匙元士郎に憑依したから色々頑張るお話   作:妖叨+

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ん? 次回予告? ああ、あれは嘘だ。
すいません <(_ _)> 力尽きた作者が悪いんです。
そして1週間ぶりの更新です!
それなにり出来ているはず!


では、どうぞ!


3 目に染みるのは炭酸? それともコーラ?

・・・・気まずい。

(物凄い気まずいんだが。)物凄い来ますいんだが。

ここには俺、小猫ちゃん、木場、匙、ゼノヴィア、イリナが気まずい空気を醸し出す。

あの・・・みなさん、何か喋りませんか? 物凄い居ずらいんですけどぉぉおおお!

 

「さて、そろそろ作戦の主な内容について話す」

 

匙がこのような状況にもかかわらず作戦のことを言い始める。

この状況でやりますか!?

 

「・・・匙くん。僕からも情報を提供させてもらうよ」

 

木場が重い口を開ける。

 

「僕は既にエクスカリバーを持った人物と接触している」

 

「「「「!?」」」」

 

この場にいる匙以外の者が驚愕している。

何故か匙だけポーカフェイス。

普通は驚くだろ、こいつ。神経逝かれてるのか?

 

(「なるほど、2日前の傷はその時にか」)「なるほど、2日前の傷はあの時の傷か」

 

と匙がぼそりと呟く。

え? 匙ってその時に木場と接触してたのか?

 

「フリ―ド・セルゼン。そちらはその人物の名前に覚えはあるかい?」

 

あのいかれ神父か! まだこの街に潜伏してたのか!

 

「フリード・セルゼン。少し前までは名のあるエクソシストだったが、主への信仰なんてなんのそので悪魔を殺すことが奴の生きがいだと私は聞いたことがあるわ」

 

(「・・・やっかいな奴にエクスカリバーが渡るとは・・・」)「・・・やっかいな奴にエクスカリバー渡るとは・・・」

 

イリナとゼノヴィアがそれぞれの意見を述べる。

 

「で、木場。そのエクスカリバーの能力はなんだ? それによって作戦が根本から変わってくる」

 

匙が腕を組み直しながら言う。

 

「ごめん。彼はエクスカリバーの能力までは使ってなかったんだ。だから分からないよ」

 

・・・・・。話についていけないよ。

 

「ゼノヴィア。天界側から奪われたエクスカリバーは何だ?」

 

透明の聖剣(エクスカリバー・トランスペアレンシー)夢幻の聖剣(エクスカリバー・ナイトメア)天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)の3本だ」

 

「・・・・なるほど」

 

匙が手を顎に当て思考を張り巡らしているようで・・・。

そして30秒後。

 

「よし・・・紙とペン。あるか?」

 

と俺に手を突き出してくる匙。

 

「あるわけないだろ!? なんでそんなものを持ってなきゃいけないんだよ!」

 

「なら別にいい。自分のを使うから」

 

そう言って匙が魔方陣を展開させてそこから2枚の紙とペンを出現させる。

そんな手があるなら最初からやれい!

 

「作戦の大まかな説明を始める――――――――――――――――――」

 

 

 

 

 

 

15分後・・・・

 

 

 

 

 

「なるほど・・・これはいい個々の力がフルに使える作戦だな」

 

「これ、さっき考えたのよね? この作戦の質は半年かかってもいいくらいのものよ!?」

 

「・・・分かりやすいです」

 

「凄い・・・」

 

・・・負けた感が半端ない。

多分、頭脳では一生かかっても匙には勝てないと思う。

 

「という事だ。この2枚に書いてある作戦内容を頭の引き出しに入れておけ

 

そう言って2枚のそれぞれの作戦を書いた紙をゼノヴィアとイリナに渡す。

 

「いいのか? これを私達に渡しても?」

 

「この作戦を書いたのは俺だ。同じのを書いたとしても一字一句、間違えることはない」

 

さらっと答える匙。

・・・一字一句間違えないって、こいつの頭の中を解剖してみたいところだ。

 

「わかった。では、私達はこれを覚えて行動すればいいんだな?」

 

「もちろんだ」

 

そう言って腕を組む匙。

そして改めて発言する。

 

「これで作戦の説明は以上だ。解散」

 

匙が号令をかけると同時にゼノヴィアとイリナは物凄い速さで逃げていった。

 

「・・・俺に貸しを作ったことを後悔させてやるよ」

 

何やら寒気のする笑みを浮かべる匙。

・・・これからは匙に貸しを作らないように注意しよう。

そして俺達はゼノヴィア、イリナの食べた分まで支払って店を出た。

 

「匙くん。そろそろ答えを言ってもいいかな?」

 

木場が匙に話しかける。

 

「・・・ここじゃなくて、別の場所に移るぞ。さしあたり、公園でいいか?」

 

と言うと木場は頷く。

え? この2人の間に何かあったんですか?

ま、まさか・・・! 俺×木場説に変わって匙×木場なんてものが生まれたのか!?

いや、そんなことは・・・ないと思うが・・・。

万が一、そんな事があったら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のホモ疑惑が解消される!

