獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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メイドインアビスって面白いね(趣味悪い)←ゲーム版でひたすら三層に潜ってる憧れは止められない(わかる人にはわかる…?)

今回はブリテン王国に帰った後のアルトリアの話、次は評議国編にしようか模索してる、アビスと仕事のせいで吐きそうになってます(アビスに関しては自滅)


他国との交渉

ーブリテン王国ー

 

聖王国から帰還した後、聖槍に補填したデミウルゴスをキャメロットの最下層に移し、魔導国が聖王国に関して行ったことは各国に知らしめ、悪名を轟かせていた

 

(うーん…友の持っている本は趣味が悪すぎる…)

 

図書館から持ってきた本を部屋のベッド脇に置いておく

 

アグラヴェインから報告が入り各国の情報を教えてくれる

 

聖王国への食糧運搬はうまく行っており、その食糧運搬をジャンヌがやりたいと言い出し、もしも何かあれば即時撤退するようにと言ったのと、アサシンの一人を周囲に張ることを約束した

 

「陛下がご不在の間、竜王国の使者が参っておりました。連日、ビーストマン連邦から攻められており、救援を頼みたいと…」

 

「…ビーストマンか…」

 

聖王国を助けに行ったためか、各国から助けてほしいという救援要請が凄い

 

(簡単に手を差し伸べたのは安易だったか…)

 

竜王国もギリギリで持ち堪えているが、聖王国のように放っていたら空中分解し、こちらにまで火の粉が飛びかねなかったという理由はある。

 

しかし、その前に狙われるのは法国からだからブリテン王国へ来るのはまだ相当先の話だっただろう…

 

「竜王国に関してはおいおい考える、ところで魔導国からの動きはないか?」

 

デミウルゴスを取り返そうと動き始める可能性があった

 

だから、これからは安易に国を離れるわけにはいかなかった。

 

「それが、何も動きはありません。我が国に侵入している可能性を鑑みて守りは強化してはいますが…」

 

アグラヴェインはすぐ動きがあると思っていた分、あそこまで静かなのは想定外だったらしい…

 

(秘密裏に会うわけにはいかないよな…)

 

ナザリックの場所は大方検討はついているが、あれ以来偽物を作っている可能性はある

 

エランテルのカルネ村付近にある可能性はある

 

プレイヤーやNPCは転移できてもギルドは転移できないはずだろう

 

「もっとこの世界に関しての知識が欲しいが…評議国と話し合いはできないか?」

 

「あちらが好意的ではありますが…相手は龍です。いろんな種族が集まり、議員となっている国ですが、白金の竜王とはコンタクトを取れています」

 

「分かった。評議国との関係を重視して話を進めていこう。ところで、このエルフ王国というのはなんだ?」

 

「法国の南方にあるエイヴァーシャー大森林の中に国があります。この国に関してはあまり情報がないのですが、法国と長らく戦いを繰り広げている国家になります。エルフの王国で女性のエルフをよく戦いに出している模様です。法国にエルフの奴隷がいるのもそのためかと…」

 

つい最近、エルフ王国について調べがついたようで、アサシンのエミヤいわく「国王が強いだけで国民は大したことない」と言っていた

 

アサシンエミヤ曰く、レベルは自分と同程度かそれ以下とのことだった

 

(……この世界の指数で見れば大したことあるんじゃない…?レベル30で英雄扱いされるんだし…)

 

85レベルのアサシンエミヤでさえ、この世界では異常扱いだ

 

バルブロの首根っこを持ってたらミスって殺してしまうぐらい弱い人間が多い(アサシンエミヤ曰く力を入れすぎたらしい)

 

「魔導国を最大限に警戒しつつも評議国と連携を取れるようにしていこう」

 

「は」

 

魔導国と今後もし敵対していくことになった場合、スレイン法国とアーグランド評議国と同時に敵対することは避けなければならない

 

 

 

 

 

 

 

 

ーカルネ村

 

 

魔導国の国となったカルネ村にとって今まで辺境とはいえ、自分の国だったリ・エスティーゼ王国が突然違う国になり、ブリテン王国となったことはエンリたちを大きく混乱させた

 

「どうも最近は魔獣も狩られまくっているし、避難民が多くいる…でも繁栄しているって話ですぜ、姐さん」

 

ジュゲムの言葉にエンリはブリテン王国となった国の方角を眺めていた

 

「ンフィーレア…大丈夫かな」

 

冒険者組合に用があり出かけたンフィーレアをまっていると…

 

「まぁ、心配してもラチ飽きませんし、姐さんは食事でも作って旦那の帰りを待ったらどうですかぃ?」

 

「う…うん」

 

それから数時間後、戻ったンフィーレアに王都のことを聞く

 

「え?あんまり雰囲気は変わらないの?」

 

食事をとりながらその話になる

 

