スッ
するとルイズが杖を掲げる。
「私が行きます!」
フーケを捕まえてみんなを見返してやる!そう決意を固め凛々しく名乗りを上げた。それを見て驚いたミセス・シュヴルーズが声を上げる。
「あなたは生徒ではありませんか!ここは教師に任せて・・・・」
するとキュルケも、しぶしぶと杖を掲げた。
「ヴァリエールには負けられませんわ。」
さらに続けてタバサも杖を掲げる。
「タバサ。あんたまで付き合わなくても・・・・・」
「心配。」
そんな三人の様子を見て、オスマンが笑った。
「そうか。では、君らに頼むとしようか」
「オールド・オスマン!わたしは反対です!生徒達をそんな危険にさらすわけには!」
「では君が行くかね、ミセス・シュヴルーズ?」
「い、いえ・・・・。わたしは体調が優れませんので・・・・・」
異議を申し立てたシュヴルーズだったがオスマンの言葉に引っ込んでしまった。
「うむ、では彼女等に頼む事としよう!」
その様子を見てオスマンが言った。
「心配はいらん!ミス・タバサは、若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だと聞いている!」
その言葉に教師達は驚いたようにタバサを見つめた。
「本当なの?タバサ」
キュルケも初耳だったらしく驚いている。そしてオスマンは、キュルケに視線を向ける。
「ミス・ツェルプストーは、ゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出身で、彼女自身の炎の魔法も、かなり強力と聞いているが?」
オスマンの説明にキュルケは得意げに、髪をかきあげた。それからルイズが自分の番と言うかのように可愛らしく胸を張る。だが
「・・・・・・・・・・・。」
オスマンは困ってしまう。何故なら褒める所がないのである。オスマンはさりげなく目を逸らす。
「その・・・・・、ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の息女で、その、うむ、なんだ、将来有望なメイジと聞いているが?しかもその使い魔は!」
そう言うと、ジャイアンを熱っぽい目で見つめた。
「平民でありながらあのグラモン元帥である、ギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったという。魔法とは違う未知の力を使えるという噂だ?」
自分よりも使い魔が褒められた事にルイズはムッとする。
「この三人に勝てるという者がいるのなら、前に一歩出たまえ!!!!」
オスマンが威厳のある声で言う。そして誰も反論しないことを確認すると
「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する!」
ルイズたちは真顔になって直立する。そして
「『「杖にかけて!!!」』」
唱和し、スカートのすそをつまんで恭しく礼をする。
この小説の結末は
-
鬱エンド
-
バウムクーヘンエンド
-
デッドエンド
-
メリーバッドエンド
-
修羅エンド
-
グッドエンド
-
その他