がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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「ばっ!ばかーーーー!何してんのよーー!!!」

 

突然天井から乱入し、ウェールズを攻撃しようとしたジャイアンたちにルイズが慌てて怒鳴る。

 

「こいつは賊だろう、攻撃して何が悪い?」

 

ジャイアンは、ジト目でルイズを睨みつける。

 

「ちっ!違うのよ!その人は空賊だけど殿下なのよ!」

 

「ちょっと何言ってるか分からない。」

 

スネ夫は首を傾げる。

 

「だから空賊として襲ってきたけど、その人は本当は殿下本人で・・・あぁもう!」

 

ジャイアンたちはワルドを見る。

 

「つまりだ、君が今攻撃しかけたその人こそ、僕たちの旅の目的であるウェールズ殿下本人だ。空賊に扮し敵の物資補給を断つ作戦の最中だったらしい、僕たちの乗った船は偶然それに巻き込まれてしまった、ということだ。」

 

そう言いながらワルドは苦笑する。

 

「『「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」』」

 

突然の展開にジャイアンたちは呆然とするも、武器をおさめた。するとルイズは二人を見ながらおずおずと話しかける。

 

「あの・・・・タケシ・・・・スネ夫・・・・・・・」

 

「・・・手紙は?」

 

「えっ?」

 

「手紙は取り戻せたのか?」

 

「あ・・・それはアルビオンのニューカッスルにあるって・・・」

 

「『・・・・・・・。』」

 

「その・・・助けに来てくれたのよね・・・?」

 

「『そんなわけないだろう。』」

 

ジャイアンとスネ夫の声がハモった。

 

「な、なによ!殿下にあんなことしたくせに!・・・・でっ・・・でも助けに来てくれたのは・・・その・・・ほっ・・・・褒めてあげるわ!」

 

「『・・・・・・・・・・・・』」

 

ジャイアンとスネ夫は沈黙したまま船室へと向かう。宿で感じた冷たさは少しだけ減じている、そんな気がした。

大変なことになりかけたが、二人が自分を救うために来てくれたのだ、そのことが何よりもうれしかった。

 

「ありがとう・・・・」

 

誰にも聞こえないように、ルイズは小さく呟いた。こうして一行は、ニューカッスルの王党派しか知らない港へ向かい、そこからニューカッスル城へ行くことになった。それはルイズが説明したとおり、アンリエッタの手紙はそこにあるからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

城のホールでパーティが行われた。玉座には年老いたアルビオン王、ジェームズ一世が腰掛け、皇太子ウェールズがその脇に控える。明日で自分たちは滅びるというのに、ずいぶんと華やかな宴であった。キュルケとギーシュはパーティをそれなりに楽しみ、タバサは料理を食べ進めている。一方、ルイズはどこか暗い表情をしながら椅子に腰かけていた。ジャイアンとスネ夫が適当に料理を食べていると、ウェールズが話しかけてきた。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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