半妖の黒夜叉   作:ヘタレ寝癖人間

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刹那ノセツナ

あの後結局事務所なる所に引っ張り出されとわの義父、草太に連れられてとわの家まで来た

 

零「面目ねぇ・・・」

草太「良いんだよ。昔姉さんが世話になったしね。それに芽衣に母さん、お爺ちゃんやとわまで助けて貰ったしね」

零「んまぁ、実際の所助けたのはマミゾウであって俺じゃねぇけど・・・」

草太「細かい事は言いっこ無しだよ」

 

草太はソファから立ち上がってリビングに向かう

俺はしばらくゆっくりしていると別の部屋の扉が開いて

せつなが出てくる

昨日の服と違ってテレビで見たぴあにすとなる人間が着ていたのに似ている

 

零「・・・・・プッ」

せつな「殺す」

 

俺が可笑しくて笑っているとせつなが手に青筋を浮かべる

 

零「悪かったって」

 

俺はせつなを抑える

 

零「にしてもさ、せつなは何でずっと家に居るんだ?」

せつな「することがない」

零「もろはだってそうだろ?」

せつな「アイツと私は関係ない」

 

俺は溜め息を着いてせつな手を引っ張る

 

せつな「な、何を!?」

零「外に遊びに行くんだよ。ちっとは外に出ねぇとな」

 

俺が外に向かうと草太がリビングから出てくる

 

草太「あぁ、待って!」

 

草太に止められて振り向く

 

草太「服が泥だらけだしこっちのパーカーを着なよ」

 

草太が黒い服と茶色い服、後ズボンを見せてくる

俺はそれを手に取り自分の服を脱ぐ

 

せつな「ここで着替えるのか?」

零「え、そうだけど駄目だった?」

せつな「別に駄目では無いが・・・」

零「?」

 

俺は茶色い服の上に黒い服を着てズボンを履く

 

零「よし!準備完了!行くぞせつな!」

せつな「お、おい!」

草太「晩御飯までには帰ってくるんだよ」

 

草太の言葉を扉越しに聴きながら俺はせつなの手を掴んで走った

 

せつな「出たは良いが何処に行くつもりだ?」

零「ん?ゲーセンっつう所だよ。マミゾウのところの若い衆がこぞって夢中になってるんだってさ」

せつな「下餌戦だと?それは一体どんな戦いだ?」

零「何でそんなニッチな間違いするかな・・・。つか、んな戦い俺も聞いたことねぇよ」

 

俺は頭を抑えながら溜め息を着く

そのまませつなの方を向く

 

零「ゲーセンってのは遊ぶ所だよ」

せつな「遊ぶ?そんなことをしている暇は私にはない。早く向こうの世界に戻らなくては・・・」

零「その方法がわかんねぇから手ェこまねいて草太ん家で籠ってんのか?」

 

せつながキッと俺を睨み付ける

俺はケラケラ笑いながらせつなの前を歩く

 

零「睨むなよ。ちょっとは息抜きが必要ってこった」

せつな「私には必要ない。それに油断した者から真っ先に死ぬ」

零「ここじゃあ死なねぇよ」

 

俺は歩く方を変えて路地に向かう

 

せつな「待て何処に行く!」

零「悪ぃな。ゲーセンは中止だ。代わりにオシャンティーなカフェにするわ」

 

せつなはいぶかしみながら俺を見る

俺は一回生欠伸をしてからせつなを見る

 

零「お前だって女の子なんだかは少しはそれっぽいことしたいだろ?」

せつな「興味はない」

 

せつなが踵を返して歩いていく

 

せつな「これも剛億の試しだ・・・」

 

そう言ったせつなの姿は一瞬殺生丸に見えた

 

零「剛億の試し、ねぇ・・・。殺生丸よぉ。お前さん、一体なぁに考えてんのかねぇ・・・」

 

俺は誰にも聞こえない声でそう呟いた

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