獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移 作:アルトリア・ブラック(Main)
人間で構成された国。
人間を異形種から護るために尽力する。その過程でプレイヤー転移であるアルトリア達ブリテン王国と同盟してあわよくばナザリックを滅ぼす理由付けしたい。
人間種だと思っているが、かつて残した六大神の書物には人間に限りなく似た異形種のことも書かれていたりするので様子見している。
とはいえ、アンデット国と異形種国だったら異形種の方を取る
以上、スレイン法国に関して少しだけ捏造?こんなんかなと思って書いてる部分があります。
法国へ
魔導国の使者はアルベドだけであり、モモンガがいないことに面食らったものの、アルベドは近々、モモンガことアインズ・ウール・ゴウンと一対一で話し合いの場を設けたいという話だった。
「別に話し合いの場を設けるのは構わない」
お互い、めんどくさい立ち位置になってから、腹を割って話せなかった。
アルベドは不満そうな顔をしつつも日程を決めると素直に帰っていく
(敵地のど真ん中で戦う程愚かではないのは確かだし、こちらとしてはもキングハサンが出る必要がなくて良かった…)
アルトリアの背後に念の為に待機させていた。
それが不発に終わって安心する反面、これからの事を考えて頭が痛くなる
(…向こうとしてはデミウルゴスを返してほしいから話し合いの場を設けるのだろうが…素直に返すのは得策じゃないし…)
デミウルゴスは聖王国をナザリックの支配下に置いて支配したかったのだろう。
あの時、あの場面でマーレが来たのも納得が行く
執務室にて、アルトリアは近隣諸国との関係も考えてため息を吐きそうになるのを堪える。
この場にアグラヴェインがいるため、ため息なんてついたら何か問題でもあったのかと余計な気を回しかねない。
アグラヴェインが退出した後、椅子に寄りかかりながらため息をつく
(魔導国と敵対して戦闘になったら王国は無事ではないし、最悪、更地になるのは明白だし、お互い何かしら犠牲が出るのは確実だ。出来るならデミウルゴスを返さずに話し合いができれば良いのだろうか…いや、話し合いをしてデミウルゴスを返して今後、他の国に介入しない契約を結ばせれば…)
そこまで考えて頭を抑える
悩んでいると…
「失礼します。陛下」
そう言って入ってきたのはトリスタンで、手には書類があった。
「どうした?」
「実は、スレイン法国から書状が来ておりまして、その内容はエルフ王国の進軍の際についての話がありまして、エルフの王国を滅ぼし、早く人間国家である聖王国に援軍を出したいと、その為同盟を組めないかという話がきております」
その内容にうーんとなる。
アグラヴェインは退出してしまったため、一人で考えなければならない。
「…スレイン法国との同盟か…そもそも、私達を人間だと勘違いしているしな…」
竜人という種族は人間にそっくりではあるが、本形態は完全なる異形種だ。
円卓の騎士達と己は特殊スキルのおかげで人間の姿のまま本気を出せるようになっている。
「向こうが人間であると勘違いしているのならば、勘違いしたまま利用できるかと思います。そもそも、宗教色の強い国家ですから、外交関係に関してはイマイチでしょう」
そうなのか?とは言えずふむと考える。
内政は秀でているらしいが、外交関係には上手く発展していないという。
(…そもそも、六大神が建国した国で、ワールドアイテムがある可能性がある以上安易に敵情視察はすべきではないし…)
洗脳系のワールドアイテムが一番未知数で厄介だ。
確か、ユグドラシルには対NPC用に洗脳させ自分のNPCとして使役するワールドアイテムがあったはず、戦闘系のワールドアイテムならいくらでも対処できるが
モードレッドが着ている不貞隠しの兜鎧はあらゆる魔法をキャンセル出来るワールドアイテムだ。
(…こう考えるとユグドラシル運営も何を考えているのやら…)
ユグドラシル運営としてやりたい放題していた一人の友人を思い出す
あの男はユグドラシル運営でありながらシステムを自由に改竄しまくっていた。その結果、ユグドラシル内で打倒の動きがあったが、所詮はプレイヤー。
ユグドラシルを作った神になんて勝てるわけない。
圧倒的な力で上からねじ伏せられていた。ユグドラシルは一種のルールブレイカーのような場面があった。
魔法職が異常に強すぎたのも、戦闘職である剣士に重点を置かれたような強化の仕方も運営がそういう役職の方が楽しいからみたいな理由で強化していた。
「私としては評議国との同盟を優先して考えたいのだが…あの国とスレイン法国は仲が悪いという話だったな」
「はい。スレイン法国に神人と呼ばれる者がいるから評議国は敵対視しているかと」
「神人か…」
プレイヤーの血を引く人間、先祖返りというべきか
(…見てみたい…)
同盟をするに当たって他国の視察はすべきかと思い、トリスタンにスレイン法国に視察に行くと伝えると頭を下げて下がっていく
(…もし、相手が洗脳系のワールドアイテムを持っているなら、こちらとしてもそれに対なるワールドアイテムを持ってかないと…あの領域に行くのかぁ…面倒だなぁ)
運営として名を連ねていた友人が作った領域は癖が強すぎて行くのが億劫だ。
