がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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「あれ・・・・?私・・・・」

 

「ルイズ!目を覚ましたのね!?」

 

「あれ・・・・?キュルケ・・・?ワルドは・・・・?」

 

ズキズキと痛む頭を押さえながらルイズはキュルケに尋ねる。

 

「それが・・・あの・・・・その・・・・」

 

キュルケが視線をジャイアンに向ける。

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

ルイズはジャイアンに視線を向けた後、彼の横で倒れている血まみれのワルドに視線を移す。そして全てを理解した。

 

「脱出するぞ、これ以上ここにいても無意味だ。」

 

すると地面からヴェルダンデが顔を出す。どうやら脱出用の通路が出来上がったようだった。

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

ウェールズは指にはめていた風のルビーを引き抜き、ジャイアンに手渡す。

 

「これをアンに渡してくれ。そして、伝えてくれないか?愛していると。」

 

ジャイアンはそれを受け取り、ウェールズは手を差し出してくる。

 

「タケシくん、スネ夫くん、ルクシャナちゃんも面倒をかけたね。」

 

ジャイアン、スネ夫、ルクシャナはそれぞれ交代でウェルーズと握手をする。

 

「さあ、早く逃げるんだ。もうすぐここも・・・」

 

「そうだな。」

 

近くで爆発音。さらに近くで、反乱軍のものと思しき鬨の声がする。ジャイアンたちなら全滅させることも可能だが、足手まといが多すぎる上、脱出が面倒になる。そう考え、脱出することを決めた。

 

「君たちが親友に再会できることを祈っているよ。」

 

ウェルーズに別れを告げ、ヴェルダンデの掘った穴へと飛び降りる。ヴェルダンデが掘った穴は、アルビオン大陸の真下に通じていた。ルイズたちが穴から出ると、そこは雲の中だった。落下する7人とモグラを、シルフィードが受け止める。明らかに定員オーバーだがそんなことは言っていられない。ヴェルダンデはシルフィードの口にくわえられたので、抗議の鳴き声を上げた。

 

「きゅいきゅい!」

 

最後の一人を回収したタバサはシルフィードに脱出命令を出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

雲の中を飛び、アルビオンから脱出した一同は、追っ手の気配が無い事を確認して一息ついた。

 

ヒュン!!

 

「あ!!」

 

強い風が吹き、ルクシャナの被っていた帽子が宙を舞う。

 

「『「『!?』」』」

 

帽子の下から現れた彼女の耳にルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュは言葉を失う。

 

バサ

 

スネ夫は咄嗟に帽子を掴み、そのままルクシャナの頭に被せる。

 

「このことは黙っていろ、もし誰かに話したら・・・・分かってるな?」

 

「も・・・・もちろんだよ!!ねぇ!?」

 

ジャイアンは凄まじい殺気で四人を睨む。ギーシュとキュルケは怯えながら首を縦にブンブンと振る。タバサは無言でいる。そしてルイズは

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

眉間にシワを寄せながらルクシャナを睨む。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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