がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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約束の時間まで後数時間。

 

「なん・・・・でよ!!どうし・・・・て、私だけこんな・・・・。私だけ・・・・私だけ!!」

 

ルイズはボロボロと涙を零し、思いを吐露する。それは理路整然としてはおらず、ただ感情に任せるままの言葉であった。

 

「私は・・・・私はただ、魔法を成功させたいだけなのに・・・・何で上手くいかないのよ!?」

 

ルイズはそのまま手で顔を覆ってうずくまった。

 

「・・・・ひくっ、勉強だって沢山してるのに、努力だって怠ったことないのに、何で魔法が使えないのよ!」

 

静まり返ったヴェストリの広場にルイズの泣き声だけが響き渡る。

 

ザッ

 

「!?」

 

ルイズの前に四人の黒いローブにフードをすっぽりと被った人物たちが現れた。

 

「何なのあんたたち?どこの手のもの? ゲルマニア? ガリア? それともトリステインの低級貴族?」

 

ルイズの言葉を無視し、四人はルイズに襲いかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐえっ!」

 

ボロボロになったルイズは首を掴まれ、そのまま持ち上げられる。

 

「ふっ、こんな奴を何で欲しいのかね、あの方も・・・・」

 

ルイズは殺気のこもった目で四人を睨みつける。

 

「~~~~っ!!!あんたたちなんて・・・タケシたちが来たら一瞬でお終いなんだからっ・・・・」

 

その言葉に四人は呆れる。

 

「お前、いつまでそうやって他人に助けて貰うつもりだ?」

 

「まぁ、こんなクズみたいな学院にいてもお前は並みの人間止まり、強くはなれねえぜ。」

 

「仲間とヌクヌク貴族ごっこじゃあ、お前は腐る一方だぜ!」

 

「私たちと一緒に来い。そうすれば、あの方が力をくれる。」

 

するとルイズの首を掴んでいたコートの人物がそのまま彼女を投げ飛ばす。

 

「無理やり連れて行っては意味がないそうだ。お前が決めるんだ!」

 

「どうするんだ?くるのか?来ねえのか?はっきりしろ!!」

 

バタン!!!

 

「ぐはっ!」

 

ルイズの身体が校舎の壁に叩きつけられる。

 

「このぉ・・・・私はヴァリエール公爵家の3女よ!アンタたちごときゴミクズが逆らっていい人間じゃないの!分かる!?」」

 

「あのな。お前は爵位持ってないんだろう。しかも継承序列は3位。つまりは、親の威を借りてるだけのただの猿だ。それをまず自覚しな。」

 

「なななな!」

 

「お前に敬意を評している奴らはお前を見てるんじゃない。お前の親の影を見てるんだ。つまりお前は親に頼らなきゃ何も出来ん無能な家畜だ。」

 

「な、何たる侮辱!」

 

ルイズが、ぶんぶん腕を振りまわす。だが四人は、いとも簡単によけながら言い負かしていく。

 

「何よなによなによなによなによ!」

 

ぶんぶん!!!

 

ベシッ

 

ルイズは頭にカカト落としを喰らい、その場に倒れる。

 

「こんな生温い場所で仲間と傷を舐め合って、どうするつもりだ?」

 

「この学園はお前にとって枷にしかならない。くだらない繋がりなど、絶ってしまえ。そうすれば、お前はもっと素晴らしい力を得ることが出来る。」

 

それだけ言うと四人は姿を消した。

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

後にはボロボロになったルイズだけが残されていた。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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