獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
初ハーメルン投稿です。ん?と思うところがあると思いますが生暖かい目で見守ってください汗
オリ主は女です。
DMMO-RPG、ユグドラシル
ユグドラシルとは西暦2126年日本のメーカーが満を持して発売した、仮想世界内で現実にいるかのように遊べる体感型のゲームだ。
かくいう私はこのゲームにハマりのめり込んだ。
富裕層の一人として生まれた私は親や従兄弟たちの常に媚びへつらうような表情に嫌気がさしていた。
常に上へ尊敬の眼差し、思ってもいないことを口に出しへつらう、下へは侮蔑や差別の眼差し、そんな世界に飽き飽きしていた。
だからこそ、ユグドラシルにはハマった。かなりの数のアバターから選べた
私は異形種であるものの人間種と見た目は大差ない種族・竜人を選んだ。レベル100まで鍛え上げ、ユグドラシル内で出会った仲間達とギルドを作り楽しかった。
そして、極悪ギルドとして名を馳せていた《アインズ・ウール・ゴウン》と幾度となく争い、引き分けで終わり続けた。
アインズ・ウール・ゴウンのメンバーの一人であったたっち・みーさんと仲良くなり、交友を持つ事が増えた。
アルトリアが仲良くなったのはギルド長であるモモンガさんと仲良くなった。ユグドラシルに給料のほとんどを課金するレベルのプレイヤーで誰よりも熱意が凄かった。
「…ユグドラシルも今日が最後か…」
アルトリアは一人でギルド《円卓領域・キャメロット城》の玉座にいた。
仲間達とこのギルドを作り上げ、仲間達は現実世界を取って去っていた。誰も最終日まで残る者は居なかった。
するとチャットが流れてくる。
『アルトリアさん、こんにちは、モモンガです。最終日にログインしてたんですね、ボイチャ繋げていいですか?』とモモンガが言ってくる。
『はい、大丈夫です。最後ですから話しながら終わりましょう』
そう言ってボイチャをつなげる。すると頭にモモンガさんの声が聞こえてくる
《こんにちはアルトリアさん、最終日にログインしてたんですね》
元気のない声、モモンガさんは確かにユグドラシルに全てを賭けていたプレイヤーだったから終わりが来ると知って良い感情を抱くわけはないだろう。
「最終日くらいNPC達の顔を見たくて来ました。このキャメロット城もかなり丹精込めて作ったので」
《確かに、キャメロット城は難解な城でしたからね》
アルトリアは歩きながら玉座に向かう
玉座の周囲にいるNPC達を見る
玉座の隣にいるのは【アグラヴェイン】でレベルは自分と同じ100だ。
玉座の間に集まっている騎士達を見て微笑む
端からガウェイン、ランスロット、モードレッド、トリスタンがいた。
ここにはいないNPCもいる。
玉座に座り、モモンガと会話をしながら最後の時間まで待っていた。
《楽しかったですね…》
「そうですね、楽しかった。次があるなら…いや、まだ続けていたかったですね」
《……はい》
時間を見れば後もう少しで終了する時間だった。
「モモンガさん」
《はい》
「もし、ユグドラシル2なんてものが出たらまた一緒に戦いましょう」
《はい、そうしましょう。ありがとうございました》
0:00
終わる、そう思って目をつぶったのだが一向に終わらない。
すると…
「陛下、どうなされましたか」
「………は?」
横にいたアグラヴェインが自主的に声をかけてくる
《アルトリアさん…き、聞こえますか?》
《これ…終わって、ないですよね、NPCが話しはじめてるんですが…》
アグラヴェインに反射的に静かにと言って止めると手を胸に当て『失礼致しました』と言ってくる
『確かに動きはじめてます。自分の意思で…あのモモンガさん』
《はい…なんですか?》
『リアルで見たことがあるんですけど…これって異世界転移…?』
二次創作が大好きな従姉がそう話していたのを思い出す。
《異世界、転移…?》
『ごめんなさい。こっちが落ち着いたらまたメッセージを飛ばします』
前を見ると騎士達が尊敬の眼差しでこちらを見ていた。
(…どうしよ…)
獅子王・アルトリア・ペンドラゴン
【種族】竜人
レベルは100
【武器】ワールドアイテム《聖槍》
【円卓領域・キャメロット城】
極悪ギルドとしてユグドラシルで名を馳せていた《アインズ・ウール・ゴウン》があるとするならば、キャメロット城は極善ギルド、全員は助けはしないけれど助けを求められれば助けるギルドであり、度々アインズ・ウール・ゴウンと戦闘があった(途中から遊びで救援とか関係なくなって来ていた)