「いた~・・・・・まったく、あいつはご主人様をなんだと思ってるのよ。」
数分後、ジャイアンにボコボコにされて階段から突き落とされたルイズは、医務室から出てくる。あれだけボコボコにされたのに驚くべき生命力である。
「まぁ、ゼロのルイズじゃ仕方ないわね。やっぱりダーリンの手綱を握るのは私かしら?」
「・・・・・彼は誰にも従わない。」
ルイズの横を歩くキュルケとタバサ。
「勝手なこと言ってんじゃないわよ!あいつ、今度こそ絶対に言うこと聞かせてやるんだから!!」
そういいながらルイズは再びジャイアンたちの部屋へと急ぐのであった。すると目の前を馬が猛スピードで駆け抜けた。
「きゃっ!な、何?」
「今の、ダーリン?あんなに急いで何処に行くのかしら。」
「・・・・事件?」
タバサの一言にルイズは、言葉が出なくなった。
「あのバカ!あれ程忠告したのに何してるのよ!!」
「どういうことよ?」
ルイズの説明で、二人はシエスタがモット伯に連れて行かれ、ジャイアンたちが彼女を助けに行こうとしている事を理解した。
「何考えてんの!?この学院内ならまだしも、伯爵クラスの貴族に喧嘩売って勝てるわけ無いじゃない!!」
ルイズはそう言うと、馬小屋まで走り、馬を借りようとする。だがすでに馬は全て貸し出されていた。
「・・・・乗って。」
するとタバサとキュルケがシルフィードに乗って現れた。どうやらこの二人もスネ夫たちを追うつもりらしく、ルイズを乗せてモット伯の家まで飛ばしていった。
「ありがとう、タバサ。」
「礼はいらない。」
三人と一匹はスネ夫たちを追いかけ、空を駆けた。
モット伯の屋敷に到着し、三人は馬から下りる。
「タケシ。」
「???」
ルクシャナは、ジャイアンに何かを手渡す。
「これは・・・・・?」
「私の村にあった伝説の武器よ。なんでも・・・・遥か昔、人間とエルフは戦争するたび、互いに九人の戦士を選んだの。そしてその伝説の武器で球を打ち、互いの戦力を削っていったそうよ。」
「要するに・・・・・ただのバットだな。」
「伝説でも何でも無いじゃん。」
ルクシャナの説明にジャイアンとスネ夫は何とも言えない顔をする。ジャイアンはバットを装備した。
「何者だ!」
すると、すぐに門番に見つかり、槍を向けられる。
「まずい!」
だがジャイアンは槍を弾き飛ばすと、一瞬で門番を撃破する。すると騒ぎを聞きつけた他の衛兵達も駆けつけ、三人を取り囲む。
「話し合いしなくていいの?」
「話し合いはシエスタがしただろう?」
「そもそも話し合いで済むんだったら、こんな所まで来ないわよ!」
ジャイアンとルクシャナは笑みを浮かべる。
「さてと、始めますか?」
「いくぞ!」
多くの衛兵が三人目掛けて突撃する。三人は突撃してきた衛兵を一人、また一人と気絶させていく。
コンコン
「モット伯!侵入者です!!」
衛兵がモットの部屋をノックし、声をかける。
「侵入者?そんなもの、衛兵達がかたずけるであろう。」
「いえ、すでに十人以上倒されています!!」
衛兵の報告にモットは驚き、声を荒くした。
「馬鹿な!たかが賊相手に何をてこずっている!?」
「それが、浸入者の中にエルフと思われる輩もいて・・・・。」
「この役立たずども!全員縛り首だ!!」
モットは再びシエスタに向きなおると
「すまないね、シエスタ。私は賊の退治に行ってくるから、君は大人しく待ってなさい。」
そう言うとモットは部屋を出て行った。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他