アサルトリリィ EATER 神を喰らう者   作:星ノ瀬 竜牙

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アサルトリリィってゴッドイーターと似てるよね

じゃあクロスオーバー書くか。

で書きました。よろしくお願いします。


プロローグ

その日、私は憧れの人と出会いました。

黒く長い髪が、マントのようにたなびいていて、とても綺麗でした。

 

そして、もう一人…………

 

「君、大丈夫か!?」

 

翠色のポンチョと金色の狼が刻まれた白い服。

そして力強い声。1度その声を聞いたら忘れられないその人。

 

「怪我をしてるのか……夢結!美鈴!ここは任せる!

俺はこの子達を安全な所まで連れて行く!!」

 

「わかりました!道は僕達で確保を!夢結!」

 

「はい、お姉様!!」

 

翠の武器(CHARM)を振るい、瞬く間にHUGE(ヒュージ)を掃討するその姿を

私はずっと、この目に焼き付けていました。

 

「あ、あの……」

 

「大丈夫、俺達が君達を絶対に助ける!だから、信じてくれ!」

 

「…っ、はい!大丈夫だよ、みんなが助けてくれるから……!!」

 

隣で怪我をしてる蹲る友達に声をかけながらも、

あの二人の姿がずっとこの目から離れませんでした。

 

「─────安心しろ。こんな状況、俺達が覆してやる!

 

その力強い言葉は、今も……私の心に刻まれています。

 

 

───────

 

白い鬼のような顔を持つ怪物(ヒュージ)が襲いかかる。

 

「まさか、テイル種ですの!?」

 

「っ……一柳さん!下がりなさい!!」

 

「ぇ……あっ…………」

 

死───────

覆せない現実が、一柳(ひとつやなぎ) 梨璃(りり)に襲いかかる。

そこに居るヒュージを屠る者(リリィ)が最強と呼ばれていても、

間に合わない。絶望的な現実だった。

 

無論、それはそこに居るのが彼女達だけであったなら、だが。

 

「伏せろ!!」

 

「っ……!」

 

叫びと共に翠の閃光が、梨璃の前を通り過ぎる。

その翠の閃光は白い鬼を一太刀で斬り伏せた。

 

「まったく、脱走ヒュージだけじゃなく……

オウガテイルまで出て来るなんてな……そこのリリィ。無事か?」

 

「ぁ……貴方は……」

 

その翠の髪も、翠のポンチョもその声も

一柳 梨璃にとっては見覚えのあるものだった。

二年前、彼女を救った1人だったからだ。

 

「……来ていたのね。空木(うつぎ)教官」

 

「白井こそ……珍しいな。お前が他のリリィと組むとは」

 

「生徒会長からの命令だったからよ」

 

「なるほどな。生真面目な出江(いずえ)らしいな。

(かえで)J(ジョアン)・ヌーベル。一柳 梨璃。怪我は……一柳がしているか。少し待ってろ」

 

白井(しらい) 夢結(ゆゆ)とどこか親しそうに話す空木と呼ばれた男性。

彼はポーチからガーゼと消毒液を取りだして梨璃の前にしゃがみこむ。

 

「あ、あの……どうして私の名前を?」

 

「ん?ああ、そうか。一柳は補欠合格だったか。俺は百合ヶ丘女学院(ここ)の教導官。

まあ、教師なんだよ。よろしくな。っと、ちょっと染みるぞ」

 

「っ……そ、そうなんですね!ごめんなさい!そうとも知らず!」

 

「気にするな。そもそも女子校にいる男なんて不審人物以外の何者でもないからな。ん、これでよしっと」

 

「あ、ありがとうございますっ!」

 

梨璃の怪我の応急手当をする青年を見ながら、

楓は空木という姓と彼の所持しているCHARM(チャーム)を見て気付く。

 

「空木……?もしかして……貴方は、あの空木レンカ様ですの!?」

 

「ん?ああ、そういえば名乗ってなかったな。あのが何を指すのかはわからないけど、俺は空木 レンカであってるよ。あとあんまり様付けはしないでくれ。むず痒い」

 

「空木……レンカ……?」

 

「なっ、貴女!レンカ様をご存知ではありませんの!?

この極東の最前線で常に戦い続け、ヒュージネストをも沈めた揺籠隊(ゆりかごたい)の隊長にして夢結様と並ぶ人類最強のリリィですのよ!?」

 

「ご、ごごめんなさいっ!?い、田舎者でしてそういうのには疎くて!?」

 

「あー……うん。まあそんな感じだ。話がちょっと盛られてる気もするが」

 

空木レンカの名を聞いてもピンと来ていない梨璃に信じられないモノを見たように楓は捲し立てながら彼がどれだけ凄いのかを説明していく。

それを見てレンカは苦笑いをしながら、むず痒そうに頬を掻くもすぐに切り替え、真剣な表情で三人のリリィを見回す。

 

「さて、と。雑談はここまでだ。白井、脱走したヒュージはどうなってる」

 

「擬態を使って今も潜んでいるわ。一度だけ一柳さんを奇襲していたけれど」

 

「なるほどな……そこまでの知性があるとするなら、

特型級と認識しても良さそうだな。他のテイル種の確認は?」

 

「コレだけよ」

 

もの言わぬ死骸となった白い鬼(オウガテイル)を見つめる夢結。

ふむ、と状況を整理しつつレンカは作戦を構築していく。

 

「と、なると他のテイル種は脱走したヒュージと群れている可能性があるな。

ヌーベル、一柳。CHARMの起動はできるか?」

 

「ええ、私の『ジョワユーズ』は既に」

 

「わ、私はさっき夢結様に教えられて契約をしました!」

 

「……ってことはまだ起動はできてないんだな?」

 

