獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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モードレットVSマーレとの戦いがメイン

どうしても…ナザリック側の戦闘描写があまり無い分、書きづらいんだよなぁ、シャルティア出しゃいい話だったんだけど、またシャルティアにやらかさせるのもなと…

後半、レメディオスがまたやらかします


戦う意味【Ⅱ】

ーモードレットー

 

ブリテン王国になってからも、相変わらず平和な日々が続き、あるとしても、冒険者とやらが倒せない魔獣の討伐しかなく、モードレットからしてみれば何も無いのは鬱憤しか堪らなかった。

 

例の馬鹿貴族からのいやらしい目で見られたことなど、鬱憤は積もり積もっていたが、王から『ナザリックがいる手前、訓練を怠らないように』と言われたこともあって、何度もナザリックの情報をもとに訓練したり、円卓の騎士同士で訓練などもした。

 

そして、ローブル聖王国へ行ってから、聖王国の聖騎士団団長にイラつきながらもヤルダバオトなんて名乗っているが、仮面をかぶっていることや色々なことを鑑みて王は魔導国が今回関わっているという話になった。

 

「っけ、実際にガキと戦うのは誤解を生むからやりたくねぇけどな!!」

 

そう言ってマーレが出した武器を弾き飛ばす

 

「僕の目的は戦闘じゃないんですけど…」

 

「ハッ!腕にそんなワールドアイテムぶら下げて、魔獣引き連れて聖王国に来るなんざ、侵略していると取られてもおかしく無いだろうが!!」

 

モードレットの着ている鎧は世界級アイテムであり、鎧全体に魔法詠唱者が放つ魔法を高確率で無効化する能力がある。装備している限り、毒や魅了といった魔法はキャンセル出来る

 

(奴が持っているのは、世界級アイテムの強欲と無欲か…)

 

白と黒のガントレットで、効果は確か、装備車が手に入れるはずの経験値を【強欲】が吸収・ストックし、必要に応じて【無欲】がストックした経験値を消費して様々なことに使用できるアイテムだったはず

 

(あんだけ、ガウェインからきつく言われたこと、覚えといて良かったぜ)

 

「えい!!」

 

巨大な大木のようなものが襲ってくるのをクラレントで弾き、横に着弾する

 

「クラレントブラッドアーサー!!」

 

マーレが魔法ではなく殴ってきたのをみてノーモーションで大技を打つと…

 

(ッチ…相変わらず瞬発力すげぇな)

 

マーレが血を流しながら飛び退く

 

だが、強欲と無欲に経験値が入らなかったのは素直にありがたい

 

『モードレットは身を守るための防具を付けた方がいい、その方がモードレッとらしくて良い』と獅子王がギルドメンバーの誰かと話しているのを思い出す

 

モードレットにとって、世界がどうなろうとどうでも良かった

 

獅子王のためになら死んでもいいと思えるほどだった

 

「テメェにいくら聞いたって意味なんざねぇだろうが…なんでここを狙う?魔導国から離れてるだろうが」

 

クラレントとマーレの杖がぶつかり合う

 

内心、クラレントとぶつかっても大丈夫な魔法の杖に引くものの、そんなことは問題ではない

 

「アインズ様の作戦のためにならいくらでも…」

 

すると次の瞬間、少し離れた所から強烈な光が空に登る

 

「あれって…。!」

 

そういったマーレが<伝言>でも受け取ったのか離れて、耳に手を当てていた

 

「え?え?で、でも、デミウルゴスさんが…」

 

マーレがなぜか慌てながら必死に言っていたが1秒もかからない内に『わかりました!』と言って転移魔法で消えようとする

 

「!!」

 

純粋な戦士職であるため、転移の魔法を阻害させることができず、転移でその場から去って行ってしまう

 

「クソっ!逃したか…」

 

舌打ちして剣を下ろすと

 

「モードレット!!」

 

後ろからジャンヌとネイアが走ってくる

 

「おう!怪我はねぇか?」

 

