半妖の黒夜叉   作:ヘタレ寝癖人間

2 / 7
佐渡ノ大親分

零「んで、色々話して貰おうか」

 

とわ達がとわの家に帰ってとりあえず神社の隣にある爺さんの家のリビングでマミゾウの向かいに座った

 

マミゾウ「まぁまぁ、そうカッカせんでもよいじゃろ?」

零「いや、答えろ」

マミゾウ「全く・・・せっかちじゃのう。・・・お主が眠っている間に四百年以上の時が過ぎた」

零「いや、そこら辺は良いんだよ。何でとわは俺を知っててアイツらはこの時代に妖怪と戦ってたのかを答えろ」

 

俺が淡々と聞きたいことを言葉に出すとマミゾウが溜め息を付いた

 

マミゾウ「ワシも詳しくは知らん。ただ、時代樹に何らかの力が働いたのは確かじゃ」

零「時代樹・・・確かあの下にゃ根の首が居るんじゃ・・・」

マミゾウ「あぁ、かごめ達が退治した根の首が時代樹と絡み合ったんじゃろう。戦国の世から来た2人から虹色真珠の気配があったが・・・」

零「あぁ、多分その妖気に当てられて飛ばしたんだろうよ」

 

マミゾウは少し考えた後に立ち上がってコーヒーをいれる

 

零「良いのか?人の勝手に飲んで」

マミゾウ「安心せい。許可は取ってある」

零「俺、それ、飲めない」

マミゾウ「何故片言なんじゃ・・・。はぁ、とりあえず今日は休め。戻るのも時間が掛かるじゃろう」

零「おう。んじゃそうさせて貰うわ」

 

俺はそのままそとに出て俺が出てきた穴に入る

 

零「うん。今日も俺は頑張った。おやすみなさい」

根の首『何なんだコイツは・・・』

 

次の日

 

もろは「兄ちゃん・・・何やってるんだ?」

零「んあ?何だもろはか・・・。何って寝てたんだよ」

もろは「そ、そうか・・・」

零「で、もろはは何してんの?」

もろは「ここ何か臭うんだよなぁ・・・」

零「それって・・・コイツの事か?」

 

俺は土に手を突っ込み根の首を掴むと手を出してもろはに見せる

 

もろは「根の首?」

零「こいつに頼めば元の場所に帰してくれんじゃねぇの?・・・・多分」

もろは「多分って・・・・」

 

俺は根の首をもろはに渡して穴を出る

 

零「後は勝手にやんな。俺はもうちょいこの時代を見てくる」

 

俺は適当に歩きながら神社の階段を降りた

そこで見たのは速く動く鉄の箱、かごめが乗ってた鉄の馬、あとそこら中から上手そうな匂いがしてくる

 

 

 

しばらくすると大きな建物が見えた

門の所に聖ガブリエル学園って書いてある

 

零「なんて読むんだ?」

 

解らなかったが上手そうな匂いもするしきっと茶屋か何かだろう

俺はそう思って建物に入った

 

零「ムムム・・・何かこっちからいい匂いが・・・!」

 

匂いを辿って扉を開くと広いところに出た

俺がそこに入ろうとすると誰かに肩を掴まれた

 

 

 

一方その頃昼休憩になったとわは中庭のベンチに座っていた

 

昨晩とわはせつなが夢の胡蝶に夢を喰われ夢を見れなくなったことを知った

 

とわ(どうにかしてせつなの夢を取り戻さないと!)

零「だーから、別に怪しい者じゃないんだって!」

 

とわが頭を上げるとそこには用務員の赤髪の少女に首根っこを掴まれている零が居た

 

???「はいはい、話なら私の家で聞くから」

零「何でお前んちオンリー?」

とわ「れ、零!?」

 

とわはベンチから立ち上がって零に近付く

 

零「とわ?何でここに?」

とわ「何でってここ私の学校だし」

零「学校?聞いたことあるな・・・。それっててすとーとかしけんっつう雑魚妖怪が居る所じゃ・・・」

とわ「テストの事?」

零「テスト?」

 

零は頭を傾げながら唸る

 

???「とりあえずアンタは不審者だから話は聞かせて貰うわよ」

とわ「わぁ!待って待って!その人私の兄で家に忘れたお弁当持ってきただけなんです!」

???「え?そうなの?」

零「そうなんじゃねぇの?」

 

零と少女が顔を見合わせた後とわを見る

 

零「とにかく飯だ!蛮奇、何か無い?」

蛮奇「お弁当ならあるけど・・・要る?」

零「・・・・頂こう」

 

零が蛮奇から弁当を受け取るととわが驚いた顔を見せる

 

とわ「え!?零、この人知ってるの?」

零「知ってるも何も昔馴染みだし・・・」

とわ「も、もしかして・・・」

零「おう。蛮奇は飛頭蛮っつう中国の妖怪だよ、」

蛮奇「よろしく」

とわ「エェェェェェェェェェ!!!!????」

 

この昼、聖ガブリエル学園全体にとわの叫びが響いたと言う

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。