オスマンはかつて自分を助けてくれた恩人のことを語り出した。彼がワイバーンの群れに襲われたとき、霧の中から現れた一人の少女のことを。その少女は、腕に『破壊の杖』を装着し、あっさりとその群れを壊滅させてしまったらしい。オスマンは、助けられた礼を言うとしたが、少女は誰かに呼ばれたのか、霧の中に去って行った。慌てて後をおったが見つからず、代わりに『破壊の杖』が落ちていたのだと言う。それからオスマンは、今まで大事に保管していたらしい。
「それにしても、あの子、綺麗じゃったの~。将来はきっとスゴイ美人になるに違いないわい。」
かつての恩人のことを思い出しながら、シミジミとした様子で言うオスマン。だが、ここまでの話を聞いて、オスマンの恩人だという少女に関して、ある人物に思い当たっていた。
「爺さん、近くに男の子はいなかったか?」
「ドジで、マヌケで、バカ顔なんだけど・・・。」
ジャイアンとスネ夫は、オスマンに詰め寄る。
「いや、わしが見たのはその子だけじゃよ。」
「そうか・・・・・・・・・。」
ジャイアンとスネ夫はため息をつく。
「まぁ、でも、おかげでこいつの謎も解けた。礼を言うぜ・・・・」
ジャイアンとスネ夫は踵を返し、学院長室を出て行こうとする。
「これ!まだこちらの質問に答えて貰ってないぞ!」
オスマンの呼びかけに立ち止まる二人。
「僕たちは東の国から来た唯の平民さ。」
静かに語るスネ夫に、耳を澄ませるオスマンとコルベール。
「僕たちはある男を探しているんだ。もしさっきの話が全て本当なら、この国にはなんらかの手がかりがあるはず。だからこの国でその手がかりを探し出す、それだけさ。」
するとオスマンが重々しく口を開く。
「・・・・正直に言おう。我々は君たちの存在を危険視しておる。」
表情を変えない二人に、オスマンはさらに続けた。
「君は強力な使い魔じゃ。素手でメイジを倒せるほどにな。故に、ミス・ヴァリエールが御し切れぬのなら、野放しにはしておけん。」
「ん?俺たちは全然強くないぞ?」
「そうそう、強いっていうのはアイツの事を言うんだ。」
「ミスタ・グラモンとの決闘を見させてもらった。あの時君は、ミスタ・グラモンを殺そうとしたじゃろう?」
「『・・・・・・・。』」
オスマンとコルベールは、厳しい表情でジャイアンを見つめる。
「なら、何故、決闘の騒ぎを止めなかったの?」
突然の質問に困惑するオスマンとコルベール。スネ夫の視線はちらりと、遠見の鏡へと向けられる。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他