ちょくちょくネイアとジャンヌの方角にマーレが魔法を飛ばそうとしているのがわかったため、なんとか防いでいた

 

ジャンヌにはまだ仕事があり、ネイアという従者は聖王国の人間であるが故に守らなければならない人間だった

 

「私たちは何もありませんが…まさか、ナザリックの者が出てくるなんて…」

 

そう呟くジャンヌにモードレットはマーレとの会話を思い出し

 

「しきりにデミウルゴスがどうのこうの言ってたな、アイツは八割程度しか本気出してなかったから侵略が目的じゃねぇな、ありゃ…」

 

「モードレット様、もしかしてヤルダバオトというのは…」

 

「デミウルゴスが本名でヤルダバオトは偽名なんじゃねぇか?」

 

そう言うと、ネイアが暗い顔をしているのをみて

 

「まぁ、ことの経緯は父上が分かってるだろうから合流しようぜ」

 

そう言って倒れている粛清の騎士達の方に行こうとする

 

「…あの、モードレット様、不躾なことをお聞きしますけど…よろしいですか?」

 

「あん?」

 

振り返って聞くと戸惑い気味に

 

「父上…と言うのは獅子王様のことなのでしょうか?」

 

「あ」

 

「…モードレット…」

 

ジャンヌからジト目で見られる

 

公共の場では出来る限り、そう呼ばないように言われていたのを思い出す

 

「えっとだな!父上っていうのは…」

 

慌て出すモードレットにジャンヌはため息をつき

 

「モードレットを始め、今日ここに来た騎士は皆、獅子王陛下が創造したんです。まぁ…これ以上は国家秘密になっちゃうので、あんまり詳しく言えませんが…モードレットは獅子王陛下の息子の一人でもあるんですよ」

 

そう言うジャンヌにネイアが「え?息子?え??」となる一方、国家秘密に安易に触れたことを思い出し、物凄い大慌てで頭を下げられる

 

「失礼しました!!モードレット様、陛下のご子息であることを知らず!!」

 

変な方向に勘違いをし始めてるネイアにモードレットは「俺以外も父上からして見れば息子だからな!!」と余計なことを言ってジャンヌから伝言越しに『もう喋らないでください』と言われ、じゃあなー!と騎士の方に行く

 

「もうすぐ獅子王陛下がこちらに来るみたいですよ、準備しましょうか」

 

そう言って馬の方へ行くジャンヌに慌てて着いていく

 

 

 

 

 

 

モードレット達と合流し、報告を受ける内容に(やはりか…)と思わざる終えなかった

 

(…ナザリックが関わっていたと他国に判明したら少なくとも国家間での争いになる…でも、それを防ぐほどの義理は…)

 

今は聖槍に取り込んでいるから何も聞けないが、キャメロットに帰還した際にデミウルゴスが何をしたかったか聞かなければいけない。それが無理な場合は強引な手段を講ざる終えないが…

 

(ナザリックが攻めてくる可能性を考えればすぐに撤退したいけど…この状況で放置して帰るのもいささか問題になるし…)

 

救出された聖王国の国民達が獅子王とガウェイン達に手を振って歓迎していた

 

(…幸いにも私たちと一緒にいた聖騎士達は失っていないし…犠牲は…少なからずあったけど…片付いている方だろうけど…)

 

まだ悪魔数ひきは残っている状況だが、正直言って、デミウルゴスを倒す過程でやりすぎた面もある

 

(…あのレメディオスって聖騎士、態度と顔が噛み合ってないんだよな…)

 

捕虜収容所を解放して回った際に何人か捕虜に混じったドッペルがいた

 

大方、ガウェインの炎によって死んだが、厄介だったのは王兄に化けていたドッペルだった

 

(あのレメディオスにバレるのは問題なかったけど…グスターボ副団長含めた聖騎士にバレたらややこしいことになってたしな…)

 

