超サイヤ人   作:桂ヒナギク

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3.伝説の変身

「貴様、よくもやりやがったな!」

 ヤムチャという地球人がナッパに突進した。

 ブン!

 ヤムチャの拳がナッパの顔面にめり込むが、大して効いていないのか、微動だにしない。

「ふん」

 ナッパはヤムチャの手首を掴み、後方へ放り投げた。

「死ねええええ!」

 光線技がヤムチャにクリーンヒットし、大ダメージを受けた彼は地面に伏した。

 クリリンという鼻のない男が、悟飯に言う。

「悟飯、悟空が来るまで、なんとか時間を稼ぐぞ」

「で、でも僕、もうヘロヘロで戦えません」

 クリリンが気を悟飯に分け与えた。

「ありがとうございます!」

 悟飯は三人を()()ける。

「赦さないぞ、お前たち!」

「ふん。お前たちの相手はこいつらにしてもらおう」

 ナッパが地面にタネのようなものを撒いた。

 タネからサイバイマンが育つ。

「なんだこいつら?」

 悟飯とクリリン、そして天津飯という三つ目人が応戦。ボロボロになりながらもなんとか撃退に成功した。

「もうボロボロだな。そろそろあっちへ行くか?」

 と、ナッパ。

 ナッパの背後からチャオズという小さな男の子が張り付く。

「天さん、ごめんなさい」

「チャオズ、やめろ!」

 だが、チャオズは自爆してナッパを巻き込んだ。

 しかし、それでもナッパはかすり傷を負うだけで、ピンピンしていた。

「チャオズー!」

「びっくりさせやがって」

「チャオズの仇!」

 天津飯が気功砲を放つ。

「波ー!」

 だが反撃に遭い、天津飯も息絶える。

「そんな、天津飯まで!」

 そこへ、悟空が駆けつける。

「ピッコロ……、ヤムチャ……、天津飯。それにチャオズまで」

「お前がカカロットか。待ってろ。今、その二人が死ぬところを拝ませてやる」

「そんなこと、させねえぞ!」

 界王拳!——悟空は目にも留まらぬ速度で、襲い掛かろうとしたナッパを戦闘不能に陥れた。

「ぐ……」

 片手で持ち上げていたナッパを放り投げる。

「悟空、お前なにしたんだ?」

「界王拳だ」

「界王拳?」

 悟空が二人を見る。

「おめえたち、さっさと地球から出てけ」

 無言でベジータがナッパの手を掴む。

「べ、ベジータ……」

 ベジータはナッパを上空に放り投げると、光線を放って粉砕した。

「足手まといは必要ない」

「ベジータ……」

 と、キャルロット。

「やめだカカロット。今すぐ俺と戦え!」

「待ってベジータ」

「なんだ、キャルロット?」

「あんたじゃ、勝てないよ」

「戦闘力が一の貴様に言われる筋合いはない」

「一かどうか、見てればわかるわ」

「いいだろう」

 ベジータはスカウターでキャルロットの戦闘力を測る。

「カカロット、あんたの相手は私よ」

「オラ、女は殴りたくねえな」

「私は殴るよ」

 キャルロットが気を溜め始める。

「はああああ!」

 上がり始めたエネルギーはどんどん昇り、スカウターが計測不能となって木っ端微塵になる。

「なに!?」

「はああああ!」

 キャルロットの長い黒髪が、金色に変色し、同色のオーラをその身に纏う。

「なんだ、その変わりようは? まさか、超サイヤ人なのか!?」

 ベジータは驚き戸惑う。ちょっと前に会ったばかりの女が、こうもあっさりと超サイヤ人へと変身したのだから。

「かかってきな!」

「界王拳!」

 悟空がキャルロットの懐に飛び込んだ。

 キャルロットを拳で乱打する悟空。

 しかし、てんで効いていない様子のキャルロット。

「ふん」

 デコピンで悟空を吹っ飛ばす。

「うえああああ!」

 後方に吹っ飛ばされた悟空は、岩壁にめり込んだ。

「あ……」

 やりすぎた、そう思うキャルロットだった。

 




原作通りになんかやんないよ?
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