獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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これ書いていて思ったんだけど、ナザリック陣営も出したりしてたらとんでもないぐらい話長くなる…




捕虜収容所【Ⅱ】

ー獅子王ー

 

レメディオス聖騎士団団長の強さは聖騎士団員の中ではぶっちぎりで強いとのことだが、いかんせん協調性が無さすぎるのが悩みどころだろう

 

現にグスターボ副団長はもう胃が痛いのかさすりながら頭を下げている一方、レメディオスは次の収容所を解放するのに必死だった

 

そのことに関してグスターボには労いをかけるが、彼女に関しては特に必要性を感じなくなってしまう自分は悪くないだろう

 

必死で集めた情報を部下達に共有している一方、こちらにはグスターボかネイア越しにしか報告してこなかった

 

「なぁ、舐めてんのか?」

 

「?!」

 

いつの間にか離れてレメディオスの前にいたモードレットにビクッとなってしまうのは悪くない

 

「は?何を言って…」

 

「自分の国が大切なのは分かるが、何の連絡もなしにいくのはどうかしてるんじゃねぇか?」

 

「モードレット卿…!」

 

もっと暴走させないで、と言ったような表情をするランスロット

 

「それについては謝罪する。申し訳なかった。しかし、早く助けなければ救えない命も救えなかった。王の相手は私がするものz…「申し訳ありません!!!皆々様をご不快にさせてしまい!!誠に申し訳ありません!!」」

 

レメディオスの言葉を遮るようにグスターボがモードレットに謝罪する

 

余りにも必死な表情にモードレットも気圧されたのか「お、おう」と言っていた

 

「モードレット」

 

そう言うとモードレットは戻ってくる

 

 

 

 

 

 

ネイアはモードレット卿がブチギレたのを見てああ終わったと思っている時…

 

「モードレット卿は短気ですからね…捕虜収容所を解放して回るのはいいけど、その過程で聖騎士団を失うのはいささか痛いことには変わりないですから」

 

隣に現れたのは旗を持ったジャンヌだった

 

「ジャンヌ様!先ほどはありがとう御座いました。ご迷惑をおかけしました」

 

そう謝罪すると「全然大丈夫ですよ」と笑顔で言ってくる

 

「聖騎士団を失ったら、他国内で勝手に救援活動をしているブリテン王国の兵士…とだけ移りますし、下手をしたら他国から進軍されているんじゃないかと思われてしまうから勝手な行動は控えてほしいとモードレット卿は言ったんですよね…まぁ、かなり喧嘩越しで言ったのは問題でしたけど…」

 

「いえ、獅子王陛下やモードレット様のおっしゃりたいことはわかります。今回は明らかにこちらに非があります」

 

謝罪すると微笑んだジャンヌが「とはいえ、まだ解決には至っていませんからこれからもがんばりましょう」と言ってくる言葉に「はい」と返事を返す

 

すると、レメディオスの怒号が聞こえてくる

 

ランスロットが何か言ったのかキレているレメディオスが

 

「弱き民に幸せを、誰も泣かない国を、という聖王女様の願いが間違っていると言うのか?」

 

ランスロットが言ったのかと思ったが、どうやらグスターボが言ったようで必死で宥めていた

 

「間違ってなどおりません!!ですが、状況によって変える必要はあります」

 

「誰が、だ?誰が変える!?それに聴かせてもらおう。誰一人として死者を出さないと言うこと以上の正義は存在するのか!?」

 

グスターボが口をつぐむ。先ほどの少女を救う際、自分達では何もできなかったことを言われたようで苛ついているようだった

 

今後の方針をレメディオスが筆頭ではなく、ランスロットを筆頭にレメディオスたちを率いて捕虜収容所を解放していくことをグスターボは言ったらしい

 

獅子王陛下では、ブリテン王国に頼り切っていると思われかねないが、ランスロットならブリテン王国の一騎士にしかすぎないから、聖王国内から見ても大丈夫だろうと踏んだのだろう

 

