「あなたは・・・・私を愛していない、今解った・・・・・。あなたが愛しているのは私にあるという在りもしない魔法の才能。そんな理由で結婚しようだなんて・・・・酷い・・・・こんな侮辱・・・・・最低だわ・・・・」
ルイズは暴れてワルドから逃れようとする。そんなルイズをワルドから引き離そうとするウェールズだったが、逆に突き飛ばされてしまう。その瞬間ウェールズが素早く杖を抜き、ワルドへ向けた。
「なんたる無礼!なんたる侮辱!子爵!今すぐラ・ヴァリエール嬢から手を引け!さもなくば我が魔法の刃が君を切り裂くぞ!」
するとワルドはようやくルイズから手を離した。
「ここまで僕が言ってもダメかい? ルイズ。僕のルイズ。」
「誰があなたと結婚なんか・・・!」
「そうか・・・この旅で君の気持ちを掴むために努力はしたが・・・仕方ない。わかった。今、返事をくれとは言わないよ。でも、いずれ、君の気持ちは、僕に傾くはずさ。こうなっては・・・・『目的のひとつ』は・・・・一先ず保留としよう・・・・」
「目的?」
さっぱり意味が解らないというようにルイズは呟いた。
「そう。この旅における僕の目的は『三つ』あった。そのうちの二つが達成できただけでも、よしとしよう。まず一つは君だルイズ。君を手に入れる事だった。二つ目の目的はアンリエッタの手紙だ。これは手に入れるのはたやすい・・・・」
「ワルド、あなた・・・・・」
何やら只ならぬ雰囲気が場を支配する、キュルケとタバサもゆっくりと杖を構えた。
「そして三つ目・・・・・」
『手紙』という単語で今こそ確信を得たウェールズは魔法を詠唱する。だがそれよりも早く、二つ名の閃光のようにワルドは杖を引き抜き呪文を詠唱。
「危ない!!」
するといきなりジャイアンが、ウェールズの前に現れる。
グサッ
ワルドは風のように身をひるがえらせジャイアンの胸を青白く光る杖で貫いた。
「貴様!!」
邪魔をされたことで、ワルドは杖を引き抜き、後ろに飛んだ。どうやら三つ目は、ウェールズの命だったようだ。
「ジャイアン!」
「タケシ!!」
「タケシくん!」
ジャイアンが胸を抑えて、膝をつく。そんな彼にスネ夫、ルクシャナ、ウェールズは駆け寄る。
「き、貴様。まさか『レコン・キスタ』か。」
突然の暴挙に凍り付いていた衛士がいっせいにワルドに飛びかかる。しかしワルドが杖の一振りで巻き起こした『ウィンド・ブレイク』で、その全員が吹き飛んだ。
「貴族派・・・!ワルド、あなたアルビオンの貴族派だったのね!」
ルイズの叫びにワルドは頷いた。
「いかにも。だが『アルビオンの』というのは正確ではないな。我々『レコン・キスタ』は国境を越えて繋がった貴族の連盟さ。我々に国境はない。」
そう言ってから、ワルドは再び杖を掲げた。
「・・・では使い魔くん。君を殺して手紙を奪うとしよう、そこの仲間も一緒にな。」
ワルドは冷たく言うと、杖を構える。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他