獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
投稿頻度が遅かったのはヘルニアのせいとマイクラをやってたせいなので、マイクラのデータ消し飛んだのでしばらくは小説の方に専念します。もうどうでもいいやぁ〜
今回は魔導国の虐殺の後からです。作者がバカなのであんまりデミウルゴスは出ません。
冒険者としての仕事をしつつ、王国で生活していると…
「帝国側に着いたアインズ・ウール・ゴウンが王国側の兵士18万人の死者が出たらしい」
「ガセフ戦士長も亡くなったとのことだ…」
「…あんな化け物達とどう戦えって言うんだ…」
王国と帝国の戦いは王国の惨敗で終わった。
「……この王国はもう終わりに近いな」
イビルアイの言葉にアルトリアは『そうだな』と言う。
「なぁ、アルトリア、一つ聞きたい」
「なんだ?」
「ラキュースから聞いたが、こうなると分かっていたのか?アインズ・ウール・ゴウンの力を知っていたのか?」
「…知っていた、でも、止まらないというのは分かっていた」
「…そうか、ところで一つ聞きたい。アインズ・ウール・ゴウンとお前が戦ってどれくらいの確率で勝てる?」
「………」
縋るような言葉にアルトリアは少し考え込む
「…魔導国の戦力を考えれば一対一でならあちらを複数殺せるとは思うが…纏めてかかって来られたら勝ち目がない。アインズとならフル装備で勝てるが…」
アルトリアの性能的に言えばデミウルゴスやアウラ・マーレの三人なら最初っからワールドアイテムと神話級アイテムで固めて全力で戦えば勝てる可能性がある。
シャルティアやコキュートスになれば流石に圧勝はできない。必ず大怪我や瀕死まで追いやられてしまう可能性だってある。
シャルティアの《血の狂乱》を起こさせれば聖槍でゴリ押しすれば勝てるかもしれないが、そこは分からない
(…アルベドとは戦ったことがないから分からないし、セバスは種族としての相性は良い…)
問題は…
(…ルベドが出てこられたら絶対に勝てないな…)
あれは強敵過ぎる
最悪相討ちになる。
ツアーやラキュースが蘇生してくれる可能性は高いが、プレイヤーがこの世界でも普通に蘇生出来るかは不明なところだ
ツアー曰く八欲王と呼ばれる彼らは何度も蘇生したらしいが、それは課金アイテムをふんだんに使っていたからだろう。
自分も持っているが、ナザリックと本格的に戦うことになれば底が尽きる可能性だってある。
「…あんまり期待しないほうがいい」
「…そうか」
(キャメロット城が転移してくれば話は別なのだが…)
この世界に転移して来る際にいた拠点であるキャメロットがこの世界に転移して来るのならば、それなりに対応も取れるし対策も練れる。
あそこはナザリックとの度重なる戦闘・防衛戦に連なり強化されている大城だ。
NPCが転移して来てくれた場合はナザリックとほぼ互角に戦闘が出来る可能性が高い。
(…まぁ、無いものに強請ったって意味ないか…)
城がないのなら己の実力で戦わなければならない。
持っていないものを強請るよりも可能性を信じた方が良い。
歩いていると…
「青の薔薇・アルトリア様ですか」
兵士の一人がそう声を掛けて来る
「?あぁそうだが…」
「魔導国の魔導王陛下が話をしたいと…」
兵士の表情はとにかく怯えており、縋るような目で見られる。
「!アルトリア…」
イビルアイの心配したような声にアルトリアは『大丈夫だ』と言ってその兵士に続く
ー王宮内にてー
アルトリアは王宮内に入り、兵士に続いて入るとそこにいたのは魔導王となったアインズとアルベド、ラキュースがいた。
他に複数の気配もするので隠密しているのだろう。
(…前は冒険者として来てたけど、今は魔導王として来たか…)
兵士は退出するとアインズが支配者のような口ぶりで話しかけて来た。
