翌日、トリステイン学院は噂の盗賊、『土くれのフーケ』の襲撃という前代未聞の大事件で大騒ぎになっていた。厳重な『固定化』の魔法で守られていたはずの秘宝が強奪されたのだ。そして犯行現場には、『秘蔵の破壊の杖、確かに領収いたしました』という犯行の旨を記したカードが落ちていた。まさに学院創設以来初の大事件であり、同時に過去に例を見ない大失態でもあった。学院長室では、教師達が集まり対策会議と称して責任の擦り合いを行っていた。それを一喝して黙らせたオスマンがゆっくりと口を開く。
「さて、みっともない所を見せてしまったが・・・・君たちに集まってもらったのは他でもない、『土くれのフーケ』による学院襲撃の件についてじゃ。犯行の現場を見た君たちに説明してもらう為にここに来てもらったと言うわけじゃ。」
オスマンは呼びつけた三人と二人の使い魔を見る。
そこにはキュルケに、相変わらず無表情のタバサ。目を充血させ、目元に泣きはらした痕を残しているルイズの三人、そしてジャイアンとスネ夫の姿があった。
「では犯行を見た時の事を説明してもらうとするかの。」
ルイズとキュルケは昨晩あったことを詳しく説明した。
「それで、破壊の杖を奪われたということじゃな?」
「・・・・・はい。」
ことの経緯を説明したルイズは教師達の心無い言葉に責められていたが、それを助けたのは
「オジさんたちが攻めることは出来ないんじゃないの?」
意外なことにジャイアンだった。
「こんなに大きな学校なんだから、見回りとかがいるのは当然でしょ?それに、ルイズたちが少しは足止めしたのに誰も来る気配が無かったってことは、寝てたりして当直を怠ってたって事でしょ?」
「そうだよ。自分が何もしなかった癖に他人を責めるのは筋違いだ!」
ジャイアンとスネ夫の正論に何もいえなくなった教師陣。以外にも自分を守ってくれたことに少し感謝したルイズだった。すると突然ドアから秘書のロングビルが現われた。
「ミス・ロングビル、どこ行ってたんですか!?大事件ですぞ!」
「申し訳ありません。昨晩から急いで調査しておりましたの・・・・。」
ロングビルの話では、近くの森にフーケの隠れ家らしい小屋を見つけたとの事だ。初めはこの事を王宮へ報告し、助けを予防としたのだが、その間にフーケに逃げられてしまう可能性と自身の問題は自分たちで解決するというオスマンの意向によりそれは却下された。
「では、捜索隊を編成する。我と思う者は、杖を掲げよ!」
だがオスマンの言葉に誰も杖を掲げず、全員顔を見合わすだけだ。
「おらんのか? おや? どうした! フーケを捕まえて、名を上げようと思う貴族はおらんのか!」
再度、オスマン尋ねた。だがやはり、誰も杖を掲げない。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他