ヴェストリの広場。これから行われる"決闘"―という名の貴族による一方的な制裁を見物しようと噂を聞きつけた生徒たちで溢れかえっていた。
「諸君!決闘だ!」
その広場の中心、決闘を申し込んだ男子生徒、ギーシュは薔薇の造花を掲げ高らかに宣言をする。うおーッ!見物人から歓声が巻き起こる。
「ギーシュが決闘するぞ!相手はルイズの使い魔だ!」
ギーシュは腕を振って、歓声に答えている。一方、決闘を受けたジャイアンは呑気に観客に手を振っている。自分の応援の為に集まったと、勘違いしているのだろう。一方人だかりの最前列では、ルイズが腕組みをしながら決闘を見学見していた。すると隣にいたキュルケがルイズに話しかける。
「あらルイズ、自分の使い魔が決闘するっていうのに助けないの?」
「いいの。これでアイツも思い知るでしょうね。『平民は貴族にはどうやっても勝てない』って事!」
とルイズはあっさりと答える。
「ふ〜ん。」
するとキュルケは反対側にいたタバサにも話しかける。
「それにしても珍しいわねタバサ、あなたがこういうの見に来るなんて。」
「あの男が気になる。」
その返答にキュルケは驚いた顔を見せる。
「あら?ああいう男が好みなの?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・ねぇ、タバサ。あなたどっちが勝つと思う?」
「まだわからない。」
それだけ言うと、タバサは視線をジャイアンに戻す。
「ジャイアン、本当に大丈夫?」
「おう、任せとけってんだよ!」
「でも・・・・・・・」
「心配ねえよ。俺様を誰だと思ってる?」
「ジャイアン。」
心配性のスネ夫はオズオズとジャイアンに声をかける。すると
「武さん、決闘なんて駄目です!殺されちゃいます!」
メイドが声を掛けたきた。
「大丈夫だって!ところでシエスタ、なんでいんの? お前、関係ないじゃん。」
「あ、そういえばそうですね。どうしてでしょう。ずっと見てたからでしょうか、
なんだかわたしにも責任があるような気がしちゃって・・・・」
と言ってすごすごと引き下がっていく。
「『・・・・へんなやつだな。』」
ジャイアンとスネ夫の声がハモった。
ジャイアンとギーシュは、広場の真中に立ち、睨みあう、といっても睨んでいるのはギーシュだけだが。
「とりあえず、逃げずに来たことは、褒めてやろうじゃないか。」
ギーシュは、薔薇の花を弄りながら言った。
「これは決闘だ、どちらかが負けを認めるまで続ける。それと僕はメイジだからね、
杖を落としたら負け、というルールも付け加えてあげ―『始めろ、時間の無駄だ。』」
ジャイアンにルール説明を中断され、ギーシュは顔をしかめる。
「フン、では始めよう!」
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他