目の前にタバサの風竜シルフィードが舞い降りた。
「乗って!」
タバサが叫んだ。ジャイアンはルイズをシルフィードの背中に放り投げると、拳を振りかざすゴーレムを見上げる。
「ジャイアン!」
シルフィードの背に乗っていた、スネ夫が何かを投げ渡す。
「よし、行け!」
今にも拳を振り下ろしそうなゴーレムを見て、ジャイアンはシルフィードを飛び立たせる。
ドン!!
シルフィードが飛び立った瞬間、ゴーレムの拳が地面に叩き付けられた。
「タケシ!」
ルイズが悲鳴のように叫ぶ。ジャイアンはゴーレムの攻撃をかわすと、ゴーレムの腕に、バットを振り下ろす。だが
ガチッ
バットはあっさりへし折れた。木製なので無理もない。
「あ、やっぱり折れたか。ルクシャナに怒られるな・・・・」
ジャイアンは、折れたバットを投げ捨てると、スネ夫から渡された物を取り出す。それは『破壊の杖』と呼ばれる小さな突起のついた筒一本。それを手にはめると、ゴーレムに向き直った。
「ドカン!」
手にはめた筒から強力な衝撃波が飛び出し、それがゴーレムに直撃したのだ。
ドカン!!!
巨大な爆発とともにゴーレムはバラバラに破壊された。
「・・・・・・間違いないな・・・。」
ジャイアンは、呟く。するとシルフィードはゆっくりと降りてきた。
「タケシ! すごいわ、さすが私のダーリン!」
そういいながら抱きついてくるキュルケを引きはがす。
「た、倒しちゃった・・・・」
ルイズはあっけに取られたように呟く。
「フーケはどこ?」
タバサの言葉にはっとしてあたりを見渡すルイズとキュルケ。その時、近くの茂みから、偵察へ行っていたロングビルが現れた。
「ミス・ロングビル! フーケはどこからあのゴーレムを操っていたのかしら?」
キュルケが尋ねるが、ミス・ロングビルはわからない、というように首を振って『破壊の杖』を見る。
「それが、盗まれた秘宝ですね?」
「ええ」
カチャ
するとジャイアンは何を考えたのか、ロングビルに砲口を向ける。
「ちょっと!何してるのよ!!」
ルイズが慌てて止めに入ろうとするが、ジャイアンは腕を下ろさない。
「い、いきなり何をするんですか!!」
叫ぶロングビルにスネ夫がゆっくりと口を開いた。
「あなたが盗賊なんでしょ?だから捕まえるんだよ。」
「な、何を言ってるんですか!?私は・・・・・」
「あなたの言ってた調査には矛盾が沢山あったからね。どうせ『破壊の杖』の使い方がわからなかったから、学院から誰か連れてくれば使い方がわかると思ったんじゃないの?」
「っ!!」
この小説の結末は
-
鬱エンド
-
バウムクーヘンエンド
-
デッドエンド
-
メリーバッドエンド
-
修羅エンド
-
グッドエンド
-
その他