がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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森に入り、そのまま進んでいくと、そこには廃屋があった。一行は、小屋の中から見えないように、森の茂みに身を隠したまま廃屋を見つめる。

 

「情報では、確かにあの小屋です。」

 

ミス・ロングビルが廃屋を指差して言った。ジャイアンは小屋の壁に張り付き、窓から中を覗く。中には埃を被った家具がいくつかあるだけで、人の暮らしていた形跡は見当たらない。正真正銘の廃屋だ。ジャイアンは合図をして、ルイズたちを呼んだ。

 

「誰もいないぞ。」

 

タバサが扉の前で杖を振り、『ディテクト・マジック』を唱える。反応なし。罠がないことを確認したタバサは、ドアを開けて中に入っていく。それにキュルケが続いた。

 

「私は外を見張ってるわ!」

 

外には見張りとしてルイズが残り

 

「じゃあ、私は辺りの偵察をして来ます!」

 

ロングビルは辺りの偵察に森の中に入り

 

「じゃあ、僕たちは馬車にもどってるね!」

 

どさくさに紛れてジャイアンとスネ夫は逃げ・・・

 

ガシッ

 

「どこ行くのよ、あんたたち!?」

 

首根っこをルイズに掴まれてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の中を探し始めてすぐ、タバサが盗み出された『破壊の杖』を見つけ出した。

 

「ずいぶんあっけないわね。」

 

キュルケがそう漏らす。

 

「『!?』」

 

ジャイアンとスネ夫は『破壊の杖』を見た瞬間、目を丸くした。

 

「おい、スネ夫!」

 

「うん。なんでこれがこんな所にあるんだろう・・・?」

 

間違いない。これは――。

 

「きゃあああああああああああああ!!!」

 

その時、見張りをしていたルイズの悲鳴が聞こえた。三人が一斉にドアを振り向いたと同時に、小屋の屋根が吹き飛ぶ。屋根が無くなった小屋の中を、巨大なゴーレムが覗き込むようにして立っていた。

 

「ゴーレム?」

 

キュルケが叫んだ。するとタバサはすばやく詠唱し、巨大な竜巻をゴーレムにぶつけるが、びくともしない。続いてキュルケが炎を放つも、ゴーレムはまったく意に介さない。

 

「無理よこんなの!」

 

キュルケが叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「退却。」

 

「うん。『破壊の杖』も取り返したし、ワザワザあんなのと戦う必要もないね。」

 

「そうだな!」

 

「行きましょう!」

 

全員一致で撤退を決める。

 

ボンッ!!

 

「『「『!?』」』」

 

聞き覚えのある爆発音が聞こえた。振り向くと、ルイズがゴーレムに何度も失敗魔法をぶつけている。ゴーレムもルイズに気づき、襲い掛かってきた。

 

「逃げろ!」

 

「嫌よ!」

 

ルイズは断固として逃げようとせず、ゴーレムに攻撃を続ける。

 

「私は貴族なの!魔法を使える者を貴族と呼ぶんじゃない!敵に背を見せない者を貴族というのよ!」

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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