がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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華やかに着飾った教師や生徒達が食事や会話をしながら、年に一度の舞踏会を満喫していた。そんな中、一際注目を浴びているのはフーケ討伐に赴いたキュルケとタバサだった。タバサは食事に夢中なので周囲に人はいないが、キュルケの周りには大勢の男が群がっていた。

 

「『・・・・・・・・・・・・。』」

 

そんな中、ジャイアンとスネ夫はバルコニーから、星空を眺めていた。

 

「あんたたち、こんなところで何してるのよ。」

 

そこに現れたのは二人のご主人と言い張るルイズ。ただ、いつもと違うのは妙に着飾っており、二人からすれば違和感が物凄くあるということだ。

 

「楽しんでる?」

 

「まあな。」

 

ルイズはすっと二人に手を差し伸べた。

 

「踊ってあげても、よくってよ。」

 

目を逸らして、ルイズは照れたように言った。

 

「おいおい、そこは踊って下さい、だろ?」

 

「うっ!し、仕方ないわね・・・・今日だけよ。」

 

ルイズはドレスの裾を両手で持ち上げると、膝を曲げて一礼した。

 

「わたくしと一曲踊ってくださいませんこと。ジェントルマン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『御断りします。レディ。』」

 

「少しは考えなさいよ!!」

 

ルイズの誘いを即答する二人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホントムカつく使い魔ね。まぁいいわ、今回は特別に許してあげる。」

 

そう言うとルイズもバルコニーから、星空を眺める。

 

「ねぇ、聞きたいことがあるんだけど。」

 

「何だ?」

 

「あんたたちが探してる男って、この間の話に出てきた幼馴染なの?」

 

「盗み聞き?ま、知ってたけどね。」

 

「だ、だって・・・・不安じゃない。あんたたちが何かやらかしたら、主の私の責任なのよ?」

 

ばつが悪そうに言うルイズ。

 

「聞いた内容はすべて黙っていろ。」

 

「え?なんでよ?」

 

キョトンとするルイズに二人は呆れた顔をする。この女は盗み聞きした内容を他人に話すつもりなのか、余程神経が図太いとみた。

 

「わかったわ、黙っておいてあげる。そのかわり、私の言うことは何でも聞くこと!いいわね!」

 

「フン・・・考えておいてやる。」

 

ジャイアンは素っ気なく言った。

 

 

 

 

 

 

 

「それで、アンタたちは何でソイツの事を・・・・・・・」

 

ルイズは詳しい話を聞こうとするが

 

「ルイズ、あまり人の事情に首を突っ込まない方がいいよ。人には話したくない事はいくらでもあるんだから。」

 

「お前の今の行動は『優しさ』じゃない。唯の『御節介』だ。」

 

二人は立ち上がるとそのまま部屋へ向かって歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・バカ。少しは教えてくれてもいいじゃない。」

 

ルイズはむくれながら部屋に戻り、着替えて睡眠をとることにした。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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