それと不定期投稿です。
グランドラインのとある島でまさに今一時代を築いた男が血塗れで命を落とすところだった。
「なぁーーーロジャー、俺の娘を頼めないか。ぐっ...」
「なんだロックス貴様娘がいたのか」
「あぁそうだロジャーーー俺には娘がいるんだ。俺の宝物だ、本来ならオメェになんか渡したくねぇが俺がこのザマだ、俺の胸のあたりにエターナルログポースが入っている、そこにいるはずだ...」
「あぁ、わかった俺が責任を持って育てよう」
「そんな物この海兵のワシが黙っておらんぞ!」
「ガープ!生まれて来た子に罪はない。おまえもわかっているだろう!」
「うぐ...分かっておる分かっておるが、しかし...クソ、好きにせい儂は何も聞かんかった」
「はぁ...はぁ...恩に着るぜガープ、ロジャー...これでもう後腐れなしだ」
そしてここに一つの伝説が幕を閉じ、また一つ伝説が生まれた。
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ある日突然母は自殺した、たった4歳の私を置いて...
母の死体に呆然として食べ物がないかと棚などを探していると何やら変な柄が入った果物があった明らかに腐っている食べ物かと思ったがそうではないので試しに食べてみたらすごい不味かったそして果物に貼っていた紙を見るとそこには(ネコネコの実 幻像種 キャスパリーグ)と書いてあった、全くなんのこととか分からなかったが気にしなかった。
その後ロジャーというおじさんが来て私を連れて行った、どうやら私に父に頼まれたらしい。私は父など会ったことがない、母からたまに「あなたのお父さんはすごい強い海賊なのよ」と言われていた。おそらく母は父に恨みを持つ海賊に殺されるぐらいならと思ったのだろうと今になって思う。
当時の私はそんな事を考えてもいなかったので簡単に連れていかれ船に乗せられた、その船ではさまざまな人に会い様々な事を学んだ、戦闘は勿論、料理、航海術、医療、そして悪魔の実のことも一人で生きていくには十分すぎる事を教わった。
しかし母のように別れは突然に来る。
「いいか、シャルロッテおまえはロックスを名乗っちゃいけねぇ、それが知られれば世界政府の目に止まる」
正直何を今更と思っていた、こういう事は今までも言われて来た、それ故になぜこのように念を押されているのかが分からなかった。しかし事態は私が思っているより大きかった。ロジャーは今までに見た事ないほど真顔になり。
「俺たちはこれからラフテルに向かう、これまでの冒険よりも激しくなるだろう、またおまえをルージュのところに預ける、俺はもう長くねぇシキのこともある、だから帰って来る約束はできねぇ」
私には分かった(あぁこれは止められないなぁ)とこの人はそういう人だ。そして、私は笑顔でルージュさんと見送って行った。
その数ヶ月後シキには勝った様な事を新聞に書いてあったが私にはどうでもいい、帰ってくればいいとしか思わなかった。その後世間ではロジャーは海賊王と呼ばれた。しかしそう呼ばれたのも束の間ロジャーは捕まったと報道された。私は怒りに身任せそうだった、奴は家族と死ぬより海賊として死ぬ事を選んだのだ。さらにルージュさんの体調も最近は何やらおかしい、ロジャーは俺の子がいると言っていたがお腹が大きくなる気配もない、本人に聞いても「なんでもないわ」とはぐらかされる。さらに島には海兵たちが何やら妊婦を連れて行っている。海兵に理由を聞こうにも「極秘だ」と言われる。あぁ本当やになっちゃう。
その後、出産のためにルージュさんと一緒に病院行っていたらガープという海兵が来た、どうやら引き取ってもらえるらしい。これでルージュさんも生きていればよかったのだが、出産した直後死んでしまった。
よくしてもらっていた人が死ぬのはいつでも悲しいものだ、ガープに「海兵にならんか」と言われたが、これからのことを考えて断っておいた。どうやらロジャーはワンピースとかいう物を残したらしい。私はその時思った、やつの残した物を一つ残らず壊してやる。ワンピースがなくなれば悲しむだろうと。どんな手を使おうとも、全てを犠牲にしてでも...