確かに、彼はそういうロールプレイだったし、そういう口調なのは王様として下に見られないようにするためだろう。
「単刀直入に言う。私の支配下に入れ」
その言葉にラキュースが息を呑む
アインズ・ウール・ゴウンが部下として勧誘して来たのはガセフ・ストロノーフとクライムから聞いたのだろう、ラキュースがアルトリアを見つめる。
「…貴公にメリットは何も感じないが?」
ナザリックにアルトリアを招くことは内側に爆弾を入れるのと同義だ。
それに、ナザリック地下大墳墓とキャメロット城の戦争の際にナザリックの階層を複数吹き飛ばしたこともある。
(…あの後の報復もまぁまぁ痛かったけど…)
キャメロット城の半分をナザリック勢に吹き飛ばされたこともあった。
「メリットはある。私の敵になる存在が一つでも減るということ、そして、貴女とは何度か剣も交えた。出来るのならば同盟を結びたい」
アルトリアはアインズの言葉の大半が本音なのは分かっている。
「…こっちとしてもルベド達とは戦いたくない。だが、私自身が安全になったとしても意味がない。私の仲間が無事でいられるならそれでいい。実のところ王国がどうなろうと私は別にどうでもいい」
「ならば…」
「エントマを瀕死まで追い詰めたのは私の仲間だ。それを許せるのか?貴公は」
そう言うとアルベドがキッと睨み、アインズから不快な気配が漂って来る
ラキュースは双方の強烈な圧に気絶しそうなのをグッと堪えていた。
「…貴女は自分の子供が襲われたら許すのか」
その言葉にアルトリアはため息をつく
「許す・許さないの問題じゃないだろう?それに、十分そちらはこちらに報復を取ったと思うが?エントマを瀕死に追い詰めた罰を死をもって償わせた。それでおあいこだろう?」
アルトリアの強い口調にアルベドがますます怒りの表情を見せる。
「…アルトリア…」
ラキュースが小さい声でアルトリアを止める。
「…私は誰の味方でもないのだが…青の薔薇のメンバーさえ生きていればそれでいい。どこの国の管轄に入ろうとも」
「ならばこそ我が支配下に入れ」
「…本当に約束出来るのか?仲間を傷つけないと」
「保証する」
「そうか、ならその約束が破られた場合はナザリックの階層を吹き飛ばす」
宣戦布告とも取れるような言動にラキュースは息を呑み、アルベドは武器をいつのまにか持って警戒していた。
「一つ聞きたい。アインズはどうして魔導国を作り上げた?」
そう言うとアルベドが『そのような事をなぜ伝える必要が…』と言いかけるが、アインズに制される。
「この世界に来ているかもしれない友を探すために《アインズ・ウール・ゴウン》の名を世界に知らしめる」
そうハッキリと言うアインズにアルトリアは何も言わなかったが『は?』と内心思っていた。
「……そうか、叶うといいな」
「アルトリア、お前も叶うといいな」
そうハッキリと言いたくなる気持ちを堪え、素直に頷く
友は《ユグドラシル》を辞めて行って最終的に残ったのは自分一人だけだった。
アカウントも消してアバターも消して消えて行った友たちが多い、この世界に転移して来る条件が【最終日にログイン】なら絶対に叶わないし、そもそも、ユグドラシルのデータを最終日以前に消しているのなら絶対にこの世界に来れない気がする。
この世界に来てから転移する条件を考えたのだが、八欲王や六大神、十三英雄のリーダーとその仲間の一人は大抵はワールドアイテムを持っているのと同時に彼らのギルドとは何回か戦ったことがあるが、まぁユグドラシルへの愛情が強かった気がするので途中で止めるようなタイプでもなかった。
現にモモンガだってそうだった。
アルトリアは席から立ち上がってラキュースと共に退出する。
アルトリアは『ナザリックの支配下に入る』とハッキリと明言していません。ボカして答えてるのは今後とある話を書きたいためにボカしました。
登場人物の相関図書こうと思いましたけど、あんまりまとまらないので次回に致します。