EP1 エルフからの依頼
「
あの後、昼休憩に入る際にミアお母さんに一言ことわってリューさんを2階に招き入れ、備え付けのテーブルに座って貰って朝の要件を聞くことにしたんだけど
「はい。昨日私達の
何でも酒場での夜遊びに負けた結果娘を取られてしまったそうで。」
「なるほど。それで【アストレア・ファミリア】に・・・」
あの【正義の眷属】が動き出すくらいだからほぼ間違いなく裏があるんだろうなぁ。。
「それで?その娘さんの居場所が
「はい。別件で私達は既に
ここでリューさんは言葉を濁す
ここまでで大まかな流れは理解出来た。ただ、腑に落ちない点も幾つかある
何より1番の疑問は
ただ彼女を奪還するだけなら【アストレア・ファミリア】だけでも問題は無いはず
「リューさん、一つだけ質問いいですか?」
「何でしょう?」
「事情は分かりました。僕からもできる限りの手も尽くします。ただ、僕である必要が分からなくて。具体的に何をすればいいんでしょうか?」
「今、私達に1番必要なのは
「ええええ!!??いやいやいやそんな僕ギャンブルなんてした事ありませんし!!!無理ですってば!」
「シルから聞きました。クラネルさんの運は神がかってると。その運をお借りしたいのです。何より・・・・」
リューさんが1呼吸おいて目を伏せる
「
「・・・分かりました。僕としても彼らを見過ごす訳にもいきません。僕なんかがどこまで力になれるかは分かりませんが、尽力させていただきます。」
「ありがとうございます!」
途端、リューさんの顔が笑顔になる
あぁ、僕は誰かの笑顔の為だけに動けるんだなって
「それと最後に一つだけ…」
「何ですか?」
「出来ればで良いのですが、もう1人だけ見繕っていただきたいのです。」
「それなら大丈夫です。僕としても強力パートナーとして頼もうとしていた方がいるんで。後それと少しだけ・・」
リューさんにここで待ってもらい、自分に割り振られた部屋に入って麻袋を掴んで戻ってくる
「これを。足しにしかならないと思いますが軍資金として。」
リューさんの前に置くと受けれないとばかりに首を振り
「い、いえ!さすがに受け取れません!依頼したのも私からですし。」
「何度も言ってますが、報酬は全てが終わってからで構いませんし。何より、1番は他言無用さえ守ってくれれば多くは望みません。それに軍資金は多くて困ることなんてありません。」
「分かりました。貴方の頑固さは知ってますし、有難く貰っておきます。それでは3日後、最終確認に尋ねさせていただきます。」
そう言って、階段を駆け下りていった
「さて、僕の方も準備しないとな。」
・・・・
「ニャー?少年カジノに行くのかニャ?」
「は、はい。頼まれてしまって・・・」
リューさんに帰ってもらった後、ミアお母さんの賄いを食べてる間のシルさん達に尋ねられることとなった
「全く・・ベルったらとんだお人好しっていうか・・・」
「私はベルさんのそういう所、好きですよ?」
「ははは…面目ありません。」
「ったく、受けてしまったもんは仕方ないね。やるんだったらきちんと最後までやってくるんだよ!そしてしっかり稼いできな!」
ミアお母さんからの許可も降りた。後はシルさんに頼めるかなんだけど・・
「そのついでで頼みたいんですが。シルさんも連れて行って良いですか?リューさんから2人欲しいと頼まれてまして、僕としてもシルさんの力をお借りしたくて。」
「受けちまったもんは仕方ないからね。シルが良いって言うんなら許可するよ。」
「ぜひ行かせてください!リュー達にはいつもお世話になってますし。私、
「もちろんその分きちんと働いてもらうからね!」
「ありがとうございます!」
「ほらほら、話は着いたんだ。さっさと準備するんだよ!お客と時間は待ってはくれないよ!」
ベルにヒロインは
-
いる
-
いらない