語り部ポルカとホロライブ昔話・ホロライブ童話の世界 作:CHRONOM
ポルカ「しばしの休憩をはさみましたが公演は続きます
皆さんこの後もどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ…
それではわたくしは再び語り部へと戻りましょう…」
そう言うとポルカは闇へと消えていく
エルフと女騎士のこども(に半ば強制的)になった桃鈴太郎
桃鈴太郎はエルフや女騎士に代わって
街へ買い出しに行ったり
洗濯をしたり
芝刈りに行ったり
ご飯を作ったり
ねね「って!これ今まで2人がやってたのねね1人でやってるんですけどおおおおおおおおお!?」
フレア「いやーおかげで助かってるよぉ」
ノエル「おかげで2人の時間が作れるようになったし、ありがとう桃鈴太郎」
ねね「…ま、まぁ!ねねにかかればこんなもんですよねー!よゆーっすよ!」
フレア・ノエル((ちょrrrrrっろ))
と、うまいこと使われながらも3人仲良く暮らしていました
そんなある日のことでした
近くの村にこのような看板が立ちました
【ゆる募☆鬼ヶ島の鬼をぶっ潰してくれるナウなヤングを募集中なんだワ~】
3人(((なんだこの文脈…)))
妙な看板の内容を簡潔に説明すると
鬼ヶ島を拠点に鬼が現れ、多くの村を襲っては金品や女子供を攫っていっているという
ねね「鬼…」
ノエル「あれ、ねぇフレア、ここ見て」
フレア「えっと…報酬は退治したものの思うまま
思うまま…」
エルフと女騎士は暗黒微笑を浮かべながら桃鈴太郎の方を向きます
ねね「えーっと…え?」
桃鈴太郎は嫌な予感がしたのか冷や汗が止まりません
そして数日後
フレア「ついに旅立つんだね…」
ノエル「少しの間寂しくなるけど…鬼退治、頑張るんだよ?」
ねね「いや、まるでねねが望んでいくみたいに言ってますけど違いますよね!?ここ数日圧で押し切った感じですよね!?」
ドゴッ
女騎士の振り下ろしたメイスが近くにあった岩を粉々に砕きました
直前まで反論していた桃鈴太郎は口をあんぐりと開けて顔は真っ蒼になっていきました
ノエル「まだなにか?」
ねね「イイエ、ナンデモナイデス」
フレア「でね、何も持たずに旅立たせるわけにもいかないからね羽織と荷物準備したからこれ、持ってって」
そう言って畳んだ服と旗、そして荷物を手渡します
ねね「おお!なんかそれっぽい!
って!なんで赤いちゃんちゃんこ!?還暦のおじいちゃんじゃないんですけど!?
旗もなんですかこれ!?<全品半額セール中>って、どこのスーパーですか!?」
桃鈴太郎の怒涛のツッコミに「冗談冗談」と、女騎士がちゃんとした陣羽織と旗を渡します
ねね「いや…最初から出しましょうよ…で、こっちの荷物は何なんですか?」
フレア「旅をするにも食料が要り様だろうからね、お弁当みたいなもんだよ」
ねね「お、ってことは定番の」
フレア「うん、桃鈴太郎も好きな」
ねね「きびd「牛丼」なんでだあああああああああああああああああああ!!!!!?」
渡された荷物にはつゆだくの牛丼が3つどんぶりに入っていたのです
ねね「これってきび団子が定番じゃないの!?よりにもよってなんで牛丼!?」
フレア・ノエル「「夕飯が牛丼だから」」
ねね「そんな前日の夕飯を次の日の弁当に入れるお母さんみたいな気遣い要りませんけどぉ!?」
ドゴォ!
ねね「なんでもありません!ねね牛丼大好きぃー!」
メイスの餌食にならないよう
羽織と旗を身に着け背中にどんぶりの入った箱を背負います
最後にエルフが火打石で厄払いをすると
ノエル「それじゃあ、道中気をつけてね」
フレア「無事に帰ってくるんだよ~!」
ねね「ぎゅ…牛丼が重い…」
こうして桃鈴太郎はエルフと女騎士に見送られ桃鈴太郎は出発しました
桃鈴太郎が見えなくなったところで女騎士が口を開きます
ノエル「いっちゃったね」
フレア「桃鈴太郎なら大丈夫だって
変な関係だけ私たちのこど
…って!?なんで牛丼食べてんの!?」
エルフが女騎士の方を向くともちゃもちゃと牛丼を頬張る女騎士の姿がありました
ノエル「いや、そこにならんでたから…」
フレア「どんぶりにはまだ桃鈴太郎に渡す分しか持ってないよ!?ってことは…」
不穏な予感を残し鬼退治への旅路は始まったのです
昨日はお仕事する気にもならないくらい残業して萎えましたがその反動で手が止まりませんでした
次回で桃鈴太郎のお話は終わりかも?