獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
感想コメントをしてくださる方本当にありがたいです。オバロの知識が未だ軟弱なので、本当にありがとうございます。
ワールドアイテム持ちにはワールドアイテムは意味ないと教わったので急遽、新しい武器が登場したりします。
ここに関しては思っくそfgoと関係ない剣が出てきたり『あれ?これ、アルトリアじゃなくて北欧神話の人が持ってたような剣だよね?』みたいなのが登場します。
カッツェ平野に転移でやって来た時、アインズ・ウール・ゴウンが五匹の黒い仔羊達を出し、王国の兵17万人を虐殺していた。
ガセフはその黒い仔羊達を王のもとに向かわせないように殿を務めていたが、まるでなすすべがない状態だった。
そんな時に、キャメロットの王であるアルトリア・ペンドラゴンが出現し、五匹を纏めて吹き飛ばしてしまった。
聖剣によって吹き飛んだ黒い仔羊達から幸いにも追撃の手は来ない。
「貴殿は…」
横にいたのは黒い仔羊の一匹と戦闘をしていたであろうガゼフがボロボロだった。
「ストロノーフ様!!」
「ガゼフ!」
遠くからラナー王女付きの騎士であるクライムとブレインが走って来る
「二人とも無事だったのか」
ガゼフは二人を見て立ち上がる
ガゼフは立ち上がりアルトリアを見る
「ペンドラゴン殿、助けてくださり感謝申し上げる」
そう言うとアルトリアは横目でだけ見てすぐにアインズの方を見る
物凄く不機嫌な雰囲気を感じる
「…ガゼフ・ストロノーフと言ったな」
「はい」
「早く撤退したらどうだ?私は、無能な貴族が死のうとどうでもいいが、兵士に罪はない。ただ徴兵させられただけでこうも非業の最期を遂げねばならない理由がどこにあった?」
アルトリアの言葉にクライム達は苦虫を噛み潰したような表情をする。
「貴殿の言うことは一理ある。王国の兵士達は望んで来たわけではないかもしれない。だが、兵士達はこの戦場に立った時に全てを覚悟している」
ガセフの言葉にアルトリアは何も言わない。兵士達の亡骸を写した目には何も感じていないような、そんな色をしていた。
(つい最近になって気づいた。この御仁はやはり、人ではない)
姿形は人間そのものだが、人というにはあまりにも力が強すぎる上に存在のあり方が人としては高位すぎる。
人が当たり前に持つ【欲】という感情が欠落しているような、そんな気がしていた。
ガセフは剣を持ち構え、アインズ・ウール・ゴウンの方を見る
「…なんのつもりだ?」
アルトリアの言葉にガセフは笑い
「私は王の剣として最後まで在るつもりだ。王が完全に逃げ延びるまでゴウン殿と一騎打ちを申し込む」
「「!!」」
クライムとブレインがその言葉に驚くが、アルトリアは無表情で
「死にたいのか」
「死にたくはない。だが!!」
ガセフはアルトリアの方を見て吠えるように言う
「貴殿がこの王国を乗っ取るつもりでここに来たのは知っている!あの兵士たちをひたすらに踏み潰して行った黒い羊達をいとも容易く倒した貴殿ならば、きっと王国の民達も認めよう」
「ならば、何故死にに行く?乗っ取られるのが分かるのならば」
「王の助命を乞う!!そのためにアインズ・ウール・ゴウン殿に一騎討ちを申し込む」
その言葉にアルトリアは無表情なまま「お前が死んだ場合、王が生きているかどうか分からないぞ」と言う
アインズが召喚したアンデット達が進んでくる
「私は王のために戦う」
つまりは、アルトリアが王国を支配する時まで生きるつもりがないのだろう。
アルトリアはため息を吐き『好きにしろ』と言って転移門に入る
アルトリアはキャメロットに戻って来ると執務室の椅子に座る。
メイド達が戻って来たアルトリアを見て頭を下げ、脱いだ鎧をしまうと、新しい服を出して着させてくれる。
王国を完全に乗っ取るまで後もう少しだ。
「………」
鏡をもう一つ用意してガゼフの方を見る
「…命を懸けてまであの王の助命を乞う…それほどまで、あの王が死ぬのは嫌なのか…」
自分はアインズほどではないだろうが、人間ではなくなって感覚が麻痺しているような気がした。
転移して来る前は富裕層が貧民層を使って代理戦争をしているのを快く思わなかった。
人の生き死にをどう思ってるんだと怒り、転移前の世界を変えようと努力したことだってあった。
でも変わらなかった。何を提案して実行に移そうとも更に上層部がそれをもみ消し富裕層の金になる事ばかりを叶えた。
(…だから私はあの世界に失望してゲームに逃げ込んだ…本当は、逃げるべきではなかったのだろうけど…)
言っても変わらないバカ達の相手をしたくないと諦め、逃げた
だからこそ、この世界では平等な社会を作りたかった。
踏みにじられることも踏みにじることもないように
人の根は腐り落ちるもの、故に選び取る
人間は進化してはいけない。人間は今のままで十分
文明は人を破壊し、世界を破壊する。
思考が脱線しかけたところでアインズとガゼフが対峙した映像になる。
(…モモンg…いや、アインズはこういうタイプが好きなのか、コレクターとして集めたいんだろうな…)
まぁ、アインズが欲しがるのも無理はない。
ガゼフは確かにこのキャメロットの騎士達と似たようなものを感じた。
ガゼフの戦いはあっさりしていた。それもそのはず、アインズは《時間停止》をしていた。
時間停止中はダメージを与えたりする魔法は発動できないのだが、アインズは魔法が解けたと同時に魔法を発動していた。
ユグドラシルのプレイヤーは確かに《時間停止》対策は必須だし、無論自分もしている。
絶命したガセフを見てアルトリアは王を本当に殺すべきかと思ったが、ガゼフの亡骸が写り
(……予定変更だな)
ふと考えが頭をよぎる。
次回、獅子王・アルトリア、新王国建国!
そして、王国を支配し、新しい国を建国する話でもあります
ツアーさんとアルトリアで旅に出したい…(切実)
戦闘シーン入れたかったけど、まだ早いと思って先送りにします