「あれで事の成り行きは見てたんでしょう?なら、何故あの騒ぎを止めようとしなかったの?」
二人が気づいていたという事にオスマンとコルベールはたじろぐ。
「高みの見物で何を考えていたかは知らないけど、お前たちは教師なんだろう?なら何故、決闘を止めようとしなかった? 俺様はアイツを殺す気なんて毛頭なかったけど、もしあれでアイツが死んでいれば、それを傍観していたお前達はどう責任を取っていたつもりだ?」
ここに来て二人は、オスマンたちの行為を非難する。表情は先ほどからまるで変化していないが、変わらないのが逆に恐ろしい。
「他の教師達までも止めるどころか、あなたたちと同じ傍観者と成り果てていた。教師であるあなたたちにはこの学院にいる全ての人間達を守る義務がある。それができないようでは教師失格だ。」
「俺たちはお前たちを信用していない。故に、これは俺たちが貰っておくぜ!責任感のない人間に預けるのは危険すぎるからな。」
近い将来また盗まれると確信したジャイアンは、『破壊の杖』を取り上げる。
「・・・・確かに、そうじゃ。ワシらは好奇心を優先して、一番大事なことを忘れていたよ。君たちの言う通り、ワシらはとんだ大馬鹿者じゃ。君に教師失格などと言われるのも無理はない・・・・。まことに、申し訳ない・・・・・・・・・」
コルベールもオスマンと共に頭を深く下げる。
「いやはや・・・君たちには恐れ入るわい。ミス・ヴァリエールは素晴らしいパートナーを得たようじゃな。」
ジャイアンとスネ夫は用が済んだとばかりに踵を返し、学院長室を後にする。
「オールド・オスマン・・・」
コルベールがオスマンに話かける。
「まだ彼らが安全と決まったわけではない。だが確かに決闘の時、彼らはミス・ヴァリエールによって止められた。今回も、主と共にフーケ討伐の任を果たした。少なくとも、ある程度はミス・ヴァリエールに従うようじゃ。」
「・・・・はい」
「ミスタ・コルベール。この件は引き続き私が預かろう。」
「わかりました。」
「君はミス・ヴァリエールの方に気を使ってやってくれ。彼女、扉の向こうで話を聞いておったぞ。」
「! ・・・分かりました」
そう言って、コルベールも部屋を出て行く。ひとり学院長室に残ったオスマンは、
「願わくばその力、壊すためではなく、守るために使ってほしいものじゃ。」
静かに呟いた。
その日の夜。 アルヴィーズの食堂の上階にて、フリッグの舞踏会が行われようとしていた。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他