獅子王アルトリア・ペンドラゴンが行く異世界転移   作:アルトリア・ブラック(Main)

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序盤はツアーがリグリットと話す場面です。

後半からバルブロvsキャメロットの話になります


王国軍(7万)vsキャメロット

ツアーは自分の元にやって来た友・リグリットと『100年の揺り返し』について話していた。

 

先日遭遇したヴァンパイヤと草原地帯に転移して来たのが同じ仲間なのかは分からないが、少なくとも、あの巨大な城から感じたのは悪意がないといことだった。

 

「もしや二人以上のぷれいやーが転移して来た可能性もある。八欲王は八人からなるギルド拠点だった」

 

「ところでツアー、あの城について分かったことがあったのだが良いか?」

 

「なんだい?あの城についてもう調べたのかい?」

 

「あぁ、青の薔薇のメンバーが調査に向かったらしいぞ、インベルンの嬢ちゃんから聞いた。ツアー、お前の言う通りぷれいやーのギルドだったようだ」

 

「…やはり」

 

「あの城の王の名は、獅子王・アルトリア・ペンドラゴン。聞いたことあるか?ツアーよ」

 

「…以前にリーダーが言っていた上位ギルドの内の一つかもしれない」

 

「ほう、あのリーダーが」

 

ユグドラシルには上位ギルドなるものがあり、上位になればなるほど異常なほどの力を持つと言う。最早人の域では勝てない存在だという

 

「本質が善なら味方に着いて貰えるとありがたいが…世界に協力してもらえるよう取り付けてみよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、バルブロは王都が悪魔に襲われる数時間前に貴族派閥の義理の父・ボウロロープ公の手持ちの軍団である精鋭部隊7万と共にキャメロット城に進軍していた。

 

「あの不敬極まりない女は現在王城を離れております。攻め落とすのは今しかないと」

 

ボウロロープ公は自信満々に言う。それに、バルブロはうむと頷く

 

本来ならば、王都が襲撃されたのなら進軍は諦めて王都に戻り、武勲を立たなければならないのだが、バルブロの頭の中には悪魔などよりもあの獅子王と名乗るあの女を降伏させることしか考えてなかった。

 

「あの城を攻め落とし、あの女が降伏した際にキャメロットもあの女も我が手中に収めるのだ」

 

「流石です!王子!」

 

バルブロには勝つだろうとしか考えていなかったので、キャメロットに何があるか調べもせずに向かっていた。

 

巨大な門の前に着くと、門の上に一人の騎士がいた。

 

「ようこそおいでになりました。王国の兵士達よ」

 

バルブロは兵士達に命じて槍を、弓を構えさせる

 

「警告します。無意味な殺戮行為は王の御意志に反します。死にたくなければ王国に戻りなさい」

 

ガウェインの警告にバルブロは鼻で笑う

 

「門を開け!行くのだ!!」

 

精鋭達にそう命令する。精鋭達は大木を持ち、門を殴る

 

ガウェインはそれを見て表情一つ変えず『警告はしました。それでは行きます』と言って剣を構える

 

ガウェインは門の上から飛び、地面に降りる

 

その衝撃だけで兵士達が吹き飛ぶ

 

この剣は太陽の写し身、あらゆる不浄を浄める焔の陽炎…

 

兵士達がまっすぐに走ってくる

 

転輪する勝利の剣(エクスカリバーガラティーン)ー!!!」

 

真横に薙ぎ払っただけで、王国兵士7万人中4万人を一瞬にして灼熱の炎に焼かれ一瞬にして絶命する。

 

「なっ…!?」

 

バルブロは一瞬で兵士達が"居なくなった"光景に恐怖やらいろいろな感情がごちゃ混ぜになっていた。

 

この男は、4万の兵士達を一人でいとも容易く倒した

 

王国内でも数少ない精鋭部隊をたった一振りで4万人を虐殺した。

 

「ガウェイン、俺にもやらせろ」

 

そう言ってモードレッドが出てくる

 

「私は別に構いませんが、王からの命は忘れないように」

 

「おうよ!」

 

モードレッドはクラレントを構え走っていく

 

「ッヒ!!」

 

バルブロは今になって自分達が圧倒的に不利だと言うことを思い出し、馬を蹴り逃げようとする

 

「逃すかよ!!」

 

馬を蹴り飛ばされ、馬から投げ落とされる。

 

「けっ!弱すぎるぜ!!」

 

アサシン達がバルブロを取り押さえる

 

「おい、ゴリラ、これで終わりか?」

 

「ええ、7万人連れてきていたようですが、質がなっていない者達で構成されてましたからね」

 

ガウェインは頭上を見上げ

 

「マーリン、近くに敵の気配はありましたか?」

 

「んー?いいやぁ、誰もいないよ〜」

 

魔法詠唱者であり、キャメロット内部にある花の塔の領域を支配しているレベル100のマジックキャスターだ。

 

一応は第10位階魔法まで使えるらしいが、本人はあんまり外に出たがらないのでマーリンの実力はアルトリアしか知らない。

 

「君たち、容赦なさすぎない?ボクが魔法を行使する前に殺害しちゃって、そんなにアルトリアのことを言われるのが嫌だったのかい?」

 

マーリンの気の抜けた声にガウェインは静かに「ええ」と言う

 

「我が王を愚弄しておいて生きて帰ろうとするその意地汚さ万死に値する」

 

ガウェインの言葉にマーリンは苦笑いし

 

「さ、君らも後始末して入りたまえ、もうすぐ王の帰還だよ?」

 

「わかっています。エミヤ、よろしく頼みます」

 

「………あぁ」

 

恐怖により失神したバルブロを連れてキャメロットに入る

 

マーリンは焼け焦げた死体や凄惨な光景を見て静かに祈る

 

「兵士達よ、君たちの来世が幸せなものであるよう祈ろう」

 

マーリンは魔法を行使する

 

「星の内海。物見の台。楽園の端から君に聞かせよう。君たちの物語は祝福に満ちていると、ガーデン・オブ・アヴァロン!」

 

死体が綺麗に消えていき、死体があった場所から花が舞う

 

「さてさて、私はいつも通り塔に籠ろう!」

 

 




【ガラティーン】
ワールドアイテムであり、元はアルトリアの武器だった。
異世界に転移する前にガウェインに見合う武器を持ってきて授けてた。アルトリアの持つ聖剣・エクスカリバーとは姉妹剣
エクスカリバーは垂直に振りぬく垂直な閃光であるが、ガラティーンは真横に薙ぎ払う灼熱の炎という違いがある。
昼間なら通常以上の10倍ほどは出る


マーリン
【種族】夢魔
【レベル】100
【クラス】魔力系魔法詠唱者
【カルマ値】善〜中立

エミヤ
【種族】人間
【クラス】アサシン
【レベル】85
【カルマ値】中立〜悪

次は王国側かあるいはナザリック陣営の話でございます
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