「これ、一応あんたたちも読んでおきなさい!」
手紙をジャイアンに渡した。
「なんだこれは?」
「姫さまからの手紙よ!」
内容をかいつまむとこうだ。アルビオンは艦隊が再建されるまでまともな侵攻をあきらめ、不正規な戦闘を仕掛けてくる可能性が非常に高い。例えば、街中の暴動や反乱を扇動するような卑怯なやり口でトリステインを中から攻めててくる。そのような敵の陰謀がある可能性を危惧したアンリエッタは治安の維持を強化する判断を下したということだ。
「それで? 俺たちになんの関係がある?」
「だから! ちゃんとこの先に書いてあるでしょ!」
ルイズはジャイアンを叱りつける。
「わたしは身分を隠して情報収集をしなくちゃいけないの!なにか不穏な活動が行われていないかとか、平民達の間で流れてる噂とか調べるのよ!わたしがやるんだからあんたたちも手伝うのは当然でしょ!」
「・・・・・・・・・・・・。」
ジャイアンが一通り手紙に目を通すと、手に力を込め
ビリビリ
「ちょっと! アンタ!?」
その場で手紙を破り捨てる。
「手紙なんて寄こしやがって・・・・・あの女はいつからそんな大物になり下がっちまったんだ!」
「待ちなさいよ!それは大事な手紙だって姫さまが!!!」
「あの女に伝えて来い!俺様にものをいいたきゃ、報酬もって自分で来いってな!」
図々しくまたタダ働きさせようとするアンリェッタにジャイアンは怒りを隠せずにいた。
「分かったんなら、帰れ!」
それだけ言うと、ジャイアンはルイズを部屋から追い出した。
「ジャイアン、いいのかな?」
「いいって、いいって。」
ジャイアンはその場で横になる。
「でもこの任務・・・・・。」
「ああ、絶対失敗するぜ。」
「タケシ・・・・・スネ夫・・・・・」
次の朝、ふらふらな足取りでルイズがジャイアンとスネ夫の部屋のドアを開けた。相変わらずノックをせずに。
「無事に帰ったか、結果は言わなくていいぜ!」
「おそらく博打で持ってたお金を全部スッたって所かな?」
ギクッ
図星を突かれて身体を震わせる。
「ね、ねぇ・・・・二人とも? あの――」
するとルイズはなにやら言いにくそうにジャイアンとスネ夫を上目遣いで見つめながら口を開いた。
「『断る!』」
本題切り出す前にバッサリ断られ、ルイズがずるっと肩を落とした。ここで手を貸したら、彼女の為にならない。ジャイアンとスネ夫は心を鬼にした。
「ま、まだ何も言ってないじゃない!」
「他に何がある?」
ジャイアンはこれ以上ないほど冷たい目でルイズを見る。
「呆れはてて何も言えん。」
「だ、だったら何で一緒に来なかったのよ!?」
「失敗すると分かっている任務に何で行かないといけないんだ?」
「仮に行ったとして、君は僕たちの言うことを少しでも聞いたかい?」
「うっ・・・・。」
ルイズが言葉につまる。そんな彼女に興味を無くしたのか、二人はそのまま視線を逸らす。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他