一瞬、ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃がアンリエッタを襲った。
「そんな・・・・・」
にべも無く拒絶され、アンリエッタにとっての最後の望みが断たれたような物だ。
「あんた、昨日ゲルマニアが野蛮な連中だって馬鹿にしたわね?」
すると今まで黙っていたルクシャナが口を開く。
「なら、あんたはどうなの?」
「???」
ルクシャナの言葉にアンリエッタはキョトンとする。
「あんたは、彼らの皇家が始祖ブリミルの血を引いていないから、格下に見ているようだけど。血を引いてるあんたは彼らに勝っているの?」
「それは・・・・・・・」
血筋で国を差別している姫にジャイアンとスネ夫も鋭い視線を向ける。
「確かに彼らは、お金があれば領地を買い取って貴族になることができるわ。でもだから何?あんたが彼らを罵れるの?馬鹿にできるの?自分のやった事の後始末もできない、あんたが?」
物凄い蔑んだ表情で、辛辣な言葉を吐くルクシャナ。
「お金を稼いだこともないくせに。彼らが『野蛮な成り上がり』なら、あんたは『口先だけの役立たず』ね。」
その言葉にアンリエッタの心が折れてしまった。力なく床に座り込み、うなだれたまま、ピクリとも動かない。そして、しばらくの後
「・・・ごめん、なさい・・・・・・・・・・・」
アンリエッタは、力なくつぶやいた。
「ごめん・・なさい、本当にごめんなさい!どうか、許して下さい!!こんな、こんな事になるなんて思わなかったんです。ゲルマニアを・・・・平民を馬鹿したこと、謝ります。本当にごめんなさい。あなたたちが望むなら、私の全てを捧げます。お金なら・・・・・墓場に入るまで働きます。身体が欲しいのなら・・・・・・・好きにしてください。だから、だから、助けて、下さい。お願い・・・しま・・・す・・・・・・」
ぽろぽろと大粒の涙を流しながら、アンリエッタは必死に謝った。それを見たスネ夫、ルクシャナ、ジャイアンは困った顔で見合わせた。
「行こうよ。」
「そうね。」
「行ってやるか。」
三人はさっきとはうってかわって優しい笑顔でアンリエッタを見つめた。
「エグッウッ、あ、あ``の``、それって、ゥッ、もじがじで・・・」
アンリエッタは、涙と鼻水でクシャクシャになった顔を、恐る恐る上げた。
「行ってやる、但し条件があるぜ。」
「あ``、ありがどうございばずぅ!」
アンリエッタはジャイアンやスネ夫、ルクシャナにまで抱きついて、泣きじゃくりながらお礼を言い続けた。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他