がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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ロングビルは事件が起こってすぐに調査したと言っていたが、ジャイアンたちが事件を目撃にしたのは、夜も更けてかなり遅い時間だ。そんな時間なら当然馬を借りることはできない為、自分の足で歩くしかない。その上、馬を飛ばして三時間ぐらいかかるということは、歩けば確実に六時間以上かかる計算になる。つまり往復だけで半日掛かり、調査などろくに出来るわけが無いのだ。さらに言えば、夜中にこんな森の中をうろつく人などいるはずも無く、目撃情報なんているわけが無い。

 

「なんだい、バレてたらしょうがないね。ゴーレム!!」

 

正体がばれた瞬間、ジャイアンたちから距離を取り、ゴーレムを召喚する。

 

「まさか、本当に?」

 

ルイズはまだ信じられないのか、いまだに困惑し、動けずにいる。その隙にゴーレムはルイズを掴み、人質にした。

 

「さぁ、『破壊の杖』を渡しな!さもないと、あんたの主人の命は無いよ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

形勢逆転。これで勝利を確信したフーケ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰が主人だ?俺様に主人なんていないよ。」

 

「へ?」

 

ジャイアンの反応はフーケにとって予想外のものだった。ジャイアンが乱暴者だと言っても、最低限の使い魔をしているものだと思っていたフーケは、主人を人質に取れば簡単に秘宝を渡すだろうと思っていたのだが、

 

(こいつ、アッサリ主人を捨てやがった!?)

 

ジャイアンがここまで使い魔をしていないとは予想外だった。

 

「もういいか?じゃあ、いくぜ。」

 

ジャイアンはゴーレムに砲口を向ける。

 

「ちょ、ちょっと待ちなって!あんたいったい!?」

 

「ドカン!!」

 

凄まじい衝撃波でゴーレムを再び破壊する。

 

「ぎゃあああああああああ!!」

 

ドーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

「きゃああああ!!」

 

ルイズは間一髪脱出に成功したが、着地に失敗し、顔面から地面に激突してしまう。

 

「タケシ!もうちょっとマシな助け方は無かったの!?」

 

ルイズはすぐに立ち上がり、ジャイアンに文句を言う。予想通りの生命力にジャイアンは半端呆れる。

 

「あ?悪いのは逃げずにボーと立っていた、お前だろ?助かっただけ感謝しろよな。」

 

それだけ言うとジャイアンは歩き出し、スネ夫もその後に続く。

 

「スネ夫の推理した通りだったな。」

 

「でしょ?」

 

「お前って本当に頭がいいな。」

 

二人は気絶しているフーケを縛り上げ、馬車の中に押し込むと、そのまま森を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして学院に戻った二人は、フーケを衛兵に引き渡し、学院長室でオスマンに事の次第を報告した。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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