がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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「わたくしの婚姻を妨げようとする暗躍は未然に防がれたのです。わが国はゲルマニアと無事同盟を結ぶことができるでしょう。あなたたちのおかげで、危機は去り、平和な時間に戻りました。ありがとう、ルイズ」

 

アンリエッタは無理矢理に明るい声を出した。いつまでも落ち込んではいけないと考えたのだろう。するとジャイアンはポケットから風のルビーを取り出し、アンリエッタに手渡す。

 

「ほらよ!」

 

「これは、風のルビーではありませんか。ウェールズ皇太子から預かってきたのですか?」

 

「じゃあな!」

 

用が済んだとばかりに、ジャイアンとスネ夫は部屋を出て行った。ルイズも慌ててアンリエッタに一礼をした後、部屋を出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその帰り道、馬車の中では

 

「ね、ねぇ、タケシ、スネ夫?」

 

「・・・なんだ?」

 

「・・・・ん?」

 

しばらくの沈黙、そしてルイズは顔を赤くして何か言いにくそうにしている。

 

「えと、その・・・・いつまでも、このままっていうのはあんまり・・・よね。だ・・・だから・・・その、契約してあげてもいいわよ?」

 

「『断る。』」

 

一瞬で答えが返ってきた。ルイズは思わず肩をずるっと落とす。

 

「なっ・・・なんでよ・・・?別にかまわないのよ?」

 

以前契約の事で話し合った事をすっかり忘れているルイズ。

 

「あのね。平民が貴族と契約したいと思ってるんなら、大間違いだよ。」

 

「解除の方法も分かってないのに、するわけないだろう。」

 

その言葉にルイズはおとなしく窓の外に視線を戻す。

 

(解除方法・・・か・・・・もし見つかったら・・・・)

 

そんな事を考えながらルイズは声をかける。

 

「ごめんね、私なんかが召喚しちゃって。」

 

「あいつの手掛かりが見つかった。そのことには一応感謝している。」

 

「一応って何よ・・・」

 

「俺たちは、いずれ元の世界に戻るつもりだ。」

 

「元の世界?何よ、それ?」

 

キョトンとするルイズにスネ夫は答える。

 

「僕たちはこの世界とはちがう、別の世界から来たんだ。」

 

その言葉を聞いたルイズは二人に身を乗り出してくる。

 

「ち、ちょっと待ちなさいよ!あんたたちは東の国から来たんじゃなかったの?」

 

慌てふためくルイズにジャイアンは面倒くさそうに答える。

 

「東の国?ああ、あれは嘘だ。」

 

「なあんですってえ!!!!!!」

 

「約束を守らない奴に秘密を打ち明ける馬鹿が何処にいるんだよ。」

 

「こっ、この・・・・」

 

嘘の情報を掴まさせれていたことにルイズは怒り出す。

 

「お前は信用できない。だって俺たちとの約束を破っているだろ?」

 

そう、ルイズはジャイアンとスネ夫の秘密をあっさりとアンリエッタ、ワルド、キュルケ、タバサに喋っていたのだ。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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