しかし、レメディオスからしてみれば、これ以上、ブリテン王国に活躍して貰っては困るのだろうが、わざわざ声に出す必要性は感じない

 

「意見を戦わせているときに申し訳ないが、全員死なぬことを考えて後手に回るよりも少数の犠牲で多数が救われるのならそうした方がいい、だが、カストディオ団長殿、人質が効果的だと思わせないように亜人以上の動きを取れる者で救出なら一切問題はないだろう」

 

獅子王がレメディオスを見る

 

レメディオスより数倍身長のある獅子王は正義に、聖王女に囚われているレメディオスに問う

 

「それを貴公らが出来るのならばそうすれば良い、だが、相手に人質は効果的だと広められてしまう。私としては誰一人として死なせずにあの都市を落とすことはできない」

 

「そのようなことはない。本当はもっと素晴らしい方法があるはずなんだ。誰一人として死なず、悲しむことのない方法が!」

 

血の滲むような声に、獅子王は平坦な声で返す

 

「その方法を探るのは今ではない、今は捕虜収容所を解放して回るのが優先だ。こんな議論をしていては救える命も救えないだろう。それでは、この捕虜収容所の解放は貴公らが担当すればいい、亜人やヤルダバオトがいる可能性の高いこの捕虜収容所は私たちが担当する」

 

そういって背を向ける

 

 

 

 

それから何とか捕虜収容所の解放については話がつき、グスターボが獅子王の元にやって来て礼を言ってくる

 

ネイアはそのまま獅子王付きの従者になる。理由はわからないが、聖王国内についての知識はネイアの方があるという理由なのだろう

 

解放した収容所の中には生きている人間が数人いるが、ボロボロで中には瀕死の人間もいた

 

「ああ、きてくれた」

 

「ありがとうございます!!」

 

そう言って獅子王の元にやってくる人間達

 

「ジャンヌ、彼らに蘇生魔法と治癒魔法をかけてくれ」

 

獅子王の言葉にジャンヌは「かしこまりました」と言って端の方にいく

 

次の瞬間眩い光が辺りに立ち込める

 

「ジャンヌ様は…魔法詠唱者なのですか…」

 

そう言うと「信仰系魔法詠唱者だ」とだけいう

 

次の捕虜収容所に行こうとすると、アサシンの一人がやってくる

 

今度は黒い長いローブのようなものを着ている男?が現れる

 

「捕虜収容所の一部からヤルダバオトの悪魔が出現、憤怒の悪魔だと思われます」

 

「同時進行で憤怒の悪魔の他にやるヤルダバオトが出現した模様」

 

別のアサシンがやってくる

 

「そうか、悩んでる場合ではないな、私とガウェインはこちらに向かう、モードレット卿とジャンヌは憤怒の悪魔達が現れた方へ行ってくれ、ネイア殿は…」

 

ネイアはハッとなり「ジャンヌ様たちの行く方向の地形は私が知っております!!」と声を上げる

 

ネイアの故郷の方に出現したのならその立地に詳しい自分が行けば、彼らのためにもなるんじゃないかと思ったが、最悪足でまといになってしまうだろう

 

「おう、分かってるなら行くぞ!!」

 

モードレットの言葉に「は、はい」と言う

 

獅子王は何か考えているような顔をしていたが、耳に手を当て、数秒後には『無理はしないように』と言ってくれる

 

「ご武運を」

 

ガウェインの言葉に頭を下げて馬の方に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

「…デミウルゴスさんを早く救出しないと…まさか、キャメロットが来るなんて思わなかった」

 

そう言うマーレと近くにいる魔獣達

 

「早くいかないと!!」

 

そう言って崖から降りていく

 

 




書くのは楽しい、でも、書いていて気づいたら時間と充電がなくなっている……

ちなみに自分が忘れるからと言うのもあるけど、聖王国へ行ったメンバーは…

【メンバー】
アルトリア(獅子王)
モードレット
ガウェイン
ランスロット
ジャンヌ・ダルク

ハサン達の中に一応キングハサンはおらず、キャメロットを守備している

軍隊を連れてきてはいる
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