がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

11 / 90
10

「何を言っているんだい、君は?」

 

スネ夫の忠告に全く耳を傾けないギーシュ。するとジャイアンは無言でギーシュに近づき、右手を差し出す。

 

「ん?握手かい?本来なら君のようなブタゴリラとはしないのだがね。今日は本当に機嫌がいいんだ、してやろう!」

 

そう言い、ジャイアンが差し出した右手を握ろうした時、

 

ドスッ

 

ギーシュの顔にジャイアンの右ストレートがめり込む。続いて左ジャブ、右フック、左アッパー。

 

「ぐふぅ!何をする・・ぶへぇ!」

 

ドスッ

 

「くそっ平民のくせ・・・ぬふぁ!」

 

ドスッ

 

「痛っ、ちょっ・・・・」

 

ドスッドスッドスッ

 

「ひょっと・・・まっ」

 

そして数分後。

 

「あ〜っ。スッキリした。帰るぞ!!」

 

「う、うん・・・・・・。」

 

ジャイアンは歌を歌いながらその場から歩き出し、スネ夫がその後を追った。だが

 

 

 

「ま、待て・・・・」

 

「『???』』

 

いきなり呼び止められる。振り向くと、ボコボコになった貴族、ギーシュであった。どうやらまだ息があるらしい。ジャイアンが指を鳴らすととヒッ、とギーシュが悲鳴をもらす。

 

「き、貴様・・・貴族相手に・・・手をだして・・・ぶ・・・じで・・・すむと思って・・・いるのか・・・」

 

「貴族だ~?そんなものオレ様には関係ない!」

 

「決闘だ・・・!」

 

「ハァ?」

 

「決闘だと言ったのだ!!貴族が舐められるわけにはいかない!ゆえに、君に決闘を申し込む!!・・ストップ!ここでじゃない!だから拳を振り被るのはやめてー!」

 

「・・・ならどこでやるんだ?」

 

「ヴェストリの広場ならちょうどいいだろう。今度は不意討ちはなしだ、正々堂々僕と戦え!」

 

「望むところだ。ギタギタにしてやるぜ!」

 

「それでは、四半刻後に『ヴェストリの広場』に来るように!」

 

そう言い残して、ギーシュは去って行った。

 

「大丈夫かな?」

 

「心配するなって・・・・・俺様に任せとけ!」

 

心配そうに呟くスネ夫。そんな彼の肩をにジャイアンが笑いながら叩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「また失敗・・・・・・・ハア〜っ。」

 

魔法を失敗して落ち込むルイズ。

 

「それもこれもあいつらのせいだわ!全く、あの二人が来てからろくな目にあってないわね。」

 

ルイズは文句を言いながら歩いていると、野次馬が見えた。

 

「何かしら、この人だかりは?」

 

ルイズが好奇心を出して近づいていくと、

 

「諸君、決闘だ!!」

 

聞きなれた声が聞こえてきた。

 

「ギーシュ?まったく、決闘は禁止されてるって言うのに、何をしてるのかしら。でも、誰が相手なのか気になるわね。」

 

ルイズは対戦相手が気になり、人だかりを掻き分けて進んでいく。

 

「ギーシュと決闘ってことはおそらく女絡みなんでしょうけど、決闘相手は誰かしら?まぁ平民とかだったら命知らずと笑ってあげ・・・る・・・わ?」

 

ルイズが先頭にたどり着くとギーシュと対峙している人物を見て言葉が出なくなった。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。