「うぅっ……はい……ごめんなさい……」

 

「責めてはいないさ。新入生はまだCHARM(コイツ)との契約が終わってない事の方が多いからな」

 

レンカは自分のチャームを見つめながら、思い返すようにぼやく。

 

「なら、一柳はCHARMの起動が確認でき次第戦闘に参加してくれ。

バックアップは俺がする。唐突な実地訓練になって悪いな」

 

「そんな!私こそ足を引っ張ってしまってごめんなさい!」

 

「気に病むな、俺も戦い始めた頃は一柳と似たようなもんだったからな。

コイツの使い方すら知らなかったし」

 

まだ未熟だった頃の自分を思い浮かべて

苦笑いをしつつ、レンカはフォローを入れる。

彼もまた、新人だった頃は梨璃のように未熟だったのだから。

 

「レンカ……様が……?」

 

「様はやめてくれ。むず痒いから。……そうだ、俺も未熟だったんだ。

それでも、こうして戦えるようになった。だから足でまといだと気を病むな。

今は出来ることを考えろ。いいな、一柳」

 

「はいっ!」

 

「いい返事だ」

 

フッと笑い、レンカは周囲を見渡す。彼の視界と耳に入ってくる情報。

それは既にヒュージを捉えていた。

 

「奇襲か、来るぞ。白井、ヌーベル、一柳!構えろ!

命令は三つだ!死ぬな!死にそうになったら逃げろ!そして隠れろ!

運が良ければ不意をついて倒せ!

そして不利だとしても諦めるな。状況を覆せ!いいな!?」

 

「それでは命令は5つではありませんこと!?」

 

「諦めなさい、この人はそういう人……よッ!!」

 

上空から目眩しのガスを撒き散らし奇襲するヒュージ

その対処に先行したのは

銀の刀身と銃身を持つCHARM《ブリューナク》を構えた白井 夢結だった。

 

「バカッ!!ヌーベル!白井の援護射撃!!

一柳はCHARMの起動まで少し距離を離せ!!

俺がオウガテイルをしばらく引き受ける!そっちのヒュージは任せるぞ!」

 

「わかりましたわっ!」

 

「え、えっ!?空木さんは!?」

 

「そう簡単にくたばるほど俺はヤワじゃない!心配するな!」

 

レンカの姿は即座に煙の中には隠れ、その直後にオウガテイルの雄叫びが聞こえてくる。

 

「っ……くっ……!」

 

「夢結様!援護しますわ!!」

 

触手を使い、夢結を翻弄するヒュージを

楓が銃形態へと変形させた己のCHARM《ジョワユーズ》で援護していく。

 

「しまった……!!」

 

「夢結様っ!?……私はっ……!?」

 

しかし、ヒュージは楓の射撃を気にもとめず触手で包み込み捕らえていく。

この怪物は判断したのだ。最も厄介な者の動きを封じ、その後他の連中を潰そうと。

 

それは確かに、現状において最適解に近かっただろう。

一柳 梨璃のCHARM《グングニル》が起動しなければ。

 

「これ、はっ……!!」

 

「一撃でしてよっ!そのぐらいはできまして?」

 

「はいッ!!」

 

【■■■──ッ!!!】

 

ヒュージは仕掛けてくる二人のリリィに気付く。

だが遅い。既に彼女達の振るうCHARMの刀身は……

 

「「やぁあああああああッ──!!」」

 

ヒュージの触手を斬り裂いていたのだから。

 

【■■■■ッ──!?!?】

 

奇声を上げながら、ヒュージは己の姿を変形させていく

リリィを殺さねば己が死ぬ。故にその怪物は己が持てる最大限の力を使い屠ろうとする。

 

しかし、それも既に後手に回ってしまっているヒュージには無意味であった。

 

「……堕ちなさいッ!」

 

【■■■■ッ!!!!???】

 

触手を斬り裂いたことで解放された夢結のブリューナクによって叩き潰されたのだ。

 

レンカ──ッ!!

 

「上出来だッ!!」

 

グォオオオオオオオオッ!!!!!

 

【■■■■■ッ!!!!】

 

レンカは自分のCHARMの持ち手を押し込み、引っ張ることで

雄叫びをあげる黒い怪物をCHARMから出現させる。

 

「あれはっ!?」

 

「あれが……捕食形態(プレデタースタイル)……!

レンカ様のCHARM……《リベンジャー》に許された四つの形態の1つですのね……!」

 

「喰らえ……【ミヅチ】──ッ!!」

 

グガァアアアアアッ!!

 

白い鬼と異形の怪物。それら全てを 顎が割れ変貌した黒い怪物が喰らいつく。

捕食形態。それは空木レンカを含めた少数のリリィが

所有するCHARMにのみ搭載されている形態。

超常たる存在であるヒュージを喰らうその姿。

それを見た者がいつの日か、敬意と畏怖を込めてこう呼んだ。

 

 

 

『神を喰らう者』と──

 

 

 

 

 

 

 




空木レンカ
神喰らいのやべーやつ。
TVアニメ[GOD EATER]の主人公であり
神薙ユウや加賀美リョウと同じ立ち位置に居る
メンタルガチガチ系男子。
足が筋肉的に太い。

一柳梨璃
アサルトリリィにおける主人公。
なんか色々凄い力を秘めてる噂がある。まだ覚醒してない。
あしがおふとい。

白井夢結
アサルトリリィにおける橘朔也。
メンタルガチガチだと
アサルトリリィのお話を1人で解決できるという噂がある。
あしがおふとい

楓・J・ヌーベル
通称Jの者だったり・J・と言われるアサルトリリィにおける顔芸枠兼ガチレズ枠。
社長令嬢でありレンカ達の事もかなり知っている。
あしがおふとい

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