陸海空の三兄弟が、ばらばらになって新しい世界に行くそうです。   作:素人小説書き

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前回までのあらすじ
M14は、蓮の過去を見たいため。
部屋の中を探してると、
内戦時代の手帳を見つける。
M14は、興味本位で蓮の過去を見る。
その内容は、M14の予想をはるかに超えたものだった。
そして、M14はさらに蓮の日記を読もうとするが蓮に見つかってしまう。
以上!!終わり!!


第二十五話 約束

蓮「...」スッ...

 

蓮は、家族の写真を見ていた。

 

蓮「はぁ~...」

 

蓮「親父とお母さんが死んでからもう二年か...」

 

蓮「あの時、珍しく隼人が一番泣いてたなー、勇翔はメンタルボロボロになったし本当苦労したよ、あの二人が治るまで丸一年かかったな。」

 

蓮「ん、少し眠いな...」ウトウト...

 

蓮は、眠たくなりそのまま目を閉じる。

 


 

どこかの桜の木

 

蓮「...」

 

蓮は、桜の横に立っていた。

 

???「おい、蓮。」

 

蓮「...父上。」

 

蓮は後ろを振り向く。

 

父上「全く...何処にもいないと思えば近くにある山の頂上にいたとは、その性格は誰に似たんだ?」

 

蓮「...母上かもしれません。」

 

父上「だッはっはっは!!確かに似てるな!!」

 

蓮「...」

 

蓮は、町を見る。

 

父上「いい景色だな。」

 

蓮「そうですね...」

 

父上「...なぁ、蓮。」

 

蓮「何でしょう。」

 

父上「俺が憎いか?」

 

蓮「...どうゆう意味ですか?」

 

蓮は、父上の顔を見る。

 

父上「そのままだ。」

 

蓮「...ええ、大っ嫌いです。」

 

父上「ハハハ!だろうな!」

 

蓮「...なぜ。」

 

父上「ん?」

 

蓮「なぜ、あの時私を助けたのですか?」

 

父上「...」

 

蓮「あなたが来なくても私だけでも倒せるのに何で助けに来たのですか!!」

 

父上「...いいか、蓮よ。」

 

蓮「...」

 

父上「確かに、テロリストごときでお前はやられはしない、だが、他の奴はどうだ?」

 

蓮「...」

 

父上「たとえゴホゴホ!!お前が何とかしても、他の奴はもう死んでるかもしれんぞ?」

 

蓮「...だからと言ってあなたがこなくても良かったのではないのですか。」

 

父上「あほか!ゴホゴホ!!俺は、もう現役じゃないがこの国の兵士だ、たとえどんなことがあっても人を助けるのが兵士の指名だ。ゲホッ!ゴホッ!

 

蓮「...だからっといって、私を庇って銃弾を受ける必要がありますか。」

 

蓮は父上の赤く染まった包帯を見る。

 

父上「ハハハ!お前の体は若いからな!ゲッホ!!あんな野郎にはこの老いぼれの体をくれてやるわ...」バタ!

 

父上が桜の木にもたれながらゆっくり座る。

 

蓮「...っ!父上!」

 

蓮が、父上のそばによる。

 

父上「あいたたた...こりゃまずいな...まだ家内さんに最後の言葉を言ってないのにな。」

 

蓮「そんなことを言わないでください父上!!」

 

蓮は父上の肩を掴む。

 

父上「ははは!ゴホッ!!ゴホッ!!蓮もこんな顔をするんだな!ガハハ!!」

 

蓮「ごめんなさい父上...」

 

父上「ははは、謝らなくていいダメだったら直せばいいただそれだけの事じゃねえか。」

 

蓮「ですか!私を庇ったせいで父上が死んでしまうなんて!!」

 

蓮は泣き出す。

 

父上「...なぁ、蓮。」

 

蓮「...何でしょう。」

 

父上「約束してくれねぇか?」

 

蓮「...」

 

父上が、写真を出す。

 

父上「いいか?どんなことがあっても家族を守ってくれ...俺はもう力がない。」

 

蓮「...」

 

父上「押し付けるようになってしまったが、これからは渡邉家の大黒柱としてみんなを守ってくれ。」

 

蓮「...わかりました父上。」

 

父上「すまんな、今までお前らを家族としての時間をなくして...」スッ...

