獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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早速いろいろ間違いを指摘して頂きました。

まず、NPCは死んでもレベルダウンしない!!コメントで教えてくださった方々ありがとうございます!

これからもいろいろ間違ってるかもしれませんが、その度に編集し直し、頑張っていきます。オーバーロードもfgoも大好き

そして、獅子王一行はナメているであろう王国に向かうべくフル装備で向かう事に!


獅子王、王都へ行く

リ・エスティーゼ王国内では草原地帯に突如として出現した謎の巨大都市に冒険者達を派遣し調査を実施したのだが…

 

『あの城の王と話が着いた。明日、あの王自ら全軍を率いて王国に顔を出すと言っていました』

 

そういうラキュースの顔は実に覇気がなく、人の前にあまり出てこないと言われている青の薔薇のメンバーの一人であるイビルアイが王の前に出て来て『死にたくなければ、生きていたいのなら、あちらの要件を飲むように』と伝えていた。

 

(…貴族の方々は馬鹿らしいと言われていたが、あの青薔薇のイビルアイ殿が怯えるほどの強者…王は最大限のもてなしで迎えると言っていたが…)

 

ガセフは王宮の廊下を歩きながら考え込んでいた。

 

カルネ村にてアインズ・ウール・ゴウン殿に出会ってから世界の見方が変わりつつあった。

 

アインズ・ウール・ゴウン以上の強者かそれ以下なのかは分からないが、警戒しておくに越したことはないだろうと覚悟していた。

 

すると…

 

(…なんだ?)

 

外から人々の声が聞こえてくる

 

驚愕や恐れの中に歓喜の混じった声が聞こえてくる。

 

(…!なんだあれは?!)

 

外にいたのは無数の騎士達。旗を掲げ進軍するそれはまさに何処か王国の一軍のように見えた。

 

「戦士長殿!キャメロット軍が来たようです」

 

「!分かった。私は王の元に行く、お前達は万が一の事を考え準備をするんだ」

 

「は!!」

 

全て白銀で統一され、武具は魔法の武具で統一されていた。

 

"神話の軍隊"

 

(あの軍隊で暴れられたら王国はひとたまりもない!)

 

ガセフは王の元に走る

 

 

 

 

 

 

 

(すっごい恥ずかしい、めっちゃ恥ずかしい…)

 

なんとかポーカフェイスを保ちつつ王国内を進軍する。

 

(…アグラヴェイン…凄い積極的だったなぁ…)

 

出立する前にアグラヴェインが鎧を急遽、魔法の鎧で固め、本来は付けていない白銀のマントに頭に金の王冠を勧めて来た。

 

百歩譲って白銀のマントは良いとしても王冠なんて恥ずかしすぎる

 

「か、かっこいい」

「美人…!」

「何処かの国の女王様なのかしら?」

「別嬪だ」

 

など市民達から羨望やら未知なものへの恐怖といった様々な感情が流れてくる

 

アルトリアは王国内の騎士に案内され、王がいるであろう場所に向かう

 

歩きながら装飾等を観察する

 

(…財力はそこそこだが、煌びやかさが足りない。それに…ここはあまり良い空気ではないな…)

 

ここにいるとリアルでの光景を思い出す。

 

両親に連れられ富裕層のパーティーに参加したときのことを、煌びやかな装飾で身を固めるが、人々からは自分の家が素晴らしいだの財力だの血筋だの目に見えないものばかりを自慢し、権力を振りかざす

 

そこに人間としての温かみも何も感じなかった。

 

そんな気配が漂っていた。

 

ギィィと扉が開き、中に入ると…

 

「遠方からの来訪、感謝申し上げる、アルトリア・ペンドラゴン殿、貴公のことは青の薔薇から聞いていた。私の名はランポッサ三世だ」

 

(随分、歳の行った王様だな…まぁ、王らしい風格で良いな)

 

玉座に座るランポッサ三世は長テーブルの反対側を指し示す

 

アグラヴェインが椅子を引いてくれ、そこに座る

 

「私の方も青の薔薇から貴公の話は聞いていた」

 

話をしながら周囲を見る

 

王の左右にいるのは恐らくは王子である二人だろう、そして、王の斜め後ろにいるのはモモンガさんから聞いた【戦士長・ガセフ】だろう。

 

話の途中で二人の自己紹介が入る

 

長男・バルブロ王子と次男・ザナック王子が挨拶してくる

 

(…うん、挨拶の仕方からして分かるなどっちが優秀なのか…)

 

まず、長男の方は少し睨みを利かせればソワソワと動き落ち着きがない。次男の方は睨みを利かせれば少しだけ怯むもののこちらを見てくる意志の強さを感じる。

 

挨拶から人となりが分かるとはまさにこの事だ。

 

