あらすじ通り更新激遅なんでお気をつけ下さい。
とある世界の天界……そこで働く女神がまたまたやらかしてしまい、一人の人間を転生させる時の特典にされるところであった。
寸でのところでその世界の担当光神であるウルトラマンギンガビクトリーが到着し、そうならずに済んだものの彼は事情を聞いて大噴火。
「結果はどうあれ他者を助けようとして命を落とした者をバカにするとは何事だ!!」
今までは説教で済ませてきた彼も今回ばかりは許容出来ず、転生する少年・佐藤和真のサポートを自身が行う事にし、さらに彼にはギンガビクトリーの先輩であるウルトラマンノアより『万が一があればお前の意志で渡せ』と託されていた予備のウルティメイトイージスを渡した。
正直なんつーものを、と思われるが今回はおいておくとしよう。本作、こっちにはほとんど関わらないので。
そうして異世界転生する彼を見送った後、ある事を相談すべく、逃げようとするアクアを引っ捕まえてノアが住まう惑星・プラネットノアへ向かうギンガビクトリーであった。
「先輩、先輩の役目は私が引き継ぎますので」
「エリス!なんでもうそんな気でいるのよ!?」
「……エリス、お前が隠れてサボってんのは知ってるからな。コイツの処遇を決めたら次はお前だから」
「……え?」
どうやらこの先輩後輩は似た者同士のようだ。
☆☆☆
「……ってわけなんですノア先輩」
「なるほど、我々ウルトラマンとしては見過ごせない所業だな」
ギンガビクトリーの相談を受けたノアはふーむと顎に手を当てて考える。アクアはビクビクしながら正座中。
「まあ、ギンガビクトリーによる今までの事の報告と合わせると順当なのは神格剥奪――」
「それはイヤあああああ!!」
「やかましい!全部お前がやらかしてた事の積み重ねた結果だろうが!」
ノアの案に泣きながら抵抗するアクアだったが、ギンガビクトリーに怒られてグスグスしつつ再び正座。
「――しようと思ったのだが、ぶっちゃけ剥奪したところで根本的な解決にはならんだろう。問題は性格の方らしいからな」
「あー……確かに」
グサリ
アクアの心にダイレクトアタック。実際その通りだから仕方ない。
そこでギンガビクトリーは思いついたように提案する。
「ノア先輩、どうせならコイツがバカにした人間達と同じ目に合ってもらうとかどうですかね?」
「!?」
「ふむ、例えば?」
「旅か何かさせてやればいいんじゃないかと。コイツの働いてた部署、転生部門なんで」
転生部門で旅、しかも直前に関与した世界から察すると……
「もちろんモンスターや魔物の類がいるところに」
「よし採用」
「嫌あああああ!!!」
「「うるさい駄女神」」
ピシャリと黙らされるアクア。彼女に拒否権はない。
ついでにいうと、反逆を起こしたところで彼女が二人に勝てる気がわけもない。ゴッドブローかまそうとしてもノアインフェルノでカウンターされて即終了だ。色々どころか彼女の全部が終わる。
そんな二人は既に
「というわけでお前にはこの魔法が存在しない……正確には消え去った世界に行ってもらう」
「なんでよりによってそんなとこにぃぃぃ!!」
「お前、魔法とか自由に使えたらイカサマしまくって更生なんかしないだろ絶対」
ギンガビクトリーはそういうが、アクアの頭では魔法でイカサマしても逆にピンチになる姿しか予想出来ない。これも普段の行いのせいだ。
「とはいえ、さすがに一人だと心配だからもう一人同行する。主に監督役で」
「なんでそんなに信用ないの!?」
「「過去の自分を省みろ馬鹿者」」
二人に言い返されさめざめと泣くアクアだが、二人は同情しない。
ここで疑問になるのはその同行者だが……
「それで、同行者って誰?」
「あのなぁ、お前ちょっとは敬語ってもんを……」
「安心しろ。それは大丈夫……
私 が 行 く ! !」
「「……は?」」
どこぞのNo.1ヒーローよろしく堂々と宣言したノアにギンガビクトリーとアクアはポカンとしていた。
アクアはもちろんだが、これから決めようと考えていたギンガビクトリーにとっても青天の霹靂。何言ってんのこの人状態である。
「いやいやいや何言ってんですか!?ノア先輩が行くことないでしょ!?」
「そうよ!ノア様が一緒に来たらサボれないじゃない!」
「おいお前サボるっつったか今」
サラッと出たアクアの一言にギンガビクトリーは青筋を浮かべる。
「実はその世界、どうも気になる事があってな。魔法が消えた理由に私が関わっているかもしれん。モヤモヤしたままだと職務に影響が出るかもわからないので、アクアの監視も含めて私が同行して解明しようというわけだ」
「……なんか真面目っぽく聞こえるけど微妙に自分の希望混ざってないですか?」
モヤモヤ解明はまさにそれである。
「安心しろ、当面は護神隊だけで回せるよう仕事は済ませてある」
「そこはいいんですけど、せめて護神隊から数名は連れてった方が良くないですか?ホラ、彼ら少数精鋭のチームで行動しているのがほとんどだしこういう時にうってつけじゃ」
「えええ!?もしかしてあのギンガビクトリー様と似た声の天パとかもついて来るの!?」
「おい駄女神……ノア先輩の直属だし、あいつは神格でいうなら最低でもお前と同格以上だからな」
護神隊とはノア直属の護衛部隊である。能力が高いのは言わずもがな、ノア本人に負けず劣らず濃いメンツだ。色んな意味で。
「まあ、それは一理ある。アクア、三日ほど準備期間をやろう。私もその間に護神隊から同行メンバーを選定しておく」
「みっかぁ!?せ、せめて三ヶ月……」
「それじゃ長すぎだろ。それじゃノア先輩、俺は約束した少年のサポートしてきますんで、
「うむ、任せておけ。そちらもしっかりな」
そう言い残してギンガビクトリーは帰っていく。アクアが滝のように涙を流しつつ手を伸ばしていたがガン無視であった。
そんなこんなでたった三日のうちに確実に生死が絡むような世界へ行く準備を済ませなければいけないアクア。何故かノアは準備を済まし終わっている。最初から行く気だったなこのチートラマン。
「それから言っておく事がある」
「何ですかー……」
もはや覇気など微塵もない。行く前からやる気なし。だが今までの事からそれを気遣ってやるほどノアも甘くない。
「おやつは300ギルまでだ」
既に、通貨が行き先の世界のものになっているノアであった。どう考えても遠足ではない旅路で300え……ギルでは足りないがツッコんではいけない。
とりあえずこれは様式美というものだ。
しかし、作者も思う。
……大丈夫か?この二人(+α)で……
兎にも角にも、こうしてノアとアクアは魔法が失われ機械が発展した世界へと向かう事になった。
「うう……向こうが暮らしやすかったらそのままそっちに永住しちゃおうかしら……」
「別に構わんがそうしたら迎えは期待するなよ」
「スイマセンでした」
はっきり言って、幸先不安なスタートである。
こちらは本家よりギャグ色が強まるかも。
だいたいノアとアクアのせい。
それから、あっちより各話がサラッと終わりそうです。
一応原作沿いですしね、一応。
もし本作で、無理のない範囲でキャラ追加するなら?
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定春(マスコット枠)
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桂&エリザベス(ボケ加速)
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高杉(シリアス枠)
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お妙(ある意味女性キャラ最強)