「君たちに言っておかねばならない事がある。明日、僕とルイズはここで結婚式を挙げる。」
「ふ〜ん。」
「こんな時にね・・・・・」
あまりに非常識な事を言ってるワルドにジャイアンとスネ夫は呆れる。
「是非とも僕たちの婚姻の媒酌をあの勇敢なウェールズ皇太子にお願いしたくなってね。皇太子も快く引き受けて下さった。君たちにも是非出席してもらいたいのだが・・・・、仮に出席してしまうと君たちが帰還するための手段がなくなってしまうんだ・・・・」
「頼まれたって出ないぜ。」
「うん。」
「そうか、ならば君たちは明日の朝、すぐに船で発ちたまえ。僕とルイズはグリフォンで帰る、滑空すれば問題なくトリステインまでたどり着ける。」
その答えを予期していたかの様にワルドは頷く。
「俺たちに命令するな。」
ジャイアンとスネ夫はそのまま部屋へと向かうのであった。
部屋に戻ったジャイアンは窓際に歩み寄る。
「ジャイアン、嬉しそうだね。」
「初めてマトモな奴に会えたからな。」
「そうだね。」
バタン
いきなりドアが勢い良く開いた。
「『ハア〜っ。』」
ジャイアンとスネ夫はため息をつく。そして立っていたのは予想通り、ルイズだった。
「やっぱりここにいたのね・・・・」
ルイズは、ジャイアンの近くに歩み寄り、背中にしがみついた。上着に顔をうずめ、泣きじゃくる。
「いやだわ・・・・、あの人たち・・・・、どうして、どうして死を選ぶの? 訳わかんない。姫様が逃げてって言っているのに・・・・、恋人が逃げてって言っているのに、どうしてウェールズ皇太子は死を選ぶの?」
「君がそれを言うのかい?」
スネ夫の言葉にルイズはキョトンとする。
「えっ?」
「君は、『魔法を使える者を貴族と呼ぶんじゃない!敵に背を見せない者を貴族というのよ!』って言いながらゴーレムに突っ込んで行ったでしょう?あれと同じだよ。多分、ウェールズは死んでも敵に背を向けたくないんだよ。」
「なによそれ!?」
ジャイアンはルイズを突き飛ばす。ルイズは尻もちをつく形で二人を睨みつける。
「そもそも何で争いが起こるのか分かるかい?それは、君たちみたいな人間が他人を見下し、差別するからだよ。差別がなければ、戦争も起きない。今のこの状況は、君たちの普段の行いが招いた結果さ。もっと言うなら、ウェールズは君たちに殺されるようなものだ。」
「なっ!なんですって!?貴族を・・・・私を侮辱する気!?」
「事実だろ?」
「もういいわ!あんたたちは人の気持ちを理解しようともしない!この国の皇太子は残される人の気持ちなんか理解しようともしない!そんなに死にたいなら勝手に死んじゃえ!みんなっ・・・!みんな!大嫌いよ!」
ルイズは部屋を走り去ってしまった。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他