幸いにも悪魔が化けていると言うことは瀕死の重症だった国民が見ていたから問題なかったが、王族が全員死んでしまったのは痛手だっただろう

 

聖騎士団(主にグスターボ)が大いに頭を悩ませていた

 

隠す必要はなかったから聖王女の首から下は見つかったと報告すると、複雑な表情でありながらもグスターボや聖王女と会ったことある人間に見せ、悲惨すぎる状態にツラそうにしていながらも着ている衣服やほんのわずかに残ったMPと王族もとい王女しか付けることの出来ない物を身に付けていたことから本人だと断定された…が

 

「カルカ様は死んでいない!!魔力が残っているのなら復活させることが出来るはずだ!!」

 

喉が壊れんばかりの大声でレメディオスが叫ぶ

 

グスターボは『団長!聖王女様はもうすでに…』と言おうとした言葉を遮り、気でも狂ったのか『蘇生魔法で蘇生できるだろう?!』と叫んでいた

 

「この状態で蘇生することは困難かと…」

 

神官の言葉にレメディオスは『なんのための蘇生魔法だ!!?』と怒鳴る

 

(パワハラもここまで来れば凄いよ…)

 

ただでさえ戦闘で疲れ果てているのに団長からの無茶振り

 

もう呆れを通り越してレメディオスは厄介なクレーマーにしか見えなくなってきた

 

すると、レメディオスがジャンヌを指差し『蘇生魔法を得意とする者ならいるだろう!』と言う

 

指さされたジャンヌは『え?え|あ、はい、使えますけど…』と完全に気圧されていた

 

「なら使って聖王女様を蘇らせればいい!!」

 

そう怒鳴るレメディオスにため息を小さくつくと

 

「…先ほどから貴公は何を言っている?」

 

獅子王の地を這うような声と背後にいたランスロットがついにブチギレたのかすごいオーラを出していた

 

幸いにもガウェインとモードレットは外にいるため良かったが、二人がいたら完全に殺していただろう

 

ランスロットは比較的温厚な方だと言うのに、そんな人物ですらブチギレさせるレメディオスには心底驚かされる

 

(首を持ってきて蘇生させる…なんてこともできるけど、そんなことをしたら凄い痛いことになるだろうけど…まぁ、生き返らせることに必死だからいいんだろうけど…)

 

「…自分にできないことを命令する貴公は王にでもなったか?」

 

立ち上がり、レメディオスを見る

 

「そう大口を叩くなら首を探して持ってくるといい、蘇生はこちらでやろう、しかしだ、今のこの国にそこまでやる義理がどこにある?必要性を残念ながら毛頭感じない」

 

「首を持って来れば…「すぐに!すぐに探して参ります!陛下はお休みください!どうか、団長の無礼をお許しください!!」」

 

グスターボの大声が響き渡る

 

めちゃくちゃ綺麗に土下座し、地に頭を擦り付ける

 

それに釣られて頭を下げる聖騎士達

 

ランスロットも綺麗で流れるような土下座に我に帰ったのかすごく小さい声で『早い』と呟いていた

 

(こんな這いつくばられたらなぁ…)

 

そう言って歩いて部屋から去っていく

 

後で伝令を向かわせればいいだろう

 

 




【マーレと他の場合】
強欲と無欲を装備しているため、ガウェインとアルトリア(アルトリアの場合は対処できる)の場合だったら相性はあまり良くなく押されていたかもしれない。(下手したら聖王国が焦土と化していた)
ランスロットとは五分五分だが、ランスロットが躊躇って(ネイアとかいる場合)本気出せていないことがあったので最終的に負けていたかもしれない




後関係ないけど、メイドインアビスのゲーム買いました。後、色々やりすぎて整体から『腕の凝りすっごい…』と驚かれた、特に手首の凝りがぱねぇ…肘のある場所マッサージ(というか軽く触れられた程度)で絶叫するぐらい痛い……

あと、1日に3話連続書いてたんで腕麻痺るぐらい痛いので、明日遅くなります
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