しかし、運営の友人が自分にちょっと好意を見せてくれていたおかげで入っても敵視されはしないだろう。
執務室の椅子から立ち上がりハァと深いため息を吐く
(…エジプト領域にだけは行きたくない…)
もう一人の友人の作った領域は物凄いことになったいる。
ウルク領域に転移するとエルキドゥが「あ、珍しい客人だ」と言ってくる。
「ワールドアイテムを借りたくてきた」
「勿論良いとも。ギルも君になら貸しても良いっていうだろうし」
「………」
エルキドゥに着いて行くと誰も座っていない玉座の前にシドゥリがおり、シドゥリに話をつければ了承してくれる
(…彼と一緒に転移して来なくてよかった…)
なんて口が裂けても言えないが
ワールドアイテムを借り、キャメロットの城に転移して戻ってくる
あの友人がいたら間違いなくもっと大変なことになっていた。
少なくともナザリックに突撃して大惨事を引き起こして焦土と化していただろう。
ースレイン法国ー
今まで何度も同盟の使者を送り続けたブリテン王国がやっと視察という名目でやってくるという。
その話題に神官長達は胸を撫で下ろす
「とはいえ、かつての六大神が残した書物には人間の姿にそっくりの異形種がいると聞くではないか。その可能性を考えたらかの国もその可能性はないか?」
ドミニクの言葉にジネディーヌは
「かつての神々がそう記されてはいるが、異形種であっても人間に肩入れてしているのならば、同盟を組む理由になる。何よりあのアンデットを滅ぼせる力を持つ神々と同等の存在かもしれない」
「確かに、アンデットとかの国の矛先がこちらに向くのだけは阻止せねばならないな」
レイモンの言葉に全員が頷く
「しかし、あの聖罰はやりすぎではないか?」
イヴォンは少しだけ青ざめた表情で言う
「確かに、あの件は大いに見過ごせない。人間国家として全てを受け入れる姿勢ではなく、選別し受け入れるなど…恐ろしい」
「しかし、理には叶っている。以前の王国のように腐敗するよりかはマシだと思ってはいるが…こればっかりは、良い悪いとは言えないわ」
ベレニスの言葉に全員悩む。
悪しき心を持った人間、邪な人間は全て排除し、清いものだけを受け入れるなど人間観点からして見ても恐ろしい考えに他ならないが、厄介なことに人間の存続という観点からしてみればそのやり方には賛同できる部分もある。
かなり難しい案件だ
「とりあえず、明日、かの王は来られる。粗相や敵対心を持たれないように」
最高神官長の言葉に全員が頷く
ースレイン王国最奥ー
スレイン法国の最奥にて、漆黒聖典第一席次は番外席次に明日の訪問に関しての話をしにくる。
どうせ報告書は読んでいないだろうし、プレイヤーの可能性はほぼ確定事項だろう。
強い奴の子供を産みたいと言う番外席次が暴走しないように、というのもあるが、プレイヤーが女であることも念押さなければならない。
「へぇ、明日、プレイヤーが来るの」
番外席次の言葉に少しだけ興味を持つような声が含まれていた。
「どんな強い男なのかしら」
「それが女性のプレイヤーだそうです」
かなり強めに言うと番外席次はハァとため息をつく
「…女なのね、女じゃ子供は作れないじゃない。それならNPCで男がいるならそっちが良いわ」
「それは国家間の問題になる可能性があるので、出来るなら友好関係を築いてからでお願いします」
NPC
かつての六大神の従属神が堕落し、魔神に堕ちたように、敵対してくる可能性が大いにある。
出来るなら手を出さないで欲しいと言いたくなると
「わかってるわよ、そんな無作為には行かないわ、NPCなんて厄介存在そのものよね」
凄く落ち込んだそぶりを見せながら言う番外席次に胸を撫で下ろす
「それで?明日、漆黒聖典も駆り出されるわけ?」
「それは無いと思われます。しかし、時と場合によっては挨拶として顔を見せなければならないこともあるそうです」
「じゃあ、私はあくまで中にいれば良いのよね、存在は知られて無いわけだし」
「はい」
つまらなさそうにする番外席次
ーキャメロット城ー
(…美形って何でも合うんだなぁ)
自分のアバターを見て少しだけに悲しい感情になる。
かつての自分には絶対、200%似合わなかった赤の服に黒のマントを羽織る姿を見て遠い目をする。
全身鎧でむしろ行くべきかと思ったが、アレにはいち早く変身できるし、あれにはワールドアイテムによる攻撃を防げるようなものはない。
今回、ウルクの領域から借りたのは洗脳系・弱体化魔法を防ぐことのできるワールドアイテムだ。
洗脳・弱体化を防ぐ代わりに何でか攻撃力が上がるチートアイテムだが
「陛下、馬車の用意が出来ました」
トリスタンの言葉に頷き馬車に乗り込む
今回連れて行くのはモードレッドとガウェイン、トリスタンだ
ガウェインに関しては攻撃力が馬鹿のように強いので連れ回すのはかなり効率的にも良くなる。
モルガンは自国を任せてしまっているので連れて行けなかったが、マーリンと二人ならば王国は十二分に守れるだろう。
スレイン法国の門が見えて来てフゥと息を吐く
(…何事もありませんように…)
そう思いながら門の前に進む
最近疲労がすっごい。ネタがあるけど余裕がない
今回からオリジナル編です。無理にナザリック側も良く書こうとするとネタが行き詰まる。かと言ってFate勢だけヨイショはしたくないんだよなぁ