 

 

 

 

 

と心の中で歓喜にとどまらず狂喜乱舞しながら公園に移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

///

 

 

 

 

 

 

 

俺達3人は公園のベンチに腰を下ろす。

匙は「飲み物かってくる」といって3分経ったが今だ帰ってこない。

 

「・・・なぁ、木場。聖剣計画って何のために生まれたんだろうな・・・?」

 

「僕にも分からないさ。それと、君たちに僕の事を知ってもらういい機会だ。話そうか。僕の過去を―――――――」

 

自分の他に同士がいて、みんな色々な夢があった。

神に僕達は選ばれた、聖剣の力を僕達は使える・・・そう信じて計画に参加していた。

(でも毎日のように傷つき、たくさんいた同士は少しずつ消えていき、やがて恐怖に身をよせるようになった。)でも毎日のようにたくさんいた同士は傷つき、少しずつ消えていき、途端に恐怖に身をよせるようになった。

次は自分かもしれない、死ぬのは嫌だ・・・そんな日々が毎日続く。

でもいつか、特別な存在になれると信じて・・・毎日過酷な実験に身を投じ、毎日聖歌を歌った。

・・・そしてその結果が――――――『処分』

 

「教会の関係者は「アーメン」と言いながら毒を散布していった・・・。仲間が苦しみもだえながら死んでいく中、同志の1人が僕に・・・」

 

「はい。ストップ」

 

ピト

 

「うわっ!」

 

木場が反射的に身を縮める。

匙が後ろから木場の頬に缶ジュースを当てたからだ。

 

「ま、とりあえず、これでも飲みながら話を聞くとしようか。ほれ、兵藤と搭城さんの分だ」

 

そういって匙は小猫ちゃんにオレンジジュースを俺にもジュースを手渡してくれた。

・・・案外いい奴だな―――――――――

手渡されたジュースを受け取ると手に伝わってきたのは生ぬるい温度。

 

「・・・?」

 

不審に思っておそるおそる缶を見ていと・・・。

『つぶつぶおしるコーラ』と達筆なプリントではられていた。

前言撤回! やっぱり感じ悪い奴だ!

それにしても・・・これを作っている会社、近い未来に倒産するぞ。きっと。

目元を引きつらせながら『つぶつぶおしるコーラ』を見つめる俺に対して匙はこう言った

 

「ゲテモノほどうまいものはない」

 

さらっと言ったけどこれ、やっぱりゲテモノなんだな!

小猫ちゃんがオレンジジュースの缶に目を落としそのまま匙に呟く。

 

「・・・私も貰って良かったんですか?」

 

「ああ。もちろんだ」

 

そう言うと自分用に買ってきたコーラの缶を開けてそのまま飲む匙。

 

「・・・お言葉に甘えさせていただきます」

 

そう言って小猫ちゃんはオレンジジュースの缶を開けて中身を飲み始める。

俺も、飲むとするか・・・。

ゲテモノなのは認識している。故に体がそれを拒絶する。

しかし、ここで飲まずにいると匙にまた痛いところを突いてくるような気がする・・・。

俺は腹をくくり缶を開けた瞬間。

 

 

 

ぷしゃぁぁああああ!

 

 

 

「あばばばばば! がぁぁぁぁああああああ! め、目がぁぁぁああああああ」

 

ぐぁぁぁあああああ!

俺は地面に体を預けてのた打ち回る。

さ、匙のやつ! 『つぶつぶおしるコーラ』を思いっきり振りやがったな!?

しかもそのそのつぶつぶの小豆が顔にあたり挙げ句にはてには炭酸が目にしみるゥぅウうううう!

 

「・・・・アホ丸出し」

 

うぅ! 小猫さまのいたいツッコミ!

 

「ぷっ」

 

ん? 木場が吹きだした声がしたぞ!?

あいつめ! 人がこんな目にあってるのに笑うなど・・・!

 

「ようやく笑ったか」

 

嘆息する匙の声が聞こえる。

 

くっ・・・! 匙のやつめ! 俺を踏み台にしたな!?

俺は目が開けられない今、地面に手を突きゆっくり立ち上がる。

くそぉお! 目が見えん!

 

「答えを聞くぞ、木場」

 

何やら匙が言っているが・・・どんな状況か分からん!

 

「うん。今の僕にあるのは‘仲間’で今の僕に無いのは‘覚悟’かな?」

 

改まって言う木場。

それに対し匙は・・・。

 

「1/3正解」

 

短く答える匙。

ん? 何が答えで何が1/3正解なのか分からん!

 

「・・・どういうことだい?」

 

「今のお前にある‘仲間’は合っている。しかし、大事な何かが抜けている。それに今のお前に無いものは全く違う」

 

無愛想に言う匙に木場は無言になるだけだ。

 

「もう一度考えろ。俺の推理なら、そろそろお前は答えを出せそうな気がする・・・期待してるぞ。木場祐斗」

 

匙が笑みを浮かべたような雰囲気。

 

「・・・ありがとう。匙くん」

 

「・・・先輩も笑うんですね」

 

あー! どんなことが起きているのか見えないからよくわからなぇぇええええ!

 

 




如何でしたか?
といった所で次回!
4 オペレーションΔ

次回を御期待下さい!
感想、評価等お待ちしております。
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