これが17歳の少女の決断であった。
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とある村から離れた森の中に人影が2人
「おいエース、おまえのねーちゃんまた来るのか?」
「あぁ今度は何もなければ一年いるそうだ」
「おいおい、本当に有名な海賊なのか?おまえのねーちゃんは。手配書も見たことねぇし、海賊がのうのうとこんなところにいていいのか?仲間ぽいし」
「いや、けどよーじじいが言うには、結構有名な海賊だって言うんだ」
「へー俺は聞いたこともねぇがな、それよりさぁ街の方で海賊を見つけたんだ。あとで狩りに行こうぜ」
「あぁそうだな!サボ」
一方話の渦中の姉は
「懐かしいなぁローグタウン、こんな平和なところであのクソ野郎は死んだのか、何が海賊王だ馬鹿馬鹿しい...」
寄り道をしていた。
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"王下七武海" ガープはこの制度を疎ましく思っていた。しかし悪い制度でもないと考えている。世界中で名のある海賊たちの罪を帳消しにする代わりに政府に協力させる、これ自体に問題あるとは思っていない。
しかし自分が娘の様に育てたものがあるのなら別である。
王下七武海
海賊シャルロッテ
薬のブローカー
災厄
元懸賞金7億5500万ベリー
ポートガス・D・シャルロッテ
これが彼の悩みの種だ。他にも秩序の壊し屋、大将狩りなどさまざまな二つ名が存在している。中でも一番タチが悪いのが薬のブローカーとしてだ世界中の薬のシェア全ての商品が彼女のものだ、嗜好品のタバコや医療に使われる麻薬などもちろん違法なものまで、これには海兵としても親代わりとしても頭が痛いガープだ。またたった一人で海賊をやっているらしい、ただ仲間がいるのは分かっていないだけの可能性があるが、しかも七武海の入り方も異常であった。今の彼女の前の七武海を必要以上に痛めつけた後殺したと言う。
「全く酷いことをするもんじゃ、やはりそう言う所は親譲りなのかかの」
今思い出しただけでも酷いものだ、シャルロッテ本人が海軍本部に直接七武海の遺体を持ってきて、そのまま自分を七武海にしろと半ば脅迫に近い形であった。
「あぁ、そうだなガープ、たちが悪い。そんなおまえの娘がそっちの方の海域での目撃証言が出ているが、何かあったら対応できんぞガープ」
「あぁ心配するなセンゴク、何かあった場合はわしが全力で止めてみせる。まぁエースのいるところで暴れることもなかろう。わはははは」
「笑い事か!ガープ」
「それじゃあセンゴクまた」
「おい待てガープまだ話は終わってn」ガチャ
ガープは心配していた。つい先日この村に来たという赤髪とシャルロッテがかち合えば大変なことになると、この平和な東の海で戦争でも起きるのではないかと...
だがそんな心配は杞憂に終わった。
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そんな心配はいざ知らず
「赤髪...」
「災厄...」
海上であってしまった二人の実力者、しかし意外にも折れたのは災厄の方だった。
「心配するな赤髪私はただの里帰りだ、特に他意はない」
「ほう、なるほどあの災厄の故郷はこっちの方にあったか」
「まぁ故郷と言えるぐらい住んでいたわけではないわ、しかしおまえほどの男がこの海域になんの用だ?」
「いや俺たちはただの冒険だ」
「その冒険の代償がその腕と帽子って訳?」
「いや帽子は新しい時代に賭けてきた」
「ふーん、まぁいいわ。あたし急いでるからじゃあね」
こうして一大事は避けられたのであった。
「お頭大丈夫ですか」
「あぁ、しかしやつの出身かここ近くなのは初耳だ。確かに名をあげたのはここら辺だがまさかフーシャ村の付近だとは思わなかった。まさかルフィとも知り合いだったりしてな!」
「そりゃあねえだろお頭」
「ルフィも言ってなかったしな、気のせいか」
気のせいなどではないのであった...
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フーシャ村のとある飲み屋
「えー、じーちゃん本当かよあのねーちゃんが帰ってくるのか?」
「本当ですか?ガープさんあの子が帰ってくるってみんな騒いでますよ。」
「本当じゃ、全くあいつも七武海なんぞになりよって」
「ん?じーちゃん七武海ってなんだ?」
「ルフィまだおまえは知らんでいい!おまえも赤髪なんかに毒されよって」
「シャンクスを悪くいうな!」
「じいちゃんに対してなんじゃその言葉使いは!」
「わーごめんなさいごめんなさい」
「ちょっとガープさん」
その時店の扉を揺らして入ってきた金髪の20歳前半の見た目をして半袖半ズボンを着ている女性がいた。
「そうだぞーじじい、その辺でやめてやれ。私の弟を虐めんでくれ」
「なにがお主の弟だシャルロッテ、血も繋がってないだろ」
「まぁそうなんだけどね」
「全くお主も七武海なんぞになりよって」
「いいでしょ海軍と争う気なんてないんだし」
「え?シャルロッテちゃん七武海になったの?」
「そうだよー」
「おいじーちゃん頼むよ七武海てなんだよ」
「ルフィ!それが人に物を頼む態度か!」
「わー」
「「あははは...」」
今日もフーシャ村は平和である
なるべく間隔を開けない様にしたいです。
忙しいのでコメントとか見れないと思います。