッパが次々と湖に入り、水を臭くさせてしまったら、完全に水が使えなくなり、生活に支障が来たしてしまう。

 

「なにがなんでも阻止だよ!」

 

スター達は大急ぎでマガジャッパの進行を止めに向かう。

その時、マガジャッパの頭上に矢じり型の光弾が降りかかる。

マガジャッパはその光弾には受け付けず、弾かれる。

その直後、マガジャッパの前に全身にV字型のクリスタルが表れた黒い巨人が降り立つ。

その巨人の名前はウルトラマンビクトリー。

地底の民・ビクトリアンの青年ショウが変身するウルトラマンである。

ウルトラマンギンガと共にビクトルギエルやエタルガーと戦ったことがある。

 

「ひどい臭いがしてきて寄って来てみたら、こいつの仕業か。存在するだけで厄介な奴だな。」

 

ビクトリーは手の甲で鼻を抑える仕草を見せながら、マガジャッパを見る。

 

「ウルトラマン!」

「キラヤバ~!」

 

スターはビクトリーを見て、目が星になっている。

ビクトリーはマガジャッパに蹴りを浴びせる。

その後、何度かパンチをするが、今も漂う悪臭に離れてしまう。

近付いて来るマガジャッパはビクトリーを殴りかかるが、ビクトリーはそれを躱し、反撃しようとするが、マガジャッパが放つ悪臭に苦しむ。

マガジャッパはマガ吸引でビクトリーを吸い寄せる。

その後、マガジャッパはマガ臭気を繰り出す。

ビクトリーはマガジャッパの攻撃に苦しみ、地べたに倒れる。

 

「まずい!」

「助けないと!」

 

エール達はビクトリーを助けに急行する。

一方、エクセル達はマガジャッパが浸かっていた湖に急行する。

 

「湖の臭いを消したら、すぐにエール達と合流しましょう!」

「うん!」

 

エクセルとグレース達は湖に漂う悪臭を取り除いた後、マガジャッパを倒すためにエール達と合流することになった。

湖が見えた瞬間、何かが湖から上がって来た。

姿を現したのは、カエルを思わせるような人間大の怪獣だった。

その怪獣の名は、アンフィビアタイプビースト・フログロス。

下水道らしき場所でナイトレイダーの行動を封じたことがあるスペースビーストである。

惑星ボリスでは、その4倍の大きさで現れた。

そのフログロスが50体もいる。

 

「なに、こいつら!?」

「小っちゃいけど、怪獣なのかな?」

「めっちゃ可愛くないよ!」

「この湖に棲みついちゃったの!?」

 

エクセル達はフログロスの群れを見て驚く。

 

「来ます!」

 

フログロスは緑色の火球を吐く。

グレース達はフログロスの攻撃を躱した。

 

「グレース!フォンテーヌ!スパークル!アース!ここは私に任せて!みんなは湖をお願い!」

「えぇっ!?でも、エクセルちゃん!」

「流石にこの数はヤバいよ!?」

「大丈夫!そう簡単にやられないわよ!」

「・・・分かった。でも無理しないでね!」

「了解!」

 

エクセルはグレース達に湖の消臭を頼ませ、フログロスの群れの相手を引き受ける。

その様子を上空から見下ろす人物がいた。

その容姿は小柄で眼鏡をかけており、細身の長杖を手に持ち、アカデミックドレスを身に纏う少女である。

 

「あやつの言った通りじゃな。キキは生きておる。そして・・・」

 

アカデミックドレスの少女は内ポケットから黄道十二星座のおとめ座の九つの星と八本の線に、そのうち一つの星が大きく描かれたピンクのメモリーカードを出した。

そのメモリーカードが淡く光っている。

 

「また新しい戦士が生まれるようじゃの。」

 

アカデミックドレスの少女は今も淡く光っているメモリーカードを見てそう言う。

フログロスは口から長い舌を出し、エクセルの首を巻き付ける。

フログロスはそのままエクセルを引きずり込む。

 

「ナメないでよね!」

『アクセルシューター。』

 

エクセルはアクセルシューターでフログロスを命中させる。

フログロスはエクセルの攻撃により、舌が残された状態で爆散される。

エクセルは首に巻き付かれた舌を振り解く。

フログロスの群れは緑色の火球を一斉に吐き出す。

 

『ラウンドシールド。』

 

エクセルはそれに対し、ラウンドシールドで守りを固める。

 

「こいつらもそうだけど、あの怪獣に好きにさせてたまるもんですか!水は人だけじゃない!多くの動物や植物にも必要なエネルギーなの!それを奪おうとするなんて、許さないんだから!」

 

エクセルは目の前にいるフログロス達だけでなく、マガジャッパにも湖に被害を与えたことに怒りに燃える。

その時、アカデミックドレスの少女が持つメモリーカードの光が強くなり、それが光の球となり、エクセルの頭上に降りかかる。

エクセルはピンクの光に包まれる。

 

「へっ?えぇっ!?何これ!?」

 

エクセルは突然の事に驚きを隠せない。

その時、光の球がスマートフォン型のアイテムに変化する。

 

「な、なによ?!」

 

エクセルは動揺を隠せなかった。

スマートフォン型のアイテムの画面に「Tap the link」と表示する。

エクセルは恐る恐るアイテムにタッチする。

 

「ファンタジック・ダウンロード!」

 

すると、画面がピンク色に拡がり、そこからピンクの光が溢れ出す。

エクセルはピンクの光に包まれる。

エクセルのバリアジャケットが解かれ、代わりにピンクのコスチュームを身に纏い、天使の翼をモチーフにしたカチューシャの真ん中に星の装飾が飾られ、おとめ座の星座が描かれたスマホポーチが腰に付けられている。

 

「明るく輝く乙女の星!キュアスピカ!」

 

エクセルは自身をキュアスピカと名乗る。

その時、スピカはふと我に返る。

 

「・・・て、えぇ~っ!?私、プリキュアになっちゃった!?ていうか、明るく輝く乙女の星、キュアスピカって何勝手に名前決めてるわけ!?」

 

スピカは今の姿に動揺するばかりである。

だが、そんなことを言ってる場合ではないのである。

フログロスはそのまま緑色の火球を発射する。

スピカはフログロスの攻撃に気付き、ジャンプして避ける。

 

「うわっ!飛行魔法を使った訳じゃないのに、こんなに高く跳んでる!」

 

スピカは自身のジャンプ力に驚く。

フログロスはスピカの方に見上げて、火球を放つ。

スピカは飛行魔法でフログロスの攻撃を避けまくる。

そして、急接近でフログロスに近付き、腹部に蹴りを入れる。

一体のフログロスは他のフログロスに巻き込まれる形で衝突し、ぶつけられたフログロスの群れ共々爆散される。

 

「凄い。ブレイブハートでセットアップした時とは別の意味で強力だわ・・・」

 

スピカは自身の戦闘力にも驚きを隠せなかった。

いろいろ思う所はあるが、後回しにして、目の前のフログロスの群れに目を向ける。

スピカは戦闘を再開する。




キュアスピカの名乗り口上、リメイク前のとは変更しました。
変身アイテムも変更しております。
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