ルイズたちはモットの屋敷に到着するが、時すでに遅く。床には気絶した兵士たちがゴロゴロと転がっていた。
「・・・・・・・。」
「まさかここまで・・・・・」
「・・・・彼らしい。」
三人の顔が青ざめていく。、
ガタン
「ぐあっ!!」
そして聞こえてくる悲鳴や打撃音を頼りに屋敷の中を進んで行く。そしてルイズたちは、ジャイアンたちを発見した。
「あんたたち!何してんのよ!こんなことしたらモット伯どころか軍が動いちゃうじゃない!死刑になるわよ!!」
ルイズの叫びに、三人はゆっくりと振り向く。
「何しに来たんだ?邪魔だから帰れよ。」
「帰れって、そんなことできるわけないでしょ!?あんたたち、あのメイドに何処まで入れ込んでるのよ!」
「シエスタは俺たちの仲間だ、だから助けるんだ。」
三人はそのまま屋敷の奥に進むと、杖を持ったモットが現れた。
「貴様らが侵入者だな?」
「だったら何?」
ジャイアン、スネ夫、ルクシャナも武器を構えて応戦する体制になる。その様子にルイズは声をあげる。
「あ、あんたたち、何しようとしてるのよ!!それにその態度!すみません、モット伯爵。後でしっかり躾ておきますので・・・」
「ならん!斯様な平民の無礼を捨て置いては、ジュール・ド・モットの名が廃る!」
「どうでもいいけど、シエスタを返してもらうよ。」
「ちょっ!あんたも何言ってるのよ!今すぐに謝りなさい!これは主人としての命令きゃっ!」
「俺様に命令するなんていい度胸だな。俺もスネ夫もお前の使い魔になった覚えはないぞ。」
ジャイアンに命令しようとしたルイズは首根っこをつかまれそのまま投げ捨てられる。
「お前たちこそ、それで貴族か!」
「!?」
「弱い者相手に権力を振り回し、その力を真の敵へ向けることはできないのか!!」
「なんですって・・・・?」
「金持ちの子供なら何をしてもいいのか?魔法が使えるなら全て許されるのか?」
その鋭い眼光に、ルイズは小さく悲鳴を漏らし身を竦めた。
「お前たちみたいなのが居るから争いごとは無くならねぇし、国が腐っていくんだよ!」
ジャイアンは、強い意志をもってそう言い放った。
「『・・・・・・・・・・。』」
その言葉にルクシャナは、心が揺さぶられるような感覚を覚えた。そしてスネ夫はジャイアンに、今この場にいない幼馴染の面影を重ねるのであった。
「平民が・・・・・ふざけるな!!」
平民に反論されたのが気に食わなかったのか、モットは水の刃を作り出し、ジャイアンに向けて放つ。
「くっ!!」
するとジャイアンの前に、ルクシャナが現れ、モットの攻撃を魔法で防ぐ。
「なら、アンタが平民たちを救ってよ!立派な王様になって!」
ルクシャナは笑みを浮かべる。
「行こう、ジャイアン!」
スネ夫も笑いながら前に出る。
「ああ!いくぜ!!」
三人はモットに飛びかかった。
「あの・・・・・タケシさん?」
その日の夜、ジャイアンたちは馬車に乗り、学院を目指していた。
「何?」
「これ、バレたら打ち首どころじゃすまないんですが・・・・・」
馬車の中にはジャイアン、スネ夫、シエスタの他に屋敷から奪った宝石や金貨の詰まった袋が大量に積まれていた。
「アイツのモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノだ!」
「そうですか・・・・・・・・・」
シエスタは苦笑いする。その後、ジャイアンたちは奪った宝石や金貨を学園で働く平民たちにボーナスとして、分け与えたのであった。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他