ガサゴソ
ルイズは部屋にある持ち物を整理していた。必要な物は大きな旅行用鞄に詰め、要らないものは処分していた。
「・・・・・・・・・。」
トントン
不意に部屋のドアがノックされた。初めに長く二回、それから短く三回。だがその音にルイズは反応せず、そのまま作業を続けていた。
ガチャ
しばらくするとドアが一人でに開き、入ってきたのは、真っ黒な頭巾をすっぽりと被った少女であった。
「ルイズ!」
アンリエッタがルイズを呼んだ。
「・・・・・・・・・・・。」
だが彼女はかまわず作業を続ける。
「・・・・る、ルイズ?」
「・・・・・・・・・・・。」
「驚かしてごめんなさいねルイズ。実は個人的な事で貴方にお願いしたい事があってきました。」
ガタン
作業を終えたルイズは、旅行用鞄を手に部屋の扉を開ける。
「ルイズ!」
アンリエッタはルイズの腕を掴み、彼女を引き止める。
だが
「邪魔よ・・・・・・・」
けだるなルイズの声が聞こえた、次の瞬間、彼女の腕がわずかに揺れた。
「・・・・・え・・・?」
何かが這った感触に、アンリエッタが体を見ると、ドレスの胸元が横一文字にばっくりと裂けていた。わずかの間の後、そこからせきを切ったように血があふれだす。
「あ・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・」
アンリエッタはぱくぱくと、呻きを上げると胸を押え、後ずさりに倒れた。そんな彼女を無視し、ルイズはそのまま学園を後にした。
「お待ちしております、ミス・ヴァリエール。」
「どういう風の吹きまわし?」
目線の先には、ローブを着た四人の人物がルイズに向かって膝をついていた。そしてその後ろには五匹のグリフォンたちが待機している。
「この時を持って、私たちはあなたの部下になることが決まっておりました。今までのご無礼をお許しください。」
そう言いながら四人は数時間前にした数々の仕打ちを謝罪し、頭を深深く下げる。
「ふん!そんな事より・・・・・・
ルイズは四人に自分の荷物を投げ渡すと
「行くわよ!!」
グリフォンに乗り込んだ。
「美味いぜ!」
「うん、そうだね。」
タルブ村では郷土料理、『ヨシェナヴェ』というシチューがふるまわれていた。シエスタ曰く、父親から教わり、その父親も祖父から教わったらしい。
「この村にある『竜の羽衣』の話を聞きたいんだけど。」
その言葉にシエスタの父親が簡単に説明してくれた。村から出て、少し歩いたところに祠があり、そこに奉納されているらしい。だが現在オーク鬼の群れが出没するらしく、現在は近寄ることができないそうだ。
「よし分かった!明日その祠に言ってみようぜ!ついでだ、そのオーク鬼とやらも退治してやるよ!」
そう言うとジャイアンは食事を再開する。
この小説の結末は
-
鬱エンド
-
バウムクーヘンエンド
-
デッドエンド
-
メリーバッドエンド
-
修羅エンド
-
グッドエンド
-
その他