「そうか、つまり君は怖いのかね?僕と戦って怪我をすることが。」
「なんだと・・・?」
ワルドの挑発にジャイアンは眉間にシワを寄せる。
「ダメよ、タケシ。そんな安っぽい挑発に乗ったら!」
だがルクシャナの言葉にジャイアンは我に帰る。
「とにかく!君には申し出を受けてもらう!もし逃げたら君はそれまでの男だった、と言うことにする!」
「俺はやらない。他を当たれ!」
そう言うとジャイアンは周り右をする。
「仕方がないな。」
ワルドは猛烈な気配を放った。
「『「!?」』」
ワルドが杖を抜いた。そして粗同時に、三人はすぐにその場から飛び退いた。
ドン!
ジャイアンに当たらなかった風の魔法は、ルクシャナとスネ夫が座っていたベットに命中する。かけ布団が破れて、白い羽根が部屋中を舞う。ジャイアンは顔をしかめた。
「どういうつもりだ、お前?」
「アルビオンでは、貴族派の攻撃が予想される。襲撃を受けた時も、『他を当たれ』と言えるかな?」
「お前、そんなに俺と戦いたいのか?」
ワルドは笑顔を浮かべて、うなずいた。
「ああ、どうしても君と戦いたいんだよ!」
「ようやく来たか、使い魔君。」
十分後、ジャイアンが指定された旧練兵場に着くと、既にワルドが待っていた。錬兵場と言っても今は『女神の杯亭』の物置き場としか使われておらず、そこかしこに樽や木箱が積み上げられている広場で、二人は二十歩ほど離れて向き合う。
「昔・・・・、といってもきみたちにはわからんだろうが、かのフィリップ三世の治下には、ここでは貴族がよく決闘をしたものさ・・・・古きよき時代、王がまだ力を持ち、貴族たちがそれに従った時代・・・・・貴族が貴族らしかった時代・・・・、名誉と、誇りをかけて僕たち貴族は魔法を唱えあった。でも、実際はくだらないことで杖を抜きあったものさ。そう、例えば女を取り合ったりね。」
そして今、そのくだらないことで、争う貴族がまたあらわれたと言うわけか。
「そして立ち合いには、それなりの作法というものがある。介添え人がいなくてはね!」
「???」
「安心したまえ。もう、呼んである。」
すると物陰からルイズが現れた。彼女は二人を見ると、はっとした顔になる。
「ワルド、来いって言うから、来てみれば、何をする気なの?」
「彼の実力を、ちょっと試したくなってね。」
「ワルド!お願いだからそんなバカなことやめて。今は、そんなことしているときじゃないでしょ?」
ルイズは慌ててワルドを止める。これから大切な任務だというのに、怪我をしては元もこもない。
「そうだね。でも、貴族というヤツはやっかいでね、強いか弱いか、それが気になるともう、どうにもならなくなるのさ。」
だがルイズの心配をよそにワルドは聞く耳持たない。
「タケシ、やめなさい。これは命令よ?」
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他