「うん。基本的に冒険者組合の依頼受付とかは変わりなかったけど、変わったところといえば、アダマンタイト級冒険者が不在で緊急で魔獣を倒さないと行けなくなった時、ブリテン王国の騎士の人が応戦して倒してくれてるみたい」

 

「それと王都の街並みが綺麗になってたよ、馬車と歩いている人間が轢かれないようになってる」

 

以前まではかなり治安が悪かったが、今ではかなり治安よく国民たちもみんな幸せそうにしているとのことだった

 

「でも、王都はエスティーゼじゃなくてそこから離れた場所にあるキャメロットっていう城が新王都になったみたいだよ、それよりも冒険者組合に入る前にさ、どこから来たか騎士の人に聞かれて答えたら結構またされて…やっぱり国家間で何かあったと思った方がいいかな…」

 

ここ最近、ルプスレギナも見かけないし…と言うと

 

「魔導国が、ゴウン様の作った国と周辺諸国の関係ってあんまり良くないって聞くんだ…ほら結構前にここにきた騎士の女性知ってる?」

 

エンリの記憶の中に純白の服と鎧に身を包んだ女性を思い出す

 

「その騎士様の国家になったんだって、ゴウン様とその騎士は仲良しだったみたいいなんだけど、在り方も全部真逆で、もう仲良くできないかもしれないって言っていたな」

 

友人というか、戦友とも呼べる存在を失うのは苦しいだろう

 

「みんな幸せになって欲しいよね」

 

そう言いながら食事を続行する

 

 

 

 

ーアインズ

 

 

デミウルゴスがブリテンに捕まってから数日が経過した、ブリテンが大きく動いている様子もなく、魔導国と周辺諸国の関係は悪化するばかりだ。

 

(世界征服なんていいかもしれないなんて、そんなことを言った俺が悪いのは分かってる…聖王国にデミウルゴスが行ってたなんて想像できなかった…)

 

NPCの管理を出来ていない自分に圧倒的比があるだろう…

 

(…だからこそ、デミウルゴスを取り返すためにできることは一つしかない…)

 

これ以上、友の残した子供を失いたくない

 

目の前にいる守護者達を見てないはずの唾を飲み込む

 

失望されるのを覚悟にブリテン王国との戦争を避けるため、守護者達へ向けて今後の作戦を話す

 

デミウルゴスがキャメロットに囚われた以上、ブリテンと交渉し、返還を求めるつもりでもあったことを伝えると、守護者たちは複雑そうな顔をしていた

 

気持ちは分からなくもない。守護者を失うたびに頭を下げていては他国に舐め腐れるだろう

 

(…デミウルゴスが死んでいない以上、殺すことを考えてない…)

 

データー上ではシャルティアが死んだ時の状態のようになってなかった

 

(…良い機会だ、俺が無能だというのもみんなに理解してもらうにはちょうど良いじゃないか、アルトリアさんと話せるのも今しかないんだし)

 

そう重いながらもキャメロットに連絡を取るように指示を出す

 

 

 

 

 

 

ーアルトリアー

 

評議国の使者との対談は上手くいき、今度は法国との面会になった

 

(…国家間の駆け引きってこんなに胃が痛いことになるなんてなぁ…)

 

自室に戻り、テラスから外を眺める

 

少し離れた所に見える海

 

アルトリアの自室から見えるのはリ・ロベル領の小さめの城で、そこから先には広大な海が見えていた

 

(……私の方針としては、世界征服なんて望んでいないから…最終的には自国の安永さえ守られればそれでいいか…)

 

評議国の竜王はこちらが悪きプレイヤーなのか否か探っている気配を感じていた

 

それと、ザナックからの情報によれば、この世界には六大神と八欲王という存在がおり、彼らには英雄譚と言われるような伝説があったという

 

とはいえ、かつての王国が持っていた情報はだいぶ薄く、六大神は法国を作り上げた者達という話がある一方、八欲王に関しては、情報が少なすぎた

 

(…仮に、六大神がプレイヤーだとして、人間を重視していたのなら、この世界でも人間が生きながらえている理由はわかるし…その後きた八欲王がこの世界の人間ではなくプレイヤーだとして…)

 

伝承である以上、一体どこからどこまで本当のことなのか分かりはしないが

 

椅子に座り、書きながら考えていると…

 

『陛下、失礼します』

 

モルガンの声が聞こえてくる

 

「どうした?」

 

『魔導国の使いのものが参りました』

 

「!」

 

『追い払いますか?』

 

「いや、玉座の間に通せ、先触れを殺すのはまずい、キングハサンを呼んでくれ」

 

『はい、かしこまりました』

 

そう言って伝言が切れる

 

魔導国の先触れがきたと言うことに少しだけ安心する一方、これからの行く末を考え、気分が滅入るような気持ちになる

 

(できるならば、モモンガさんとは敵対したくない)

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