 

父上は葉巻を出す。

 

父上「...この葉巻も最後か、あれ?」ガサゴソ...

 

父上はポッケの中を探る。

 

父上「ライターがない...はぁ~ゴホッ!!ゲホッ!!最後の一服もなしか...」

 

蓮「...父上」スッ...

 

カチャ...

 

ボッ!

 

蓮が、ジッポライターで火をつける。

 

父上「すまんな、蓮。」スッ...

 

父上が葉巻をあぶる。

 

蓮「...これが最初で最後の親孝行か。」

 

父上「ガハハ!ゲホッ!!馬鹿言え!こんなもん親孝行に入らんわ!」

 

父上が葉巻を吸いながら言う。

 

父上「まぁ、唯一の未練は蓮の結婚したところ見たかったな...」

 

蓮「...あの世で家族を見守ってください。」

 

父上「ああ...後は...たの...ん...だ...」

 

蓮「...はい、わかりました父上。」

 

父上「...」

 

蓮「...さようなら。」

 

蓮は父上の手に持っていた葉巻を持ちそして吸う。

 

蓮「...これが、親父の葉巻の味か。」

 

蓮「これからは、親父の代わりとして動かんとな...真面目な俺はなくすとするか。」

 

蓮は葉巻を吸いながら街の景色を見る。

 

蓮「...」

 

「パパ...」

 

蓮「ん?」

 

「パパ!」

 

蓮「誰の声だ?」

 

「パパ!!」

 

蓮「...?」

 

「パパ!!」

 

 


 

 

「パパ!!」

 

蓮「...ん?」

 

蓮は目を覚ます。

 

M14「あっ、目が覚めた。」

 

蓮「んん?ああ、すまない、うたた寝してた。」

 

M14「駄目だよ、ちゃんとしたところで寝ないと。」

 

蓮「そうだな、じゃあベッドに行くか。」

 

蓮はソファーから起きM14を自室のベッドに連れて行く。

 

M14「わーい!」ぼふぅ...

 

M14が、蓮の布団にダイブする。

 

蓮「ははは、元気だな。」

 

M14「ムフフ!ふわふわ~。」

 

M14は枕を抱えながら言う。

 

蓮「そんじゃ、明日も早いと思うから寝ようか?」

 

M14「うん!」

 

蓮はタオルをもって床で寝ようとすると。

 

M14「あれ?一緒に寝ないの?」

 

蓮「え?」

 

M14が、端による。

 

M14「ここ空いてるよ?」

 

蓮「...そうだな俺もそこで寝るとしよう。」

 

蓮は、空いたところに入る。

 

蓮「じゃあ、電気消すぞ。」

 

M14「うん。」

 

パチ...

 

蓮「...」

 

M14「...」

 

蓮「...狭いな。」

 

M14「そうだね...そうだ!」

 

ガサゴソ....

 

ギュ...

 

M14が、蓮を抱く。

 

M14「これで、狭くなくなったし温かくなるから一石二鳥だね。」

 

蓮「...そうやね。(色々当たってるけど。)」

 

M14「うふふ、パパの体大きいから安心して...ねむ...れ...」

 

蓮「...」

 

M14「くぅ...くぅ...」

 

蓮「...お休み。」

 

蓮はそのまま眠りに落ちるのだった...




はい。
イメージ的にはMGS4を考えながら書きました。
いい感じではと感じますね。
次回は、海自ですね。
コメントなどお待ちしています!
それでは!

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意見 感想 パンツレスリングお待ちしております。
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