「よし、行くぞ!!」
「うん。」
「ええ。」
学園前でジャイアン、スネ夫、ルクシャナは声をあげる。
「いってらっしゃい、気を付けてくださいね!」
シエスタに見送られ、そのまま馬小屋まで走り、馬を借りようとする。
「ルイズを助けに行くの?」
振り向くと、そこにはタバサがいた。
「盗み聞き?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
この学園の生徒は盗み聞きをするのが趣味なのかと思い始めた。
「違う。手紙を貰いに行くだけだ。」
その言葉を聞くと、タバサは自身の使い魔、風竜のシルフィードを呼ぶ。
「乗って。」
そう言うと、ジャイアンたちに手を差し出した。
「『「・・・・・・・・・・・・・・。」』」
こうして、4人を乗せた風竜は空へと飛んでいった。
上空ではスネ夫とルクシャナが、お互いに無言で遠くの景色を見ていた。タバサは片手に杖を持ち、もう片方の手に本を持ってそれを読んでいた。一方のジャイアンは仰向けで昼寝をしている。
「聞きたいことがある。」
ふと、タバサが読んでいた本を閉じると、スネ夫にむかって背中越しに話しかけた。
「・・・・・何?」
タバサの後ろで、スネ夫がキョトンとする。
「この間のこと・・・・・・・。」
数日前話したジャイアンと幼馴染の事だ。
「タケシがその子に負けたって、本当?」
ジャイアンの強さを嫌という程見てきたタバサ。そんなジャイアンを負かした幼馴染の強さに彼女は興味をもっていたのだ。
「さあね。」
だがスネ夫は真面目に答える気にはなれなかった。
「・・・・・ちゃんと答えてほしい。」
「知らない。」
直後、タバサが勢いよくスネ夫の方を振り向くと、彼に杖を突きつけた。
「もう一度言う。ちゃんと答えて。」
タバサが再び問う。その表情はいつもと変わらないものの、どこか威圧的な雰囲気を醸し出している。だがスネ夫はそれに怯むことなく、寧ろ余裕の表情で見つめ返した。
「それが人にモノを頼む態度?」
しばらくの沈黙の後、スネ夫が口を開いた。
「ふん・・・・・。何を必死になってるのかは知らないけど、話しても意味はないよ。」
スネ夫が嘲るようにニヤリと笑う。
「???」
「強さだけを追い求めてちゃダメだってことさ。」
スネ夫の言葉に、タバサはキョトンとする。だが、すぐに元の固い表情に戻る。
「なら、どうすれば・・・・・・」
「何が?」
「・・・・・何でもない。ありがとう。」
タバサは礼を言うと前を向き、本を開いて再び読書に没頭し始めた。そして、何事もなかったかのように再び無言の時間が続いていくのであった。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他