獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
大幅に章編集したから違和感あったらごめんなさい。一応、本編思いついたので、本編を書こうかなと思ってこの展開にしました。IFの方は時々書きます。
ーアルトリアー
絶命するビーストマンたち、周囲に敵兵がいないかハサンたちに確認させる
(…ハサンたちはみんなで作ったから動かしやすくてありがたい)
まぁ、オジマンディアスやギルガメッシュは関わってはいないが
おおかた狩り尽くしたようで、いないと伝えてくる
「王、どうされますか?この残骸、持ち帰って研究しますか?」
トリスタンの言葉に少し悩む
無数に積み重なる死体の山
この者達に王国の人間は食われたのだ、王として1人残らず消滅させる方がいいのだろうが…
(死後まで愚弄するつもりはないしな…うーん)
自分一人だけ助かろうとした隊長らしいビーストマンを見ると
「その遺体だけでいい。後は燃やして処分してくれ、ナザリックが変に目をつけたら困る」
「そうですね。かしこまりました」
そう言ってトリスタンとランスロットが離れていく
がガーラン達がビーストマンの残骸のところにいる一方、ラキュースとイビルアイは近くにいた
キングハサンが姿を消して安心したのか二人がやってくる
馬上から見下げているのは嫌だったので地面に降り立つ
別にキングハサンは消えていないのだが
「ありがとうございます。陛下」
頭を下げて言ってくるラキュースに相反し、イビルアイは警戒を解かないのか、そのままだった
「…ビーストマンは手強い存在だったか?」
イビルアイの言葉にラキュースがちょっと…と言っていたが、ジッと見ていた
「簡潔に言えば強いとは言えない存在だったが…」
レベル100のプレイヤーにとってレベル100以下は特に脅威ではないのだ
しかし、油断しきってレベル90に負けた仲間も知っている
90レベルでもやり方を変えれば100レベルの者に勝てる可能性はある
(…まぁ、相当油断して相当慢心しなきゃいい話なんだけど…)
「弱かったか?」
「………」
ランスロット達しか相手していなかったから強いかは分からないが多分強くはないだろう
馬に乗り、村まで戻ってくると、聖槍に補填されていた魂が修復したというのがわかる
村の人たちを蘇生させた後、ランスロットとトリスタンが戻ってくる
テント内で話していると…
「失礼します」
そう言って入ってきた呪腕のハサンに振り返って『どうした?』と言う
「バハルス帝国が魔導国に属国を申し出したとのこと」
帝国の動向を探っていた別働隊のハサンからの報告が入る
「アグラヴェインからお早いお戻りをとのこと」
「分かった。急ぎ転移して戻る、ビーストマンの遺体は後回しでいい」
聖槍をしまい、転移門を作ると
「すまないが、キャメロットに繋がっているからそこから転移で戻ってくれ、手間をかけてすまないが」
そう言って門をくぐる
ーキャメロット・執務室ー
キャメロットに戻ってくると、アグラヴェインから言われたのは魔導王ことアインズが闘技場で武王を倒し、その脅威を見たからなのか、魔導国に帝国が属国化を申し出たとのことだった
「帝国が属国化した際、魔導国の領地は大きくなります。このブリテンと隣接してしまうことを考えたら…あまりよろしくない展開だと…」
アグラヴェインの言葉に少し悩む
モモンガは一体何をしようとしているのか、魔導国として国を立ち上げて何をしたいのだろうか…
(案外…私と一緒で部下の言葉に乗せられて…とかならありえるかな…)
最初は失望されたくないから必死こいていたが、今は国のため、この世界にいる人間のために動けている
「それで、魔導国が帝国を属国化した際に複数の国から使者が来ておりました」
ビーストマン討伐のために出かけていたせいで対処できなかった。それについて謝罪するとアグラヴェインは慌てながら『大丈夫です。陛下』と言っていた
「こちらである程度まとめております。まずはスレイン法国から使者が来ておりました」
「…招いたのか?」
スレイン法国はかつて六大神が築き上げた国家として有名で、ツアーのいる評議国と公ではないが、敵対的であり隣接を避けている国家である
それにプレイヤーがかつていたことからワールドアイテムを持っていると思って間違い無いだろう
「いえ、場所は元リ・ロベル領で行いました。精神保護アイテムを使用しました」
