獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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今回はキャメロットの属国になる前の王国が帝国から宣戦布告を受けて獅子王に『我々はまだ出来る』事を見せつけるためにカッツェ平野の戦いに挑む話でございます。

アルトリアの作った国の名前どうすれば良いか…案が…何も閃かない…

後半はアインズ様の目線です。


聖剣の光

王国はキャメロットの属国になると正式にザナックが発表したのだが、時を同じくして帝国から戦争の宣戦布告を受け戦いに挑むことになった。

 

王国貴族達は『キャメロットの王にまだ我らがやれるという事を見せよう!!』と躍起になっていた。

 

その様子をキャメロットの執務室で見ていたアルトリアは貴族達の無能さにため息が溢れる。

 

「…我が王、この者共はどうされますか?」

 

アグラヴェインの質問にアルトリアは少しだけ考えるが…

 

「アグラヴェイン、どう思う」

 

アグラヴェインは「私としてみればこの者共は放っておいて良いかと」と言う

 

「救援要請が来ているわけでもないからな、私も同意見だ」

 

アルトリアは椅子に寄りかかる。

 

カッツェ平野での戦いにナザリックがいる以上、王国の全滅いや…壊滅は避けられないだろう。

 

「王国が徴兵する兵士の数は25万、帝国は6万、これは最早勝利は決定だな」

 

王国の被害は洒落にならないだろう。25万全員が死ななくても働き盛りの農民の大半が徴兵されている以上、多数の犠牲者を出せば王国の機能は回らなくなる。

 

「しかし、問題はエ・ランテルだな」

 

「はい、ナザリックが国を建国してしまえば本格的に問題が起こるかと」

 

「本格的に戦えば、少なくともこちらにも被害が出る可能性もある…戦争が終わった後に王国を急いで潰すことは出来るか?」

 

「はい、出来るかと思います」

 

アルトリアは王国の行動を止めるつもりはない。

 

勝手に戦いに挑み勝手に自滅し、王国が崩壊しつつあるところで取って代わる必要がある。

 

(百を救うことは出来ない。だが、選び取ることは出来る)

 

無能な貴族は世界を破滅に追いやる原因だ

 

鏡に映ったザナック王子は貴族達の提案を必死に止めようとしているようだったが、暴走している貴族達は止まらない。

 

ランポッサ三世は本来なら止めねばならないところを何も止めていないようだった。

 

まぁ、キャメロット側からしてみれば別にそこは拘らない。

 

「戦いが終盤に差し掛かって来た際に、我が王の力を王国の市民達に見せ、王国を乗っ取りましょう!」

 

「……ん?」

 

アグラヴェインがやる気になり話し始める

 

 

 

 

 

 

 

王国に戦争を仕掛けると言った時に真っ先に出てきたのは、王国のバックにいるであろうキャメロット陣営が出てくる可能性だった。

 

デミウルゴスもそのことについて警戒していたのか、戦場に同行するアインズの護衛としてアルベドを同行させることになった。

 

(…アルトリアさんとはあれ以降連絡が取れない…彼らが敵対するのはどうしても避けたい…)

 

王国を乗っ取るのがまだ上手くいっていないとデミウルゴスは言っていたが、本当に上手くいっていないのだろうか?

 

アルベドと共に戦場に立ち、戦争が開幕した

 

(…いないな…)

 

彼らの中にアルトリアさんの気配も、キャメロットの騎士も一人たりとも見当たらなかった。

 

(…隠れてるわけじゃない。この戦いには参加していないのか?)

 

キャメロットが抱えている高レベルアサシンが出てこられたら確かに危険だし、急いで戦線離脱しなければならない。

 

超位魔法を展開しても彼らからの攻撃はない。

 

アインズは超位魔法をスキップするアイテムを使い、<黒き豊穣への貢>を発動する

 

 

瞬く間に7万人の命を一瞬にして奪い、そこから黒い仔羊達が5匹出現する。

 

「ハハハハハ!!素晴らしい!!こんなに召喚出来たのは私が初めてではないか!?」

 

「おめでとうございます!アインズ様」

 

アルベドの嬉しそうな笑顔に対し、帝国騎士であるニンブルは恐怖に引きつりながらも「おめでとう…ございます」と褒める

 

四人殺してはいけないと言おうとした際に高位の存在が出現したのに気づき

 

「アルベド!!」

 

「!はい!!」

 

警戒態勢に入れ!と言うとアルベドが身構える。

 

王国の兵士をおおよそ17万人弱ほど虐殺した時、王国側に見覚えのある影が現れた。

 

「アルトリア…さ…」

 

さんと言おうとして止める

 

アルトリアさんが逃げ惑う兵士の前に現れていた。

 

「…モモンガ…いや、アインズ、お前はそこまで人としての感覚を失ったか…」

 

アルトリアさんの声が聞こえてくる

 

遠いはずなのに耳元にまで聞こえてくる

 

アルトリアさんはガセフの横に立ち"聖剣"を構える

 

「!!」

 

聖剣・エクスカリバー

 

ユグドラシルの時、その聖剣を求めて多くのプレイヤーが争った剣だ

 

攻撃威力が高いだけではなく、魔法さえあれば、いや、近くに魔法詠唱者がいれば何度でも連射できるチートレベルの剣

 

あのたっち・みーさんがアルトリアさんとの戦いを繰り返していたのはあの剣が強かったからこそ幾度どなく争った。

 

そして、あの剣はカルマ値が『極善』で無ければ持てず、なおかつ竜人という種族でなければ持てない剣とされていた。

 

聖剣エクスカリバーはワールドアイテムの一つだ

 

アルトリアさんが聖剣を振り上げる

 

周囲から物凄い光が聖剣に集まる

 

約束された勝利の剣(エクス・カリバー)ーー!!

 

物凄い勢いで振りかざす

 

放たれた一撃は金色の奔流となって射線上にある一切を消し飛ばす

 

アインズは帝国軍全体にシールドを貼り、衝撃波を食い止める

 

黒い仔羊達がまとめて吹き飛ぶ

 

「アインズ様…!」

 

アルベドが憎々しげにアルトリアの方を見ていたがアインズを護ろうと警戒態勢に入る




約束された勝利の剣
《エクスカリバー》
集束・加速させることで運動量を増大させ、光の断層による“究極の斬撃”として放つ。 放たれた一撃は金色の奔流となって射線上にある一切を消し飛ばす
本気で放てば数km先から発動が確認でき、攻撃対象がどれほど強大な構造物や大群であっても瞬く間に消滅させられる。
ユグドラシルではその強さゆえに多くのプレイヤーが手に入れるために争った。
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