超サイヤ人   作:桂ヒナギク

7 / 20
7.ナメック星

 ナメック星。

 ドドリアを撒いた悟飯は、茂みに身を潜めていた。

 ドドリアが悟飯を探しながら通り過ぎていく。

 悟飯は急いでブルマの元へ戻った。

 そこには、クリリンとデンデもいた。

「撒いたのか」

「はい、なんとか」

 そこへ、小さな気が二つ迫ってくる。

「………!?」

「ブルマさん、隠れて!」

「え?」

 四人は洞窟の中に隠れる。

 そこにフリーザ軍の一味がやってくる。

「確かにこの辺で高い数値が出たんだけどなあ」

「スカウターの故障なんじゃねえか?」

「だったらいいけどよ。正直、びびっちまったぜ」

 悟飯が小声で言う。

「あいつらなら僕たちでも倒せそうですよ」

「やるか」

 悟飯とクリリンが一味の前に飛び出す。

「なんだお前たち?」

 悟飯とクリリンは一味に襲いかかり、あっという間に倒してしまう。

 一方、ナメック星の僻地(へきち)に、キャルロットとベジータのポッドが着陸していた。

 気を探るキャルロット。

(大きな気が三つ。一つは移動してる?)

「なにしてる?」

「うん? 戦闘力を探ってたの」

「戦闘力を探る?」

「集中すれば気配だけで居場所がわかるわよ」

「なんだと?」

「……? 何か来る」

 刹那、目を血張らせたドドリアが現れた。

「誰かと思えばベジータ!」

 振り返るベジータ。

「ほおう。ドドリアさんじゃないか。何しにきた?」

「ベジータ、お前は地球で裏切り者を始末するはずだったはずだ」

「予定が変わったんだ」

「予定? そうか、フリーザ様をやっつけるとか、片腹痛いわ」

 イラついたベジータは気弾を放った。

「うわ!?」

 慌ててかわすドドリア。

「何をするんだベジータ!?」

「ふん。ガタガタ言ってる場合か? こっちには超サイヤ人がいるんだ」

 ベジータはそう言って、キャルロットを見る。

「私?」

「キャルロットは超サイヤ人に変身できるんだ。ドドリア、貴様など一溜まりもないはずだ」

「待って。戦う理由がないんだけど?」

「残念だったなベジータ。そこの可愛い(おなご)は戦う気がないようだぞ」

「まあ、お前など俺の手でも十分だがな」

「なにを!?」

 ドドリアがベジータに攻撃をしかけた。

 ベジータは攻撃をかわし、カウンターで怯ませ、追い討ちの乱打を浴びせる。

 殺られる、そう思ったドドリアは逃げ出そうとする。

「逃がすか!」

「ま、待てベジータ! そうだ! いいことを教えてやる!」

「ほおう?」

「お前たちサイヤ人の惑星ベジータは隕石の衝突で滅んだんじゃない。フリーザ様自らが破壊したんだ」

「なにい!?」

 怒り狂ったベジータが光線でドドリアを消し炭に変える。

「うわああああ!」

 悲鳴を上げながら最期を迎えるドドリアである。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。