獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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合間の話が多すぎて困ってます。そして、これから次回予告?するの辞めようかなと思ってます。なんかその通りに書けなくなってるし…

今回はモルガンが動き出します。


閑話・モルガンとラナー

モルガンはキャメロットが、自身の創造主・アルトリアが新たな国を建国出来たことに暴れたいくらい喜んでいた。

 

しかし、王国に行った際に問題は山積みだった。

 

キャメロットを開ける事は出来ないゆえに新たな王都はキャメロットに変更され、市民達はそちらに移る者が多い中、モルガンやトリスタン数名はブリテン王国に残り貴族の選別に当たる事になった。

 

「モルガン様、冒険者組合はあのまま残すのですか?」

 

使える貴族の一人だったレエブン公の質問にモルガンは『えぇ、陛下は使えると判断したのだからあのままよ、青の薔薇の方々は人間の中では強いようですし?』と言う

 

モルガンは自分の創造主に会えない鬱々としていた。

 

その雰囲気が周りにも漏れていた。

 

レエブン公は冷や汗を流しつつ仕事をしていた。

 

「モルガン様、失礼ながら意見を言っても構いませんか…?」

 

「何かしら?」

 

レエブンはお辞儀をしてとある王族の人物について話し始める

 

途中まで興味がなかったモルガンが筆を置き、レエブン公を見る

 

 

 

 

 

 

 

クライムはリ・エスティーゼ王国からブリテン王国に変わってからも変わらずラナー元王女の元で騎士を務めていた。

 

(貴族の方々が追放やキャメロットに移動する中、新王…アルトリア様は何故、ラナー王女様を残しているのだろうか…)

 

何もないのは有難いが、何もなさすぎるのも怖かった。

 

とりあえず、ラナー元王女はザナック元王子と共に居を移され、そこで生活をしていた。

 

クライムは屋敷の戸をノックする

 

「失礼致します。ラナー様」

 

公共の場で『王子、王女』なんて名称を付けては呼べない。

 

そんなことをしたらブリテン王国から目を付けられてしまう。

 

屋敷に入るとそこにいたのはラナーで微笑み

 

「お帰りなさい、クライム」

 

笑顔で言ってくる

 

(ラナー様をなんとしてもお護りせねば…)

 

命に代えても

 

「クライム、ごめんなさい。仕事が終わったら一緒にお茶をしましょう」

 

そう言うラナーにクライムは『私にできることがあればなんなりと!』と言う。

 

仕事を片付けていると…

 

「ラナー様、モルガン様が参られました!」

 

侍女の焦った声にクライムが驚くが、ラナーは冷静に

 

「準備しましょう。クライム、お願いします」

 

「!はい!ラナー様!」

 

その後すぐに入ってきたキャメロットのメンバーの一人であるモルガンが部下を二人ほど連れて入ってくる

 

クライムはモルガンの登場に良い感情にならなかった。

 

この王国に配属されたトリスタン卿やランスロット卿のように紳士的な人間ではなく、悪魔であるモルガンが来る事は大抵悪いことを意味している。

 

モルガンに睨まれたら命の終わりと一部貴族の人間からは言われている。

 

クライムは部屋から出され、部屋の前で待つことにした。

 

「ご機嫌よう、ラナー元王女」

 

嫌味ったらしく"元"を付けて言うモルガン

 

「何か書類に不備がありましたか?モルガン様」

 

その言葉にモルガンは「いえ、大丈夫ですよ、完璧なまでに」と笑いながら言う。

 

「それでは何か?」

 

「私は悪魔で魔法詠唱者ですよ、貴女のその本当の顔を見に来ました」

 

「…本当の顔?」

 

ラナーはその言葉に少しビクつくが笑顔は崩さない

 

「貴女の頭脳があれば大抵のことは出来ましょう、あの悪魔騒動で裏を引いていたのも貴女で、ナザリックとつい最近まで繋がっていたのも」

 

「………」

 

ラナーの気味の悪さはトリスタンも気づいていたのか、アルトリアに『ラナー元王女の処遇について』を進言していた。

 

ラナーは精神異形種だとモルガン自身も感じていた。

 

「我々はナザリック…いえ、魔導国と敵対関係にあります。それも出会えばすぐに殺しあうくらいの関係です」

 

ラナーは無言でモルガンを見つめる。

 

「貴女の在り方は我が王が作る理想都市と懸け離れていますわ、だからこそ、貴女は早急に処理をしなければなりません。ナザリックに今後通じてしまった場合のデメリットを考えればね?あぁ、貴女が死んだ場合、あのワンコちゃんは当然とランスロット卿の配下になります。他人の物同然となりますが」

 

モルガンの真っ黒い笑顔にモルガンの配下二人の粛清の騎士が分かりやすく震える

 

「………それはいけませんわ、クライムが離れて行ってしまうのは悲しいです」

 

ラナーは悲しげな声を出すが表情はまるで泣いてもいない、まるで悪魔のように引き攣った顔をモルガンに向ける

 

「ふふふ…では取引しましょう」

 

モルガンはラナーの表情を見て笑う

 

自分と似たような化け物がこんなところにいた。

 

「……取引?」

 

「貴女が裏切らないという確固たる忠誠を我が王に誓ってください。王に忠誠を誓い、責務を果たした際にはあのワンコと貴女を悪魔にさせてあげましょう!逆に私が裏切ったと感じた場合はあのワンコを強制的にキャメロット第三地下階層に転移させます。魂を悪魔にして、そうですね、私のワンコにするくらいのことをしましょう」

 

モルガンの言葉にラナーは微笑み「頑張ります」と言う

 

モルガンは話を終え、部屋を出るとそこにちょうどいたクライムに微笑み出て行く




なんか、モルガンの性格がやばい方向に転がり込みそう…

アルトリアって言っても【獅子王】です。『騎士王』の方じゃないので理想の世界が少しだけズレてるので悪しからず!
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