観察しながら今後の話を切り出そうとするもと…

 

「ッチ!さっきからテメェ、何処みてやがる」

 

モードレットが突然ガチギレする。

 

モードレッドがバルブロ王子に向かって怒鳴る。怒鳴られたバルブロはモードレッドの殺気に気づいているのかいないのか分からないが『なっ!王の前で怒鳴るなど礼儀がなっていないぞ!』とか言い出す。何してんの?この二人

 

「モードレッド」

 

そう言うといつもなら黙るのだが、珍しく止まらず

 

「さっきからオレ達の王にいやらしい目で見やがって!」

 

モードレッドがガチギレする理由を聞いて「ああなるほど」と思った

 

先程からバルブロ王子は私を品定めするような目で見ていたらしい。明らかに下心があったのだろう。

 

モードレッドがヒートアップする前に止めないと話にならないと思い

 

モードレッド、静まれ

 

声のトーンをやや下げ、割とガチめにするとモードレッドはビクつき顔色がみるみる内に悪くなって行く

 

「も、申し訳ありません」

 

「部下がすまなかった。申し訳ない、頭に血が上りやすい性格でな」

 

「こちらもすまなかった」

 

王は謝るが息子を退出させるのかと思えばそうでなかった。

 

「さきの話だが、王国に従わなくても構わない、だが、同盟を結んでくれないか?」

 

「…ほう」

 

普通なら従属を要求してくるかと思ったが、従属ではなく同盟と来た所は割と良い展開だ。

 

「同盟を結んで共闘か、私としてみれば少しでも干渉して来る国を減らせるのはありがたいし、この国とは友好を深めたい。だが、どうも貴公らは私を舐め腐っているようだな」

 

「そのようなことは…」

 

「下心を隠しているつもりなのか?それで」

 

後ろの貴族達を煽れば煽るほどイラついて見て来るのが分かる。

 

バルブロ王子が怒り『大口を叩くだけの実力はあるのだろうな!?』とキレる。

 

(…なんで言うかなぁ、穏やかな方のランスロットまで怒り始めてるじゃん)

 

ガウェイン達の殺気があふれんばかりに膨れ上がろうとしたのを見て立ち上がり、窓の方に向けて歩き出す。

 

ランポッサ三世はジッとこちらを見て来る

 

大きな山があるのを確認し、人が誰もいないことを魔眼で確認し

 

「モルガン、万が一に備えてくれ」

 

「はい、かしこまりました、我が王」

 

聖槍を使うまでもない、彼らには少しだけ怖い目に遭ってもらおう

 

「我が聖槍・ロンゴミニアド、我が力の一部を展開する」

 

手に現れた光の玉がみるみる内に膨らんで行き、一定以上の大きさになった後、小さな槍の形になる

 

「我が聖槍、破壊せよ!」

 

槍が物凄い勢いで飛んで行き山にぶつかり、数秒後…

 

「なっ!?」

 

誰の声かは分からない驚愕の声が聞こえてくる

 

山が吹き飛びキノコ雲が発生する。

 

「お見事です。王よ」

 

「すげぇ!!さすが父上だぜ!!」

 

「息を吐いただけであの威力…惚れ惚れいたします」

 

「周りに被害が及ばぬよう"最小限"の威力で力をお見せするとは、慈悲深き王よ」

 

「最小っ!?」

 

今まで黙って見ていたザナック王子が初めて声を荒げる。

 

出していた手を下げ、席に向かって歩き出す

 

「安心してくれ、威力は最小限に控えた、あの山に人の影はなかったから被害は出ていないだろう」

 

顔を上げて見てみるとガセフは睨むようなそんな目に変わっており、バルブロに関しては完全に怯えている。

 

唯一顔色が変わっていないザナックはさすがといったところか、ランポッサ三世だけは何か探るようなそんな目で見ていた。

 

「話はこれくらいにしておこう。そろそろ城に戻ろう、また何かあれば連絡する。今後も良くやっていこう」

 

そう言って退出する。

 

(…この王国も、放っておけば勝手に滅びるだろうな…)

 

内政のことは事細かには知らない。だが、あの様子からしてみて大体わかった。

 

『静謐、聞こえるか?』

 

伝言でキャメロットにいるNPCを呼ぶ

 

《はい、聴こえております。アルトリア様》

 

静謐

アンデット系のNPCであり、レベルは95でアサシン軍団の副リーダーを勤めている。

 

『王国に二、三アサシンを調査に向かわせてくれ基本50レベル以上のアサシンを頼む』

 

《かしこまりましたアルトリア様》

 

そう言って伝言を切る。




【アサシン軍団】
リーダー:???
副リーダー:静謐(せいひつ)
最高レベル100、最も低いレベル30


次回はツアーあるいはほのぼの回でございます
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