「うん、それならば問題ないだろう」
「次はローブル聖王国の使節団が来ており、まだ王国内におります」
「至急の問題なのか?」
ローブル聖王国の情報はあまり集められていない
理由はヤルダバオトという悪魔の軍勢が侵攻しているらしく、その悪魔がどっからどう見ても嫉妬の仮面を被ったデミウルゴスにしか見えなからだ
ナザリックがそちらに手を伸ばしている可能性がある以上、安易にハサン達を送れない理由にもなっている
「現在、聖王国で悪魔達が暴れており、国家が破滅しかねない状況とのことです」
「…ローブル聖王国…」
調べられた情報には、悪魔…デミウルゴスが暗躍しているということ鑑みればむやみに協力できないだろうし、最悪、ナザリックと衝突しかねない
(話を聞くだけ損はない…か?よほど、状況が悪くなければ…いや、前の王国みたいに属国化させてしまうのも…うーん)
「現在、師団は国内におりますが謁見されますか?不敬ながら早く返答が欲しいと向こうは言っておりまして…」
心底不快だったのか眉を顰めていた
「…そんなに嫌なことがあったか?お前にとって彼らはどう思う?」
「…早く救援が欲しいと思えばあの反応も頷けますが…少々、聖騎士団長のあの頭の悪い発言はイラつきました。部下であろう方が必死で宥めていたので、念のため保留にしておきましたが…正直に言えば、聖王国よりも評議国から来た使者を最優先にしても問題ないかと思います…が」
ナザリックが聖王国を手中に収めようとしていたのなら、彼らの話を聞いて援軍に行かなければならないだろう
ナザリックが今以上に拡大されては少し困る
ネイア達、聖王国の印象からしてリ・エスティーゼ王国をそのまま乗っ取り新たなブリテン王国とした獅子王の力量と最強の歌われる軍隊が多いブリテン王国に応援を出してもらいたかった
聖王・カルカの死亡、神官ケラルトの行方不明
ヤルダバオトという悪魔の進軍により、国は滅亡する危険があった
すぐにでも応援が欲しかったが、法国はエルフとの戦いと竜王国への支援で手が足りない始末、帝国は魔導国というアンデット国家に属国してしまったことから最後の頼みはブリテン王国しかなかった
実際のところ、魔導国に対しても援軍要請はしていないのだが…
(グスターボ副団長がなんとか取りなしてくれたからご破算にならなかったものの…)
ブリテン王国の元王都があった場所で宰相と謁見になったのだが、ブリテン王は現在、王国の村の一つがビーストマンに襲われ、その救援に当たっていて不在とのことだった。
村の窮地に王自ら行くのは珍しいが、ビーストマンが進行してきたのなら王自らが精鋭部隊を連れて行くのは問題ではない
王が帰還するのは早くて今日の夜遅く、すぐに謁見はできない上、評議国との話し合いを優先したいからという理由で明日夕方なら可能という宰相の言葉にグスターボ副団長をはじめ、明日夕方でもだいぶ早い方だと納得し、待とうという空気になったのだが、そこでレメディオスは何をとち狂ったのか、だいぶ余裕のある評議国を優先して危機に陥ってる我々の言葉を先に聞いて欲しいと懇願したのだ
(………あの時の宰相の顔…すごい不快そうだったなぁ…本当に首切られててもおかしくなかったんじゃないかな…)
評議国との同盟と協力を重要視したい王の気持ちを否定された上、遠回しに自分しか見ていないようなその発言に宰相の目が見捨てるという目をし、慌ててグスターボが謝罪し、いつまでもお待ちするということになった
宰相はグスターボの目を見て何か感じ取ったのか『王がご帰還された際に伝えます』と言って下がって行った
ネイアは宿から見える王国内の景色を見ていた
現在のブリテン王国の繁栄は目を見張るものがある
自国内の整備や兵士たちの訓練など余裕があるように見えた
現に王国内にきてから少し村人の話を聞けば、前より遥かに暮らしやすくなっているという
だが、余裕があれど、王や王の部下達はそうだとは言い切れない
評議国、法国、果ては魔導国との国家間のやりとりもあるのだ
それを無視して早く会えなんて王を馬鹿にしたと思われてもいた仕方ないだろうし、現にされただろう、レメディオスはそんなこと忘れたのか早く謁見できないかとこぼしていた
(…胃がいたい…)
はい、お久しぶりでございますレベル…
次からオリジナル入ろうと思ったんですけど、カオスを極めた聖王国編に入ります
レメディオスってブラック上司よなぁ…ホンマ